2004.06.28

華麗なる魔女系三姉妹?!ーファイナルー

唯一の癒し系友人いでっち。だがそのいでっちにも、魔女の秘密が!!


ある日、僕がテレビを見ていると、いままで見たこともない素敵な女性が出ていた。

天海祐希!!

僕は彼女の名前をチェックすると、うつくしもの友達のいでっちに、うつくしもの通信を送った。

「今テレビ見てたら、天海祐希っていう人が出てた!!すっごく素敵!!」

いでっちの返事はすごいものだった。

「流石は円さん!!偉い!!偉すぎる!!いでっちが宝塚ファンになったのも、天海さんなんですよ!!」

このあと40行くらい、天海祐希がどれだけ素敵かが、熱く、熱く語られていたのだった。

そして僕といでっちは、天海祐希の美しさにより、一層仲良くなったのである

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
円海土下座事件から二週間後の日曜日。

いでっちの携帯から、僕の携帯にメールが入った。

「おはよ~ございます!!いでっち達、今日、会社の同期の女の子だけで、伊豆に日帰り温泉いくんですよお~。かまやつと841も一緒で~す(^o^)」

ということは

「へへへ。いでっちかまやつや、841と一緒に温泉はいるので~す(~ー~)」

生美乳見放題かよ・・・・

「いいでしょ~?円さんは一緒できないで残念ですねえ~。報告してあげたいけど、うつくしものカメラはお風呂の中に持ち込めないし~(注:携帯にカメラが付く前の話です)そんなことしたら、いでっちつかまっちゃうしな~。そうだ、メールだけなら実況してあげますよ。文字だけですがお楽しみくださ~い(^-^)」

二時間後。

「こちら伊豆実況隊(@_@)只今お食事中であります。841はアジたたき定食。かまやつは金目鯛干物定食を食しております。いでっちはウニ丼。おいしい~(^O^)」

ちっくしょお~

ウニは俺が一番好きな食べ物なのにい~

1時間半後

「こちら伊豆実況隊であります(@_@)只今温泉に到着!!これより入浴の予定」

15分後。

「こちら伊豆実況隊o(^o^)o只今841とかまやつが、脱衣所から、温泉に移動しました!!円さんの見込んだとおり、841はすっごく均整のとれた美乳です!!いでっち円さんに言われるまで全然気づかなかった!!不覚!!あと、かまやつも意外とでっかいです。しかも真っ白でマシュマロみたいです!!ああ、顔うずめて~っ!!円さんかわいそう!!麒麟と白虎が一緒にお風呂入るのを見逃すようなものですよ!!ではこれからいでっちも入浴しますv(^o^)v」

白虎も麒麟もお風呂はいらないよ・・・・

それにキミ自身はどんな姿で、携帯メール打ってるんだよ・・・・

僕は全裸で携帯を握りしめ、必死にメールをおくるいでっちを想像した。

美しくない・・・・

温泉の脱衣所で、全裸に携帯は美しくない・・・・

1時間後

「今、みんなでかき氷食べてます。いでっちね~、かまやつと、841にお風呂で、長風呂対決挑んじゃった。かまやつも、841もどんどんどんどん体から顔から赤く染まっていって・・・めっちゃくちゃ色っぽかったですヾ(´▽`)ゝああ、お風呂じゃなかったら、絶対カメラにとって、こっそり壁紙にしたのに~っ。でも私、こんな事してていいのか(-_-)?」

いいわけないだろ・・・

今頃気づいたのか?

二時間後

「今、沼津でお寿司食べてます!!うめ~っ!!今日は全裸の841とかまやつもみれたし、大満足。円さん、今日のメール夜中にみて、一人で興奮なんかしないでくださいよお~
(  ̄ー ̄ )」

するかっ!!中学生じゃあるまいし!!

10分後

「かまやつです(-_-)恥を知って下さい!!いでっちにこんなことさせて(キ`-´)」

2秒後

「841参上(ー_ー) !!メールとはいえ、この痴漢、のぞき行為は高くつきますからね~\(`-´メ)」

おいっ!!いでっちが勝手におくってきたんだろ!!

僕は二人の携帯にメールを送った。

「見苦しいですよ(=_=)円さんがそそのかさないのに、いでっちがこんな事するわけないでしょう?いい加減にして下さい(-_-x」

誤解だ・・・・

酷すぎる・・・・

午後11時

「へへへ。円さんごめんなさい。二人にみつかったので、思わず円さんに頼まれたっていっちゃいました(´。`)。あとで訂正しておきますから。それじゃお休みなさい(_ _)φ」

コノウラミ・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

二ヶ月後。

シュガケンの店で、高速841のお誕生会が開かれていた。

「お誕生会衣装で~す」

そういって、かまやつが紙袋から出してきたのは、南の島の女の子がきているような、腰ミノとブラ。

「きちんとつけると美乳ハンターの円さんが鼻血出すので、服の上からでいいですよ(-_-)」

誰が美乳ハンターじゃ!!

「じゃあ、いたいけな女の子に痴漢のぞき行為を強要する変態だとでも?」

841が冷たい表情で言う。

僕はいでっちを見た。

そっぽを向いて、気づかないふりをしている。

こいつう~っ!!訂正してね~なっ!!

841の腰ミノ、ブラ姿をいでっちがデジカメで撮った。

だが、ほかの人はとらない

「いでっちのうつくしものカメラには、自分がうつくしいと思ったモノしかとらないんです」

そっか。

うつくしいものしかとらないのか・・・・

いいこときいた・・・・


僕は水中脱糞を得意技とするダイビングインストラクターのカズさんの耳にささやいた。

「あの衣装、カズさんが着たらウケますよ。きっと」

優秀なダイビングインストラクターはサービス精神が旺盛。

優秀なダイビングインストラクターは裸になるのが好き。

「おう!!841!!その服かしてみな!!俺が本当の着方をみせてやる!!」

カズさんはそういうと、腰ミノとブラをかかえて、トイレに入っていった。

みんなの目が期待に輝く。

だが、僕の視線はテーブルの上にあるいでっちの、うつくしものカメラを確認していた。

そのとき、トイレからカズさんの歌う、怪しいフラダンス風の調べが・・・

カズさんがトイレから出てきたとき・・・・

Tバックの黒パンツだけの姿に腰ミノとブラをつけた、マッチョなカズさんの姿が現れた!!


何故に男がTバック?!


優秀なダイビングインストラクターであるカズさんは、予想どおり、足の毛も剃っていて、脇以外はみなツルツルだ。

その姿は妙に艶めかしかった。

みな、爆笑しまくっていた。

僕はすかさずテーブルの上のうつくしものカメラを取り上げた。

いでっちが、あっ!!という顔をした。

「カズさん!!写真とってあげますよ!!」

841がいでっちの方を見ながら「円さん!!」と呼びかける。

僕はいでっちの顔を見た。

泣きそうな顔だ。

コノウラミ・・・・・

コノウラミ・・・・・

コノウラミハラサデオクベキカッ!!

僕はいでっちの泣きそうな顔には気づかないふりをして、妖しく艶めかしいフラダンスを踊るカズさんの姿を、うつくしものカメラに納めていった。

いちま~い

に~ま~い

さんま~い

いでっちの顔が泣きそうな顔から、情けない顔にかわった。

僕はいでっちの顔を見るとニヤリと笑った。

いでっちは、ようやくこれが復讐だときずいたようだった。

「さあ、カズさん、素敵なTバックから見えるおしりも強調して!!」

カズさんは、後ろをむくと、腰ミノをばっと上にあげ、肛門以外は丸出しのおしりを披露した!!

よんま~い 

ごま~い 

ろくま~い

いでっちはがっくり頭を垂れ、静かにテーブルの上のフォークを見ていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

デザートがでたころ、かまやつが、よせばいいのに、不気味な話をはじめた。

「前にアメリカの死刑囚が、死んだら医学の為にやくだててくれっていって、自分の体を5ミリきざみかなんかに刻んで、それを展示することにしたんです。で、何年か前、それが日本に来たんですよ」

「で、見にいったの?」

かまやつの外見の可愛さにダマされているカズさんが尋ねた。

「はい。流石に彼氏とはいけないんで、一人で行きました」

5ミリきざみに刻んだ死刑囚の死体を一人で見に行く女・・・・

さすがは毎日、ラット200匹の頸椎を折り、脳を取り出して、すりつぶし、投与した薬品がどれだけ脳に含まれているか確認する実験をしているだけの事はある。

「こえ~」

カズさんも、かまやつの危険さに気づいたようだった。

僕はかまやつから、ラットの頸椎を毎日200匹折っているという話をきいたとき悪夢を見た。

僕の亀頭がいつの間にかラットの頭になっており、それをかまやつがつかむとポキッと折る。僕の体に激痛が走る。いつの間にかラットは生き還り、「キイ~」と叫ぶ。それをかまやつが、僕の顔を見ながら意地悪そうな顔で、またポキッっと折る。

キイ~(>_<)!!ポキッ(^-^)!!う~っ(;>_<;)!!

キイ~(>_<)!!ポキッ(^-^)!!う~っ(;>_<;)!!

キイ~(>_<)!!ポキッ(^-^)!!う~っ(;>_<;)!!

思い出したくない悪夢だ・・・

彼氏と別れたかまやつを、僕が口説かない理由の一つである。

「あいかわらず、しょうもない事を・・・・」

いや~な事を思い出した僕は、吐き捨てるように言った。

「自分だって、ハトを拳銃で撃ち殺してる癖に!!」

かまやつが言う。

僕は話をそらすことにして、いでっちにいった。

「いでっちは唯一の癒し系だから、そんなとこにはいかないよね?」

その時僕は、いでっちの顔から表情がなくなっているのに気づいた。

テーブルの下では、膝の上にデジカメを持っているらしい。

しまった!!やばいかも!!

いでっちは氷のような顔で僕の顔を睨むといった。

「いでっちそんなところにはいってませんよ(-_-x」

皆がいでっちの異変に気づき、注目した。

「でもいでっち、人体解剖したことがあります(ー_ー) !!」

流石に全員が「ええっ!!」と驚きの声をあげた。

「しかもやってる間、毎晩弟を人体解剖してる夢をみました
(`-´メ」

何故肉親を・・・・・

いでっちの目は僕だけを見据えている。

怖い・・・・

「今夜あたり、きっと円さんを解剖してる夢を見ると思います
(キ`-´)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

魔女の時代がいつ終わるのか・・・・

それを知るものはどこにもいない・・・・


The End

NEXT 「伝説のパラダイスビーチを探して」

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)

| TrackBack (0)

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅷ

幼いしゃべり方をしても管理職。うつくしものカメラをもって世界中を回る、仲間内唯一の癒し系(?)いでっちの物語


いでっちと僕はうつくしもの友達だ。

うつくしもの友達

それは美しいものを見つけたら、報告しあう友人である。

何故、僕等はうつくしもの友達になったのか?

そのきっかけは、東中野にある焼き肉屋さんだった・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだ知り合ったばかりの頃、僕と魔女系三姉妹他数名は、伊豆に日帰りのダイビングに行き、めずらしく渋滞にひっかかる事もなく、夕方五時前に都内に戻ることができた。

飯でも食べて解散しようかという話になり、あれこれと場所を考えているとき、僕はしばらくいってない店を思い出した。

「東中野の日本閣の向かいにさあ、最近行ってないけど焼き肉屋さんがあるんだよね。」

「東中野ですか?」

かまやつの家は東中野から近いし、高速841といでっちは、中央線で三鷹のずっと先まで帰らなければならない。

「味も悪くないんだけど、マダムがすっごく雰囲気のある人で・・・」

「円さん。焼き肉屋なのにマダムですか?」
高速841がすかさず混ぜ返した。

「俺もそう思うけど、なんというか、ファッションも地味ながらオシャレで背が高くて、スタイルもよくて、あれはマダムというしか・・・・」

それまで寝ていた、いでっちがムクリと起きあがった。

「いでっちいく!!」

車のなかでいきなり叫びだしたいでっちに、みんなが驚いた。

「円さん、それ本当ですか?本当に素敵ですか?今、円さんの美的センスが問われているんですよ(@_@)」

「いや、本当に素敵だって。俺がマダムと呼ぶのはあの人だけだし」

「本当ですね?絶対ですね?背が高くて、地味目のファッションだけど素敵でスタイルもいいんですね?(@_@)」

「うん。素敵でないという人はいないと思うよ」

「いでっち行きます!!行きましょう!!その焼き肉屋。そして円さんの美的センスがどの程度のものか、みんなで確認しましょう(^0^)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

焼き肉屋につくと、レジに座ってたのはオヤジさんだった。

僕等を見ると騒がしそうな客だと思ったのか、二つある個室のうちの一つに通した。

「個室だからってキスとかしないでね。うちは焼き肉屋だから。」

する人いるんだろうか?焼き肉屋で・・・

「円さん。とても素敵なマダムがいるとは思えませんね。店はきれいですけど。おじさんもイヤな感じだし。まあ、私は肉がうまけりゃいいんですけどね」

高速841が言った。

「俺も、あのおじさんは苦手なんだよ」

「きっとあのおじさんは、マダムの旦那さんなんですよ!!男の本能で円さんが、マダムを素敵!!って思ってるのを察知して、円さんをいじめているのでは(@_@)」

いでっちが期待に目を輝かせていった。

「あるいは、この個室で円さん誰かとキスしたとこ、あのおじさんに見られたんじゃ?」

かまやつだ。


「そんなことはホテルいってからするわいっ!!歩く生殖器のシュガケンと一緒にするな!!」

その時・・・・

「いらっしゃいませ」

ドアを開けて、はいってきたのは・・・

マダムだ!!

いでっちの背後に立つとメニューを僕に手渡す。

その時、マダムの手と僕の手が触れ、僕は年甲斐もなく赤くなってしまった。

いでっちは、僕の指とマダムの指が触れたのを見逃さなかった。

僕の顔が赤くなっているのに気がつくと、すかさず後ろを振り向き、マダムの顔を至近距離から見つめた。

じ~いっ(@_@)

じ~いっ(@_@)

じ~いっ(@_@)

いでっちの至近距離からの直視に、多少ひるんだマダムだがすぐに普段の優雅な接客態度に戻って言った

「よろしければ、先にお飲み物でも。」

各自が飲み物を注文しはじめたが、いでっちはマダムを見つめたままだ。

「あの、お飲み物は・・・」

いでっちは、はっ!!とすると下を向き、小さな声で「ウーロン茶を下さい」といった。

僕がとりあえずサラダ、キムチの盛り合わせ、レバ刺し、タン塩を注文すると、マダムは部屋を出て行った。

「くう~っ(>_<)」

いでっちがうつむいたまま、奇妙な声をあげた

「円さん!!素晴らしいです!!とっても素敵です。確かにあれはマダム。マダムとしかいいようがありません!!円さんが、手をちょこっと触れただけで、真っ赤になるのが良くわかります!!すばらしい美的センスです。いでっち感激しました(*^_^*)」

その目は異様なまでにキラキラしている。

「いでっちがマダムにカルビのオーダーしてもいいですか?」

そういうと、周囲の返事を聞くまでもなく、呼び出しボタンをかまやつに押させた。

「いでっちもメニューもらいます!!マダムと手が触れたらどうしよう!!キャーッ(>_<)」

(-_-)

「焼き肉屋に来て、こんな萌え萌えモードになる女はじめて見たよ」

高速841があきれたように言う。

「いでっちは宝塚マニアだから・・・」

かまやつが、すでに見慣れているのか、醒めた表情で言った。

ガチャ。

残念な事にドアを開けてオーダー取りにきたのは韓国人の女の子だった。

いでっちはさぞかし残念な顔をするかと思いきや・・・・

「マダムを呼んで下さい(^-^)」

「マダム?」韓国人の女の子は、マダムという言葉の意味がわからないようだ。

「そう マ・ダ・ム(^-^)!!」

「どれですか?」

女の子は、いでっちにメニューを渡した。

どうやら料理の事だと思ったらしい

(^-^)

「あの・・・」

(^-^)

無言で笑顔だけ見せるいでっちに負け、女の子が部屋から出て行った。

当然入れ替わりにマダムが来た。

「ウルテってなんですか(^-^)?」

「喉の軟骨のことですわ」

「ご飯にいろいろな野菜がのったのはなんでしたっけ(^-^)?」

「ビビンバでしょうか?」

(^-^)(^-^)(^-^)(^-^)

「・・・・・・」

「じゃあ、カルビを六人前下さい(^-^)」

「はい・・・・カルビを六人前ですね」

なんか、会話が微妙に成立してない気が・・・・

だが、僕はいでっちがマダムにメニュー返すとき、ナニゲにマダムの手にふれるように渡すのを見逃さなかった。

マダムが出て行った

「へへ。いでっちもマダムの手にふれちゃった~っ。お話もしちゃったし~。今日は手を洗わないでねよっと!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが僕といでっちとが、うつくし物友達になったきっかけなのだった。


(To be continue.Uploads soon!!)

| TrackBack (0)

2004.06.21

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅶ

果たして敵か味方か?いでっちの美乳チェックが841を襲う!!

「おまえ~っ!!」

いでっちの女なのか男なのかわからないコメントで、841はキレた。

いかん!!ここは一気にたたみ込まなければ!!

「オラオラオラ!!キミの美しい美乳、みせてもらおうじゃないかっ!!何も生乳を見せろといっている訳ではない。ブラつきでいいから。水着と一緒じゃないかっ!!」

僕は841に迫った。

841は流石に焦った。

「ちょっ、ちょっ、ちょっと待って下さい!!下着と水着は違うでしょ!!」

そういいながらリビングの隣の和室に逃げる。

僕はゆっくりとおいかけた。

「さあさあさあさあ。16や17の小娘じゃあるまいし!!何故ブラの一つや二つみせられん!!しかもせっかくきれいなかわいいブラしてるのに!!なんなら私もパタゴニアのシルクウエイトパンツみせようか?ズボン脱いで。それなら男女平等だろう?」

「誰も見たくないですっ!!円さんのパンツ姿なんてっ!!いでっち!!円さんをとめろ!!おまえの責任だ!!」

「え~!!いでっちも見たいのに~(>_<)」

「わかった!!おまえには見せる!!私のパステルイエロー!!見せてやるから円さんをとめろっ!!」

「円さん、そこまでです。モデルさんにはそれ以上近づかないように(^O^)」

いでっちが態度を急変させ、僕と841の間に入った。

「いでっち!!おまえはうつくし物友達を裏切るのかっ!!」

「ちがいます。このままやっても、841がおとなしく見せるとは思えません。円さんが無理矢理見ようとすれば単なる痴漢。無理矢理やらなければ、私も円さんも美乳を拝むことができなくなります。だから、円さんを痴漢にさせない為にも、私が841の美乳チェックをして、円さんに報告することにしたんです。ああ、なんて美しい友情!!感謝して下さい。円さん(^_^)v」

なんか違う。激しく違う・・・・

「じゃあ、841はその椅子に座って(^-^)」

いでっちは折りたたみの丸椅子に841を座らせた。

「で、円さんはそこに正座して下さい。いきなりかけよってのぞけないように。そんな事したら、私がちゃんと美乳チェックできなくなりますから(-_-x」

僕は841から1.5m離れた場所にキチンと正座した。

「じゃあ、841の美乳ちぇ~っく(^O^)まずは弾力チェックから」

そう言うといでっちは、841の美乳をいきなり”むんず”とつかんだ。

「あっ・・・・」

硬派の841が驚いて妙になまめかしい声をあげる。

「う~ん。円さん。これは偽乳ではないです。この感触。パットなどではなく、100%本当の美乳。このいでっちがうつくし物友達の名にかけて保証します(@。@)」

「ちょっ、ちょっといでっち!!揉むな!!揉んでいいとはいってないぞ!!」

841が言う。その言い方も、なんか艶っぽい。

こいつら本当にノーマルなのか?レズ友達じゃないだろうな?

「これは失礼。感じちゃいましたか(・_・)?」

「感じるか!!揉むなといっただけだろうが!!」

『でも、今の841の「あっ・・」って声、妙に切なさそうだったよ』
かまやつがいきなり割り込んで発言した。

「かまやつ!!おまえまで余計なこというな!!」
841がかまやつに噛みついた。

「いでっち。俺にはやはり841の乳が本物とは信じられん。本物なら、この前の沖縄のとき記憶に残るはず。記憶にないということは、怪しい。パットではないのは信じるが、塩水バックを中に入れてるんじゃないか?その辺の可能性を含めて、もう一度確認してくれ」

「バカいってないでください!!なんで私が、胸整形しなきゃいけ あっ・・・」

再びいでっちが弾力チェックをしかけたのだった。

「見ましたか円さん?この感度。塩水パックがはいってるとは思えませんが。はいっていれば、感度がもっと鈍いのでは?(@_@)」

「おまえ~っ!!揉むなといったろうがあ~っ!!」

「まあ、確かに塩水バック乳にしては感度が良好すぎますな」

「私を無視して二人で話すなっ!!」

「うるさいから、弾力チェックはこれくらいにしてください。今度は視認を宜しく。いでっち」

「だから、私の意向を無視して、勝手にすすめるなといっとろうが~っ!!」

「本当にうるさいですね。841、あまりうるさいと円さんにチェックさせますよ。いっとくけど、ここは円さんの家なんですから。入った以上、たとえレイプされても裁判では勝てませんよ。まして下着チェックなんて、軽犯罪にもなりません。私たちだって841よりの証人するとは限らないし( -_-)」

「裁判なんか関係あるかっ!!この場でXXX斬ってやるわいっ!!」

「841大丈夫?キャラが壊れてきてるみたいだけど(^_^;)」
とかまやつ

841もはっと我に返る。

「おとなしくなったので、視認してください」

「は~い。じゃあ、シャツのボタンを二つはずしますね~o(^o^)o」

いでっちは楽しそうに言う。

僕はじい~っと841の顔を見つめつづけた。

「なんでジッと私の顔みるんです!!」

「だって胸見ると怒るじゃん」

「だからって顔見ないで下さい!!」

僕は股間を見た。

「見るなっ!!ズボンとはいえ、股間みるな!!」

「だって正座してるから正面見ると股間なんだもん」

「正面でも見るな!!」

「顔はダメ、胸はダメ、股間はダメ。いったいどこみりゃいいのだ」

「どこも見るな!!いでっちの声だけきいてろっ!!」

「イヤだ。じゃあ、やっぱ一番失礼のないとこで、目をみよっと。人の目を見て話せって言われたし」

「いいですか~。じゃあ、覗きますよ~(^◇^)」

そういうといでっちは841のシャツをつまみ、胸との間に隙間をつくると
のぞき込んだ。

「おおっ!!(°o°)」

じ~っ

「すごいですよ円さん(°◇°;」

じ~っ

「これを男が見たら、絶対むしゃぶりつきたくなります!!(☆o☆)」

じ~っ

「こりゃあっ!!私の顔見るな!!」

僕は841の目から絶対視線をはずさない。841も負けずに視線を外さない。男女が向かい合って視線をがっぷりと四つに組みながら、女性の側の胸を、別の女性がチェックするという・・・・

841の顔はみるみる真っ赤に染まっていった。

それは怒りからなのか、恥ずかしさからなのか・・・・

「おおっ!!円さん!!841の肌が赤く染まってきてます!!パステルイエローのブラに包まれていた白い美乳が、ピンクの美乳にかわっていくう~。いろっぺ~っo(^o^)o」

「やめんか~っ!!」

841がガッっとシャツをもぎ取り、ボタンを締めはじめた。

「ああっ!!せっかく、すっごく色っぽい変化をしてたのに~(>_<。)」

いでっちが残念そうに叫んだ。

「いでっち!!おまえは彼氏つくらないで変だと思ったら、やっぱレズだったのかっ!!」

841が怒ったようにいった

「ん~ レズった事ないけど、見るだけなら美しければ男でも女でも・・・(^-^;)」

「そんな事いっとらんで男さがせっ!!危険を感じるわっ!!」

841の顔から次第に赤味が消えていく。

ダメだ!!ここで終わらしてはダメだ!!

僕は膝行でずずずい~っと841に寄っていった。

「な、なんですか、円さん。近寄らないでください!!もう終わりですから」

「いや、841に頼みがある」

「なんですかっ」

「ブラの紐でいいから見せてくれ。どんな黄色か確認したい」

「ダメですっ!!なんであなたにブラ見せないといけないんですかっ!!」

「ブラではない。ブラの紐だ。紐ならいいじゃないか。長い付き合いだし」

「ダメですよ」

841はそういったが、多少はテンションがさがってきた。

「ダメなのはわかるが、そこをなんとか。もう五年くらいの付き合いだし。俺は841が白いぱんつじゃなくて、下着にも気をつかってるのを知って嬉しいんだ。頼む!!このとおり!!」

僕は土下座した。

「だ、ダメです。よしてくださいよ!!土下座なんて。ムダですから。土下座したってダメですからね」

「そこをなんとかっ!!」

僕は土下座しつづけた。

それでも男かだって?

ちょっと待って欲しい。

僕は別に841のブラや胸が見たいわけではない。

841が自分を女であることを意識しているという証拠を、この目でみたいのだ。

無敵の841の弱点はそこにしかない。

これさえ見ておけば、今後口でまけそうになっても「でも841はかわいいパステルイエローブラなんだよね」と、話題を振れば、841の脳は混乱するはず。

僕が子供のころ男のバイブルとしてた、松本零士の「キャプテン・ハーロック」では、マゾーンの配下として働いた事を恥じたトカーガの戦士ゾルが自決したあと、ハーロックが言う。

「俺はどんな辱めを受けても信念を貫くまでは自分で死んだりはしない。そこの所は少し違ったようだ」

これは高速841に勝つ為の作戦。

勝利のために、なめなければならない屈辱なのだ!!

「やめてくださいよ。土下座なんて・・・・そんなブラの紐くらいで・・・」

僕の必勝の信念にまでは気がつかない841は次第に「紐くらいなら」という雰囲気になってきた。

もう一息!!

もう一息で841を破る必殺のネタが手に入る!!

そう思ったとき・・・

「841騙されちゃダメよ。ブラの紐の色みて、きっと円君はそれで下着姿の841を妄想して、今夜のオカズにするつもりよ
(-。-)y-」

みゆっ!!この裏切りものめっ!!

841の「しょうがないか」という雰囲気になりかけた表情が、突然蔑むようなまなざしに・・・

「絶対見せませんから。円さんサイテーです」

841は「ふん!!」という感じで居間に戻った。

和室には土下座した僕といでっちだけが残された。

くっそ~!!

みゆのヤツ!!

もう一息だったのに~

立ち上がり和室を出ようとする僕にいでっちが言った

「円さん残念でしたね。パステルイエローのブラに包まれた白い肌がピンクに染まっていく姿。すっごいきれいでした。あんなうつくしい物みれないなんて円さんホント気の毒(^-^)」


魔女系三姉妹や、みゆちゃんは帰る事になった。

魔女系三姉妹が玄関を出て行ったあと、みゆちゃんが言った。

「土下座・・・ブラの紐くらいで・・・」

ブラの紐が見たかった訳じゃね~んだよっ!!

841に永久に勝ち続けるためのチャンスだったんだよ!!

「あたしにゃ土下座どころか頼んだ事もないくせに」

あんた知り合った時は俺の友達の彼女だったでしょ?

中国から帰ったときにゃあ結婚してたでしょ?

頼んでたりしたら問題だろ!!

皆が帰ったあと、我が家に泊まることになっていたモトちゃんが言った。

「円ちゃん。ダメだなあ~。こういう場合、まずカラオケに連れ込む。歌って歌って歌いまくって、盛り上がった頃、自然な感じで肩を抱く。その時抵抗しなければ、そのままホテルに連れ込んでもOKさ。土下座なんかしちゃあ・・・・・」

さすがは大学卒業してから赴任させられた北関東で、元寇か和冦かモトちゃんか?というくらい極悪の限りを尽くしたと伝えられる”歩く欲望”。

アドバイスも極めて実践的。

みなさんもおぼえておいてください。

もうすぐ夏ですから。

まあ、失敗しても責任はとらないですけどね(^_^;)

あくまで自己責任でということで。

では。


Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅵ

円海土下座す?!無敵の高速841人生最大のピンチ?美乳土下座事件のすべて


高速841にはかなわない。

魔人をかまやつとの共同戦線で倒すことができたとしても、異常に頭の回転が速い高速841に勝つことは至難の業。

「今日こそは絶対勝つ!!」と決意し、脳のリミッターを外し、841との対決に挑む。

最初の三十分は、周囲も「おおっ!!」と思うような言葉のやりとりが続く。

だが、30分を越えた頃、僕の脳は限界に達する。

841にボロボロになるまで言い負かされてしまう。

841はまじめな教師のごとき、正論派である。

いってみれば、「スタートレックエンタープライズ」のバルカン美人トゥボックに戦いを挑むようなもの。

ファーストガンダムで、ジオに挑むようなもの。

勝てない。

何しろ僕の脳と841の脳ではスペックが違いすぎるのだ。

僕が841と対等に戦えるのは30分が限界

「円さん。841に挑むのは、いい加減やめたほうがいいんじゃないですか?毎度の惨敗。痛ましいですよ」

魔人すら、こういって僕を諭す。

だが、そんな僕にも、ついに841を打ち負かせるかもしれない機会が訪れた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・
その日、僕の家ではすき焼きパーティが開かれていた。

参加者は魔女系三姉妹に、ヘルニア友人、モトちゃん、みゆちゃん。

みゆちゃんの機嫌は良くなかった。

魔女系三姉妹は僕等より8歳は若い。

当然みゆちゃんより8歳若い。

人妻のみゆちゃんとて、やはり女。

4人の女性の中で、8歳も自分だけ年上となると面白くない。

すき焼きを食べ終わったあと、僕等は当時はやっていた、ダンス・ダンス・レボリューションをはじめることにした。

魔女系三姉妹と僕等は喜んでやっている。

みゆちゃんはしらけた顔でそれを見ている。

でもしらけたみゆちゃんに気を遣うものは誰もいない。

みゆちゃんは三姉妹より8歳年上なのだ。

つまりおばさん大人なのである。

宴もたけなわとなったころ、着崩れしたかまやつの肩にピンクのブラ紐を発見した僕。

「おおっ!!かまやつピンクブラかよっ!!」

お買い物好きな、かまやつのピンクブラは、肩紐だけみてもなかなかの高級品と思える代物だ。

僕はいでっちの方を見た。

今までこの三人の下着姿など想像したこともないが、宝塚マニアでうつくし物好きのいでっちなら、すっごくオシャレな下着をつけていそうである。

僕の、服の上からも着ている下着を見透かしそうな強烈な視線に危機感を感じたのか、いでっちは、841に僕の関心を振り向けにかかった。

「円さ~ん。今日841なんか、かわいいパステルイエローのブラなんですよお~」

なにっ?

841がパステルイエローの下着?


僕はてっきり、白の木綿のパンツか、薄い水色の木綿パンツだと思っていたぞ?841がつける下着は!!

僕はいでっちを見てた激しい視線のまま、841を見た。

おおっ!!

今まで、なんで気づかなかったのか・・・・

こいつっ!!

美乳だっ!!


「ねえねえ、841の下着は、どこの下着?高い(かどうかは知らないけど)矯正下着みたいなの使ってるの?」

841に下ネタをふるのははじめてだ。だが、元々振ったのはいでっち。僕ではない。

「ふ、普通の下着ですよ。ニッセンの通販のです」

なるほど。ということは、この美乳はニセモノではないのか?

僕はじい~っと841の形のいいバストを見た

「円さん、何、人の胸じいっと見てるんですか!!セクハラですよ」

841が我慢できなくなり言った。

「ん?いや、いままで全然きがつかなかったけど、841美乳じゃん」

「気がつかなかったって・・・みんなで沖縄ダイビングに行ったときも、見てたじゃないですか!!私の胸」

「そうだっけ?でも美乳だったという記憶は無いぞ?」

大学時代から一緒のかまやつでさえ、スカート姿をみたことのない高速841。

クールな彼女が自分の肉体の女性としての部分が話題になっている事で、多少うろたえていた。

「ずっ、ずっと同じですよ。私の胸は昔からこうです!!」

言うことも、まじめな普段の841とはなんか違う。

こいつ、動揺してるな?

「で、その美乳を今日、優しく包んでいるのは、かわいいパステルイエローのぶらじゃ~なんだ。白い普通のブラでもなく、黒いアダルトなブラでもなく。」

うろたえる841を更に混乱させるべく、僕は言った。

「に、ニッセンで買った普通のブラですよっ!!」

「でもうちにもニッセンのカタログくるけど、けっこういろんなのがあるじゃん。俺、841はふつうの木綿のぱんつとかはいてると思ってたぞ」

「か、勝手に、他人の下着を決めつけないで下さい!!私だって可愛い下着つけるんですっ!!」

「じゃあ、みせてよ。パステルイエローのブラ。せっかく可愛いのつけてるのに、自分しかみないんじゃ意味ないし」

僕は真剣な顔で言った。


「円さ~ん。まずいですよ~。セクハラですう~」

流石に841に悪いと思ったのか、いでっちが言った。

「何をいうのだ!!これはエロではない!!うつくし物友達のいでっちならわかるはず!!エロではなくて、美乳がかわいいパステルイエローに包まれている姿を見たいという、美しいものを愛する人間にとっては当然の気持なのだ!!いでっちもよく見てみろ!!あの美乳を!!」

そういわれて、いでっちも、841の胸をしげしげと眺めはじめた

「そういわれてみれば確かに・・・女の私が見ても美乳・・・」

僕といでっちは、並んで841の胸をじっと見た。

「これだけ形のいい美乳はなかなかおがめんと思うぞ。いままで何故気づかなかったのだ」

「う~ん。確かにきれいな形してますね~。わたしもきづかなかった~。841胸をアピールするような服、きないからなあ~」

「ふ、ふたりで人の胸見て、何いってるんです。やめてくださいよ!!セクハラですよっ!!明確に」

「だから、エロい気持で見てる訳じゃないって。モミたいとか、しゃぶりたいって考えたらセクハラ。でも僕たちは、うつくしい物をうっとりと見てるだけなんです。ここにはエロい気持なんて少しもないんです」

「そんな事いって、目がなんかギラギラしてるじゃないですか!!いでっちの目とは・・・」

841が言葉につまった。

僕がいでっちの顔を見ると・・・・・

いでっちの目も、微妙にギラギラと・・・・

「ほ~らっ!!いっしょじゃん!!これはエロでギラギラしてるんじゃないんですっ!!とっても美しいモノを見ると、うつくし物好きはこういう目になるんです!!それともいでっちが男だとでも?」

「ウソです!!そんな目をして、ルノアールや、ゴッホの絵見てる人いないです!!いでっち!!目をさませ!!なんであんたが、円さんと一緒になって私の胸をみるかっ!!」

「ん?でもきれいだし~。いでっちも841の美乳ブラみてえ~」

(To be continue.Uploads soon!!)

| TrackBack (0)

2004.06.14

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅴ

魔人死すべし!!魔女系と悪魔系に人間をくわえた闇の三呪殺がついに発動!!そして最強を誇った魔人ケンチは・・・・・

帰りの電車の中、僕は我が友にきいた。

「マリア・カラスおいしかった?」

我が友は、僕がどれほどビーフウエリントンに執着を持っているか知っている。

「ま、まあ、それなりに・・・・」

くっそ~

電車の中では、椎名林檎隊が怒っていた。

「あのバカさいてー!!」
「あっちは冗談のつもりでも、力が強いから痛いのよ!!」
「ホント頭にきちゃうっ!!」

魔人ケンチは、僕のマリア・カラスを食べただけでは飽きたらず、帰り際に椎名林檎隊をひっぱたきまくったのである。

俺のフィレ肉のパイ皮包み焼きが・・・・

俺の10万円が・・・・・

ふわふわのオレンジセーターが・・・・・

豊満な女体があっ!!

くっそ~っ!!

魔人めっ!!

ケンチめっ!!

メラメラメラッ!!

コノウラミ・・・・

コノウラミ・・・・

コノウラミハラサデオクベキカッ!!

メラメラと僕の内側で燃える、怒りの炎。

だが、見えるはずのない、この紅蓮の炎を、かまやつはしっかり見ていたのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして年も明け、新年会が企画された。

打ち合わせをかねて、かまやつと食事をしていると、魔人ケンチの話になった。

「そういえば、私、ケンチさんに悪い事しちゃったかも」

「なんで」

「実は年末、ケンチさんと飲みにいったんですよ。マックのOSが出たんで.......」

20分後


「今度の新年会、彼氏の大杉君もつれてこいよ」
僕は悪魔のような笑みを浮かべていった。

「多分友達の小田君もくると思いますよ。新年会は日曜だから」
と、かまやつ

「フフフフ」
「フフフフ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新年会当日。

忘年会の時ゲストだった椎名林檎隊はもちろんいない。

あの後、マミ経由で合コンを申し入れたのだが、断られていた。

仲間うち10人程度での、悲しい新年会だ。


これもすべて、魔人ケンチのせい。


その魔人ケンチは、今日も心地よく酔っぱらっている。


今にその酔いをきれいにさましてやるからな・・・・

僕の正面には我が友が座り、右側にいでっちと841。

かまやつと彼氏の大杉君、それに友達の小田君は反対側だ。

間には長老よっしー、シュガケン、ヒロポンetc...


魔人ケンチが僕の背後にやってきた


「円さん。おめでとうございます。今年も宜しく」

僕の目は眠たげに半眼になった。


我が友が、僕から視線を外した。

そう、我が友は知っている。

僕が当然不快な顔をすべき時に眠そうに半眼になるとき。

それは、僕の心のなかの金色の瞳がギラギラと見開かれている、もっとも危険な状態だと言うことを!!


「おお、今年も宜しくね、ケンチ」
僕は椅子の背もたれを抱くように座り直して、背後のケンチと相対した。

「椎名林檎隊残念でしたね」

カチン!!

「マリア・カラスも残念でしたね。おいしかったのに食べられないで」

カチン!!

コノウラミ・・・・・・


僕はケンチの顔を見てにっこり笑った。

「ケンチも年末残念だったらしいじゃん」

ケンチが「?」という顔をした。

「かまやつにマックOS借りようとして、呼び出したんだろ?」

驚いた顔をしてケンチが、かまやつを見た。

下を向いてるかまやつの表情は、髪の毛で見えない。

だが、髪の毛の向こうでニヤリと笑みを浮かべているのは確実だった。

「しかも、飲んだ後、かまやつカラオケ誘って3時くらいまで頑張ったそうじゃん」


その場にいる全員の視線が僕と、ケンチに集まった。

「でも、3時にかまやつのお母さんから電話がかかってきて、タクシーで帰られちゃったんだって?」


ケンチはがっくりと床に膝をついた。


そして僕は、彼の耳に口を寄せるとささやくように言った。


「新宿のカラオケボックスで、夜中の三時にひとりぼっちになって、何してたんだよ」


これできまると思った。


しかし、さすがは魔人と言われた男!!

「ひ、一人で歌ってたんですよ。始発が出るまで」

そうか。まだ戦えるのか。

「年あけてからも、かまやつを呼び出しているよね?」

魔人の眼が、信じられないほど大きく見開かれた。


「で、みんなの前だけど、大江戸線へと降りるところで、キミがかまやつに何をしたか言ってもいいかな?」

僕の心眼は背後を見ている。そこには、顔をうつむかせて、「クック」と笑いをこらえて背をふるわせるかまやつと、紅蓮の炎に燃え立つ彼氏の大杉君の気配が映っている。


「キミ、かまやつに」

「ちょっとまった!!」

魔人は頭を垂れたまま言った。

「ちょっとまって下さい」

「何」

「いえ、そこまでにしましょう」

「どうしよっかな」

魔人か顔を上げ、かまやつを見た。

かまやつの眼は残忍にギラギラ燃えている。
コノウラミハラサデオクベキカ・・・・・・

その隣の大杉君の眼は嫉妬で紅蓮の炎に燃えている。
コノウラミハラサデオクベキカ・・・・・・・

そして僕の瞳も!!
コノウラミハラサデオクベキカ!!


まさに局所的地獄絵図!!

闇の三呪殺!!

「いえ、お願いです。そこまでにしてください。どうか・・・(>_<)」


「円さ~ん。大好きなゴルゴンゾーラのピザさめちゃいますよ~」


いでっちがたしなめた。


「年末マリア・カラス食べ損ねて、ここでまたゴルゴンゾーラのピザ食べ損なうのも、もったいないかもなあ~」
僕はうつむいたままのケンチを見ながら言った。


「いでっち円さんにとってあげますよ~。ほ~ら」


僕は、いでっちが取り分けてくれたゴルゴンゾーラのピザを食べる事にした。

すでに魔人は死に体。

ホセ・メンドーサとの戦いを終えた、矢吹ジョーのように燃え尽きている。

仲間内を恐怖と迷惑で支配した魔人の時代は、こうして終わった。

そして「魔人ケンチ」はその日を境に「ケンチ」に戻った。


新年会が終わった翌日。

かまやつからメールが来た。

「円さんのせいで、あの後2時間も大杉さんに尋問されちゃいましたよ(>_<) でも、流石にキスされたなんて言えないんで、バッファローゲームとかいって、ちょっとおっぱい掴まれたっていっておきました
(-_-)でもケンチさん、ちょっとかわいそうでしたね~。私は楽しかったけど(^_^)」

果たして「最強」は誰なのか?

答えはまだ出ていない・・・・・

To be continue.

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)

2004.06.07

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅳ

ゴージャスなお食事会ではじまったケンタッキーフライドチキンゲーム!!勝者は誰?


いつも思うのだが、こういう時の看護婦さんのファッションは何故、気合いの入れ方が違うのだろう?

椎名林檎隊の三人のファッションも、お水系ギリギリで、あらかじめ言われていなければ、看護婦さんとは誰も思うまい。

しかし、忘年会の席、しかも、椎名林檎隊という名前に(僕が勝手につけたので、本人達は知らないのだが)妄想を刺激されまくってた男達にはジャストフィットだった。

そして、三人のなかのよっちゃんと呼ばれた女の子は、僕の妄想にもジャストフィットだった。

よっちゃんはちょっと太めといえるが、豊満というのが似つかわしい太り具合。

僕はスレンダー美人が好みだが、この場合は例外だ。

なぜなら、彼女はオレンジのスリーブレスセーターを着てたからだ!!

正直僕はオレンジのセーターにはめっちゃ弱い。

赤い布で興奮するという牛の気持が良くわかる程だ。

よっちゃんはふわふわとした感じのセーターを着ている。それが豊満な雰囲気の体に、なかなか似合っていた。

「すっごいね。椎名林檎隊の人気は」

僕は隅っこの席で、奥さんと長老と一緒に食事している我が友に言った。

「まあ、にぎやかになっていいんじゃないか?」

結婚して、すっかり落ち着いた我が友がいった。

魔女系のうちの二人。いでっちと高速841はひたすら料理を平らげていた。

男にはあまり興味のない二人だ。

時間が過ぎ、841がトイレに立った隙に、よっぱらった魔人がやってきた。

危険だ!!

僕もトイレに行き、かまやつとヒロポンのテーブルが空いていたので、そこに座った。

「椎名林檎隊すごい人気」僕が言うと
「でも彼女たち、包茎手術専門の看護婦ですよ」最年少のヒロポンが言った。
「何?」と僕。「それは話が早いということじゃないかっ!!」
「まあ、そうかもしれませんが」

魔人は酔って、長老と何か話している。
よっちゃんは、少し離れたテーブルでつまらなそうにしていた。

「でも派手ですよね。看護婦さん達は」かまやつが言った。

チャンスかもしれない。

僕はかまやつの方をみながら、ちょっと声を大きくしていった

「でもよっちゃんのオレンジのセーターかわいいよ」

退屈そうにしていたよっちゃんが、チラリとこちらを見た。
僕のとなりの席は空いている。

席を立つと、飲み物をもって僕等のテーブルにやってきた。

「こんばんわ~」

やった!!

「ここすわってもいいですか?」

めっちゃチャンス!!

よっちゃんのふわふわとしたオレンジのセーターは、僕から20センチの所だ!!

よかった。今日は忘年会開いて・・・・

だが、その時。

「ヒロポンどけよ!!」

そういって、僕の正面、かまやつのとなりの席のヒロポンを突き飛ばすようにして、座りこんできたヤツがいた!!

酔いどれた魔人ケンチだっ!!

我が友、そして高速841、いでっちの3人が気の毒そうな顔でこちらを見ている。

「いや~。このテーブル、いっぱい食べもんが余ってますねえ~。シェフに悪いですよ。こんなに残しちゃ。残り物の消化もかねて、ゲームしましょうよ」
ケンチが言った。

「なんのゲームですか?」
よせばいいのに、かまやつがケンチに尋ねる。

てめ~っ!!このテーブルを魔人テーブルにする気かっ!!

せっかくよっちゃんを針にひっかけたのにっ!!

おまえは人の恋路を邪魔するのかっ!!

「ケンタッキーフライドチキンゲーム」

ケンチが言った。

「何それ?」余り乗り気でない顔でよっちゃんが尋ねる。

「普通はケンタッキーフライドチキンでやるんですが、ジャンケンして、負けたヤツが、勝ったヤツのうちの誰かがいいというまで、ひたすら食べ続けるんですよ」

確かに残すのはシェフに失礼だが、そのゲームも失礼だと思うぞ・・・

「面白いですね!!やりましょうよ!!4人で!!」

かまやつのヤツ・・・・余計な事を。

「じゃあ、円さん。いきますよ。よっちゃんも。最初はグー ジャンケン ポン!!」

かまやつが負けた。

ざまあみろっ!!

かまやつが、どんどん料理を食べ始める。

「よっしゃ!!」魔人ケンチがストップかけた。

「最初はグー ジャンケン ポン!!」

またかまやつが負けた。

再び食べ始める。

今度は魔人ケンチも意地悪そうに見ている。

かまやつが、口にほうばりながら、僕の顔を見た。

知らないもんね~

人の恋路を邪魔するからだもんね~

かまやつが気の毒になったのか、よっちゃんがストップをかけた。


「大分料理も減りましたね。」とケンチ

「もう一回やれば、きっとほとんどなくなりますよ」
かまやつが苦しそうな顔をして、僕の顔から眼を離さずに言った。

こいつら、俺を狙ってるな・・・・

「最初はグー ジャンケン ポン!!」


またかまやつが負けた!!


かまやつの上唇がヒクヒクとわななきはじめた。


そう、かまやつは悔しいと上唇をヒクヒクさせる癖があるのだ!!


ふん!!愚か者めっ!!人を呪わば、穴二つということわざをしらんのか。

「ほれ。かまやつ。喰えよ」

僕は北極のブリザードのような冷たい口調で言い放った。

上唇をヒクヒクさせながらも、食べはじめるかまやつ。

それを後ろの方から、いでっちと841が見ている。

(よせばいいのに)
(よっぱらった魔人と悪魔が相手では、いくらかまやつでも・・・)

その隣では、我が友がニヤニヤしながらかまやつを見ていた。

我が友よ!!仇はうってやったぞ!!

かまやつは涙目で口をもぐもぐさせながら、こちらを見ている。

僕はしらんぷりをした。

魔女の分際で、悪魔を罠にかけようとするかまやつが悪い。

まさに自業自得。

その時、一つずつパイ皮につつまれた「ヒレ肉とフォアグラのパイ皮包み焼き」が、一人分づつ皿に盛られ出てきた。

僕は涙目のかまやつを無視して、皿を二つとり、一つをよっちゃんに渡すと、もう一つを自分の前においた。

ああ、僕のマリア・カラス!!

この無愛想なパイ皮の中には見事にロゼに焼かれたフィレ肉と、とろけるくらいやわらかなフォアグラがつつみ込まれているのだ!!

うっとりと皿の上を見つめる僕は、魔人の眼がキラリと光ったのに気がつかなかった!!

「すと~っぷっ!!」

魔人が叫んだ。

かまやつが眼を真っ赤にして口の動きをとめた。

「円さん。もういっかいだけやりましょう」

テーブルの上には、マリア・カラスくらいしかない。

負けてもマリア・カラスを腹一杯食べれるだけの事だ。

「いいよ」僕はいった。

「最初はぐ~ ジャンケン ポン!!」


チョキ、チョキ、チョキ、パー。


かまやつがニヤリとほほえんだ。

今度は勝ったからだ。


「はははは。まけちゃった~」

一人パーを出した魔人が言った。

ざまあみろっ!!オレの完勝だっ!!おまえ等がオレに挑戦しようなんて100年はやいわっ!!

僕が心の中で快哉を叫んだその時・・・・

「ケンチ!!たべま~すっ!!」

いきなり魔人の手が僕の皿の上のマリア・カラスをつかむと、むしゃむしゃと口のなかに詰め込んだ。

呆然とする僕・・・・・

魔人は僕のマリア・カラスを食べると、今度は自分の分も同じように手づかみで口にいれた。


ムシャムシャムシャ。

「私、あっちでたべよお~っと」
よっちゃんが皿を持ってテーブルを離れた。

はっと我に返った僕は、かまやつの皿の上に乗るマリア・カラスに手を伸ばした。

がぶっ!!

僕の手がかまやつのマリア・カラスにとどく直前に、かまやつは両手で皿の上のマリア・カラスを押さえつけると、犬喰いの要領で、顔を皿に近づけ、かじりついたのだ!!

女の癖に・・・・・

怒りで眼を血走らせる僕を、上目使いでみながら、マリア・カラスをくわえたかまやつは、ニヤリと笑う。

僕はほかのテーブルに視線を走らせた。

皆一心不乱に食べている。

「おいし~ね」
「うまいっすね」
「さすがは円さんが特別にオーダーしただけの事はある」

そう、これは僕がオーダーしたのだ。

しかもみんなの為に私財10万円払って。

なのに何故、僕だけが食べられない!!


シェフが汗を拭きながら、テーブルにやってきた。

「どうです?円さん。マリア・カラスは?」

僕は曖昧な笑みを浮かべた。

「すっごいうまかったですよ。なっ!!かまやつ」とケンチ。

「皮のさくっとした感触とフォアグラのやわらか~な歯触りがとっても素敵でした」とかまやつ

「そうですか!!よかった!!喜んでもらえて!!」


僕のパイ皮包み焼きがあ・・・・・

僕のマリア・カラスがあ・・・・

僕の10万円があ(>_<)


To be continue.

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅲ

恋愛も 魔界におちれば 修羅の道。魔人vs魔女系vs悪魔系の壮絶な戦いが幕を開ける!!


「我が友」の身を挺したチャレンジで、かまやつの罠に落ちずにすんで喜ぶ僕。

だが、我が友同様、その女性攻略手口を、かまやつにより暴かれているとしらない魔人ケンチは、かまやつを追撃する。

かまやつもケンチも、PCはマック。

かまやつに彼氏ができても、ケンチはマックの新OSが出るたびに、かまやつに「貸して」と頼み、二人で飲みにいっては逃げられる。

そしてその翌日あたりには「円さん!!昨日ケンチさんと飲みにいったんですよ~」とかまやつからメールが入る。

そんな事が何回かつづいた12月。

友人のシュガケンが、どこからか腕のいい、料理人をみつけ、小さなイタリア料理店を開いた。

シェフは、日本を代表するホテルがオープンしたとき料理人としてそのホテルで修行をはじめ、その後フランスへわたり、戻ってから某企業の社長の娘さんと結婚して、オーナーシェフとしてレストランを開業した。

レストランの経営は順調にすすんだが、バブルの時期に、レストラン以外にも手を出し失敗。すべてを失い、雇われシェフとして働いているところにシュガケンと出会ったのだった。

30席に満たない小さな店だが、シェフの腕はいい。

開店時にちょこっと手を貸した僕は、シェフとも親しくなり、週に二、三回はその店で食事するようになった。

年末も近づいて来た事だし、この店を借り切って、仲間内の忘年会をやろうということになり、僕がシェフと料理の打ち合わせをすることになった。

僕には、どうしても、シェフに作らせたい料理があったのだ。

ビーフ・ウエリントン。

牛ヒレ肉のパイ皮包み焼きである。

僕はサクサクのパイ皮につつまれた、この料理が大好きなのだ。

だがお酒もあるし、これ一品の為に料理が少なくなるのも・・・・

一人あたりの料金はできるだけ安くしてあげたかったし。

そして、何よりもせっかく腕があるのに、パスタやリゾットばかり作らされているシェフに、きちんとした料理をつくらせてあげたかった。

人数は25人。

僕は、会費を3000円にして、思い切って個人で10万円を出し、メニューにビーフ・ウエリントンを追加し、ワインとソフトドリンクを飲み放題にしてもらうようシェフにかけあった。

シェフには色々勉強になることを教わったし、年に一度、お礼方々、それくらいは出してもいいと思ったのだ。

「わかりました。でも、それなら、ビーフ・ウエリントンはマリア・カラス風にしましょう」とシェフは言った。

「マリア・カラスって、有名なオペラ歌手の?」

「そうです。肉にフォアグラを重ねてパイ皮で包んで焼くのです」

3000円という居酒屋並の金額で、ワイン飲み放題のイタ飯三昧。

しかもメインにはヒレ肉とフォアグラをパイ皮で包んだマリア・カラス風。

参加者はあっという間に定員に達し、ついに忘年会当日を迎えた・・・

呼び物は料理だけではなかった。

女性陣の目玉ゲストとして、ダイビングインストラクターのマミが友達の看護婦三人組を誘う事に成功したのだ。

僕はその三人を「椎名林檎隊」と命名した。

参加する男達の期待はいやが上にも盛り上がった!!

「看護婦・・・・」

「しかも三人も・・・・・」

「おいっ!!そのうちの一人は、イギリス人とのハーフだってよ!!」

「ハーフの看護婦?みたことねえ~っ!!」

「椎名林檎隊!!サイコー!!」

「円さん!!お願いだ!!俺を椎名林檎隊と同じテーブルにしてくれっ!!」

まだ誰も本人達を見てないにもかかわらず、男達の妄想により、椎名林檎隊は凄まじいフェロモン軍団にされてしまった。

「フォアグラを食う」

「酒を飲む」

そして最後に・・・


「椎名林檎隊のうちの一人を喰って、今年一年を〆るっ!!」


これが参加するすべての男達の夢となったのだ。

少し早めについた僕は、シェフと最後の打ち合わせをして、最年長の(但し長老はのぞく)シュガケンに入り口に出てもらった。

時間が来て、どんどんと仲間達がはいってくる。

「円さん。椎名林檎隊はまだですか?」

小声でそう聞くヤツもいる。

椎名林檎隊はまだこない。

僕はマミに「本当に来るんだろうな?」と聞いた。

「来るっていったから来るでしょ」

椎名林檎隊への期待を敏感に感じて、女としての自分の存在を無視されかけているマミは、不愉快そうに答えた。

そして、ドアのベルがなると、階段をトントンといわせて、女性三人組が現れたのだった。

三人はシュガケンに挨拶をするとマミを見つけた。

「マミひさしぶり~」

「よっちゃんおひさ~」

一気に男達のボルテージが上がる!!

そしてコートを脱いだ三人のファッション。

それは椎名林檎隊への男達の期待に恥じない艶やかなものだった!!


To be continue.Uploads soon!!

| TrackBack (0)

2004.05.31

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅱ

女同士の友情には厚いが、スケベな男には必殺のキツイお仕置き!!華麗なる魔女系(ヘアスタイルが)かまやつの活躍


かまやつはイクラを食べると「おいしい」とつぶやきながら語りだした。

「実は私、ずっと付き合ってた彼氏に振られちゃったんです」

なるほど。

「パジェロに乗ってた医学生なんですけど」

悪くはないブランドですな。彼氏も車も

『しかも、別れる時に言われたのが、「おまえ太りすぎなんだよっ!!」って』

いや~  それは・・・・

太りすぎはないと思うぞ。まあ、痩せてはいないけど。丸ぽちゃというのが正解に近いかと。

「で、あたし、どうしても納得いかなくて、でも、悔しいからスポーツクラブに入って痩せることにしたんです」

なるほど。

「でも、力がないから、トレーニングマシンはつらくて、楽しくもないし。でも、行かないとお金がもったいないので、水泳をはじめたんです」

「そうしたらXX(我が友のこと)さんが、プールではなしかけてきて」

キターッ (>_<)

「飲みにいかない?って言ってきたんです」


『で、そのうち私がスキューバダイビングやりたいんだって言うと、XXさん「俺ダイビングやるんだ。写真もとるんだ、ダイビングフェスタで賞とったんだぜ」って』

「私、それきいて、すごい人なんだ(☆o☆)と思ったんですけど、写真見せてもらったら、鯨の尻尾の写真で、正直、運さえよければ私でもとれるなあ~っておもっちゃったんです」

多分ブリッジと言うのだと思うけど、まあ、尻尾の写真だし、正直私もそう思ったが・・・

「大トロ食べる?」僕は聞いた。

「えっ?大トロですか?いいんですか?いただきます!!」

板さんが握りはじめると、かまやつはお茶を飲み、ガリをかじって話はじめた

『XXさんが「インストラクターも知ってるから、今度頼んでやるよ。俺の大学の後輩にもダイビングやりたがってるヤツいるから、一緒に頼んで人数まとめれば安くしてくれると思うよ」っていうんで、私も友達さそって、XXさんの後輩と日付あわせて、講習お願いしてもらったんです』

大トロが来た。かまやつは一つつまむと、目をでっかく見開いた。

「とってもおいしい・・・・」

「で、必要なもののリストとか、飲みながらもらったんですけど、その時にXXさんアルバムもってきてたんです。私が前回、鯨の尻尾の写真でがっくりきちゃったのがわかっちゃったのか、ボートから写した、海中の鯨の目だとか、全部海中の写真でした。で、見終わったあと、XXさんが言ったんです」

かまやつはもう一つの大トロを食べて、幸せそうな顔になると、お茶をごくっと飲んで言った

『「家にいけば、もっと写真があるんだ。見に来ない?」って』

(○`ε´○)ぶーっ!!

「そう言ったんだ?」

「はい、そういいました」

(○`ε´○)ぶーっ!!

『さすがに私も、これはヤバイって思って、「お母さんが家でご飯つくってまってるから」って訳のわからないこと言って、かえってきちゃったんですよ。』

なるほど。本来の予定では、ここで決めてしまい、楽しい海洋実習になるはずだったのが討ちもらしたので、海洋実習で再度攻略しようとしたんだな。たしかにそんな所に僕がいたら、間違いなく邪魔をする。それは怒り狂って留守電に「来るな!!」とメッセージ入れる訳だ。でもさ、来たのがバイトとはいえ、モデルやってるサトシくんじゃ・・・

「ええ、そのせいか、後輩の子もサトシ君面白いのでからかってたりして楽しかったんですけど」

悪魔系恋愛探偵 円海の調査は終了した。経費は18000円。高いとは言えないだろう。

それにしても・・・・・

男にとって、女を口説く手法は、ベットでの睦言と同じく他人には知られたくないもの。

口説かれるというのは、曲がりなりにも相手から好かれたという事なのだから、どう口説かれたかくらいは、心の底に。。。いや、無理なら、せめて女の子同士のネタくらいにしておけば・・・・・

楽しかったけど・・・・イヤ、すごく楽しかったよ・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その帰り道。かまやつと僕の肩がふれた。

僕はかまやつを見た。

かまやつは僕をおおきな目でみあげるようにしている。

かわいい。(この角度からは足が見えないからね)

僕の心のなかには、淫魔のささやきとしか思えないざわめきが充満した。

「口説けるかも!!」

「今、フリーだし」

「関係が怪しまれる我が友との関係を、わざわざなんでもないと言うのは・・・・・」

「いける!!これはいける!!手を握って、ふりほどかなければ晴海通りでタクシーを拾って、そのまま帝国ホテルのバーに直行だ!!」

その時、かまやつの携帯がなった。かまやつが僕からちょっと離れたところで電話に出る。

「ケンチさんでした!!」

なに~っ!!何故、魔人が、ここに割り込んでくる!!

「私、さっき勘違いして、来週ケンチさんと飲みにいく約束していたの今週と間違えて、電話しちゃったんです。かからなかったので、留守電にいれておいたんですけど。そのあと来週だったって気がついたんですけど、おくれそうなんでダッシュして来たんで、そのこと言うの忘れてました」

これはなんだ?

かまやつが仕掛けておいた保険なのか?

よりによって魔人ケンチ!!

もし、僕がかまやつの手を握って、かまやつがふりほどいたら?

かまやつは必ず来週、魔人にチクるに違いない。

その時の、魔人の笑い声が聞こえるようだ。

まずいぞ!!魔人は、必ずその想像力で話を展開して、「もし、かまやつが手をふりほどかなかったらどうなってたか」を、おもしろおかしくシュミレーションして爆笑を誘うだろう。

もちろんその話は、仲間内にすごい早さで伝わっていく。

僕の面目は丸つぶれだ。

僕がそう考えている間にも淫魔はささやき続ける。

「気にするな!!その時はその時だ」

「写真で自宅に誘い込むのはミエミエで、セコくても、帝国ホテルのバーにとりあえず誘うのはセコくはないぞ!!」

「その後は、その後だろ・・・」

うるさ~いっ!!

僕は弱肉強食の中国で五年間生活してきた。

そこで学んだのは、「自分だけは別」という思いこみは徹底して捨てろということだ。

「自分だけは別」な状況が存在しているから、今は、「自分だけが別」なだけで、状況が関係なしに、「自分だけが別」扱いされることはありえない。

我が友に牙をむいたかまやつは、僕にも牙をむくと考えなければならない。

むかなくなるのは、自分の牙が、僕には通じないとわかった時だけだ。

僕は心のなかでざわめく淫魔を押さえ、かまやつだけをタクシーに乗せて有楽町まで送った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一週間後。

僕の前では、我が友がかまやつについて話し続けている。

内容は、かまやつの相談にのってやった、医学生との失恋に関してだった。

でも僕は、話の内容はきいていない。いかにもきいてるようにうなずきながら、話に聞き入っているフリをしているだけだ。

そうして、あの一言を言うタイミングを見計らっていた。

我が友が「だからかまやつはダメなんだよな~。俺、いってやったよ。それ違うだろ?って」と言ったとき、そのタイミングがやってきた。

僕の心の中の、金色の瞳がゆったりと開いた。

「でもおまえ、かまやつに写真見せて、家にまだあるよ。見に来ない?っていったそうじゃん」

我が友はいきなりの僕の一言に言葉を失った。

「夜の十時過ぎに家にかまやつをつれてかえって、何するつもりだったんだよ!!朝まで、水中写真の鑑賞会か?」

一瞬我が友の目が見開かれ、そしてガックシと閉ざされた。

僕と我が友の冷戦はこうして終わった。

そして、昔通りの穏やかな関係が戻った。

だが、それは、ほんのささいな出来事にしかすぎなかった。

このあとおこる、無敵を誇る魔人の時代の終わりと、魔女の時代の開始にまつわる戦いに比べれば。

その証拠に翌日、僕の携帯がなった。

かまやつからだ。

「円さん。私、昨日、ケンチさんと飲みにいったんですよ。そうしたらケンチさん・・・・」

ありがとう我が友よ!!キミの身を挺した尊い犠牲のお陰で、僕はデビルマンレディの犠牲にならずにすんだよ。

感謝する。

それだけは。


To be continue..........

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)

2004.05.23

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅰ

男の邪心を「悪」で斬る!!デビルマンレディかまやつ(ヘアスタイルが当時ムッシュかまやつだったので) 遂に見参!!


「それでどんな様子でしたか」

僕はオープンウオーター講習(スキューバダイビングにおいて最初の講習がOW。これに合格すると、とりあえず自分で潜れるようになる)の様子をインストラクターに聞いた。

「う~ん。XX(我が友の事)さんの他は4人女の子でしたが、ごくごく普通でしたね。後輩だといってましたが。あっ、一人だけ後輩の友達という人がいました。それにしても、異常ですよね。円さんが来るなら、二度と講習を頼まないとか。いつもああなんですか?」

「いえ、ヤツはまともです。まともなヤツがああいう行動を取る裏には、絶対に僕を来させたくない理由があったに違いありません。

「と、いうことは・・・」インストラクターはニヤリと笑っていった。
「あの4人の中に、XX(我が友の事)さんが狙っている女の子がいると」

「しかも相当根性いれて狙ってますね。ヤツは」

「絶対に円さんに邪魔されたり、横取りされたくはないって訳ですね」

「しかも、あれだけ異常に騒ぐということは、まだ“確保”できているというわけではなく、逆に、もう逃げられそうな状況だと思いますね」

「ゲラゲラゲラ」
「ゲラゲラゲラ」


二匹の悪魔の笑い声が空間にこだました。


ひどい連中だ。


でも考えて見て欲しい。

僕にしても、イントラの彼にしても、まったく我が身に覚えのないことであるにもかかわらず、我が友の妄想により、ある日いきなり留守電に罵詈雑言に近い非難を吹き込まれたのである。

そんなことされて、優しい態度をとれと言う方が無理な話だ。

「で、感じとして誰がアヤしいですかね?特によく話していた女の子とか」

「う~ん。後輩さんの会社の友達って子とはよく話していましたが。でも、そういう状況だとすると、必ずしもよく話していた子とは限りませんね」

「確かに。誰でしょうね。写真でもあれば見当がつくのですが。」

「わかりました。円さんが潜る時に、彼女達を誘ってみましょう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして九月も終わろうとする頃。

「円さん。ウエットの潜り納めです。10人ほど来ますけど、彼女たちも来ますよ。XX(我が友の事)さんはほかの友達と一緒に潜りにいくんで、我々とは別ですが」

関東のスキューバダイビングでは、10月以降はだいたいドライスーツという、服の上から着られる防水タイプのスーツになる。(もちろんそれを邪道としてウエットスーツで頑張る人もいる)

冬場も潜るダイビング好きならともかく、普通は来年の五月くらいまでお休みする。寒い中海に潜るより、スキーやスノボやる方がいいに決まっている。この機を逃したら、来年まで彼女達の顔を見る機会はないかもしれない。

僕はスケジュールを確認した。まずい。土曜は仕事だ。終わってから電車でいって、合流する事はできるが・・・・

「じゃあ、伊豆高原で合流しましょう。機材はこちらで持って行けば身一つでこれるでしょう」

「なるほど。じゃあ宜しくお願いします」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の前日。我が友から電話があった。

彼の説明では、「小学校の後輩の矢野とその友達も一緒にいくから」ということだった。

小学校の後輩?

中学や、高校ならまだしも、小学校の後輩は変ではないか?

僕の悪魔センサーは、この不自然な「我が友」の説明に、彼が知られたくないと思っているに違いない秘密の匂いをかいだ。

これか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当日。伊豆高原で踊り子号を降りた僕を拾うために、その日のダイビングを終えた一行がやってきた。車は三台だ。

「円さん。円さんの乗る車にいる目のおっきい子が、後輩の友達さんです。この前の時、XX(我が友の事)さんと良く話していた。」

さすがは海の悪魔。手回しが良い。

運転はアシスタントの江田君だった。「ど~も~」

そういって僕が乗り込み、車は走り出した。後ろには、確かに目のおっきい女の子と、背の高い女の子が座っている。

しかし、車内は異様な重さに包まれていた。

何故?

っていうか、すっごく怖いんですけど。この車内・・・・・

僕はバックミラーを通して、こっそり後部座席を観察した。

目がでっかい女の子は、なんとなくココリコの田中に似ているような気がした。

もう一人は色白で、かなり髪の毛が長い。

二人とも押し黙って外を見ている。

幽霊か?

僕も押し黙る事にした。

触らぬ神に祟りなしっていうから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
車は宿につき、部屋割りをすませると、インストラクターが僕に言った。

「どうですか?」

「いや・・・・なんであの二人はまったく口をきかないんでしょう?」

「えっ?そうだったんですか?」

「初対面なのに嫌われているんでしょうか?」

「いや、そんなことはないかと。実は背の高い子のほうは久しぶりのダイビングで、目のおっきい子もOWとって初めてのダイビングだったんで、二人ともうまく潜れなかったからじゃないかと思うのですが。僕もいっときますが、きっかけがあったら、最初はみんなそんなもんだよといっといてあげてください」

「はあ・・・」

部屋に入ると、魔人ケンチがいた。

「おひさしぶりっす」

「うん。女の子チームうまく潜れなかったんだって?」

ケンチが、苦笑した。

「すごかったですね。10分くらい沈まないのがいたし。僕も一緒だったんですが、大変でしたよ。明日は円さんも一緒だから、アシスタントくらいの気持ちでいたほうがいいですよ」

まあ、伊豆でファンダイブ満喫する気はないけど。

僕は大物オンリーのリゾートダイバーだから。

水中では70cm以下の魚の名前は思い出せない脳みそもってるし。

食事中、インストラクターは、女の子チームに、最初はみんなそうなんだよ。中には30分くらい沈めないのもいる。明日はウエイトを少し多めにつけましょうなどと言っていた。

女の子達も元気を取り戻し、しゃべるようになってきた。

僕は車のなかで一緒だった二人にとりあえず接近してみることにした。

「ああ、XXさんのお友達の円さんですか。さっきは失礼しました。いきなり知らない人がのってきたので」

目のでかい、講習中、我が友とよく話していたといわれるほうがヤマナカ。

背の高い方がイデだった。

だが、お互いを名前ではよばず、「841」、「いでっち」と呼んでいる。

話しているうちに841は相当のヲタだと言うことがわかった。
いでっちもなかなかのものだ。

我が友も、都市銀行のシンクタンクにつとめている癖に、強度のゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーヲタなので、話がはずむ理由はよくわかった。

「なんで841なの?」
「フフフ。それは秘密ですね。簡単にはいえません」
「8933なら、オヤジが筋モノとかっていうのもアリかと思うけど」
「4126ならオヤジはハトヤにつとめているとでも?」
「いや・・・・そういう訳では・・・・」

僕はいでっちの方を見た
「ダメですよ。841が自分で言わない以上、私からは言えません」

841は異常に頭の回転が速い。ほんのささいなツッコミのタイミングも逃さずつっこんでくる。

そう、彼女こそが魔女系三姉妹の一人。「高速841」だったのだ!!

そして「ほえ~」っとした背の高い方。これもやはり三姉妹の一人。いでっちこと、イデ姫なのだが、イデ姫に関する話は追って。

トイレにいったとき、インストラクターが近寄ってきていった。

「どうです?大分調査は進んでいるようですが。841さんですかね?」

僕は考えるまでもなく言った。

「違いますね」

「違いますか?」

「はい。我が友はボケが下手っていうか、ボケられない性格です。プライドが高いのでツッコミ入れられるのは嫌いだし。それにヤツが好きなのは、ああいうハキハキしたタイプではありません。ボケで、なおかつちょっとだけ、ほのぼのとしたタイプのはずです。いでっちの方が可能性ありそうですが、ちょっと背が高すぎる気がします」

「ということは、かまやつ(当時何故かヘアスタイルがムッシュかまやつだったので)さんですかねえ?」

「小学校の友達とかいってましたね。怪しいかもしれません」

僕は841に、かまやつとは大学時代の同期だと言うこと。そして年齢は、二人とも僕より8つ下だということをきいていた。8つ下なら小学生の時、接点があるわけがない。我が友の「小学校の後輩」という説明には、何かありそうだ。

「じゃあ私と席をかえましょう。かまやつさんの隣です」

インストラクターに席をかわってもらった僕は、隣のかまやつに接近を開始した。

「XX(我が友の事)の小学校の後輩なんだって?」

僕はかまやつに話しかけた。

「はい。でも、話して見たら小学校が一緒だったってだけで、スポーツクラブのプールで、声かけられて知り合ったんですけど」


キターッ(>_<)


「ナンパされちゃったんだ」

「ええ、まあ、そういう言い方もできますかね」

かまやつは可愛いというよりも、愛くるしい顔で無邪気に笑った。

なるほど。

確かにかまやつは、その日一緒にいた女の子達のなかでも、一番可愛かった。

我が友がいかない訳がない。

でもさ、きいてないぞ。「俺がナンパした女だ」って話。


僕はその時、「我が友」に関して詳しくは聞かなかった。

すぐ近くに魔人ケンチがいたからだ。

魔人ケンチの前で、女の子と親密に話すのは危険だ。

僕に限らず、誰かが女の子といい雰囲気になったら、魔人は必ず割って入ってくる。

そうなったテーブルは「魔人テーブル」と呼ばれ、20分後には、間違いなく女の子と仲良くなる為の秘密の花園どころか、ペンペン草も生えない不毛の恋愛荒野と化してしまうのだ。

僕の目的が、かまやつから「我が友」の恥ずかしい話を聞き出す事であるとしても、その日一番かわいい女の子と仲良く話している限り、魔人がやってくることには変わりない。

僕はこちらの様子をチラチラとうかがっている魔人の視線を感じながら、かまやつとそつのない話を交わし、最後に魔人にわからないように、かまやつとメールアドレスを交換した。


そして後日。かまやつを築地の寿司屋に連れ出したのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カウンターに座り、お好みでいくつか注文してから、僕等は話はじめた。

僕は中学校を卒業するまで東中野に住んでいた。
かまやつは中野坂上だ。

地域ネタで盛り上がったあと、僕は次第に話を「我が友」の方へと振っていった。

「XX(我が友の事。しつこいけど)さんとは新宿のスポーツクラブのプールで知り合ったんです。同じクラスだったんですけど、XXさんから声かけてきて、終わった後二人で飲みに行くことにしたんです」

「それって、歌舞伎町の入り口にあるジャズバーじゃない?」

「え?なんで知ってるんですか?」

「それはね、新宿界隈で、ヤツが女の子を口説こうとするときには、必ずあそこのジャズバーに誘うからだよ」

かまやつが一瞬顔を伏せたが、髪の毛の影で、その口の両端がニヤリとつり上がるのを、僕は見逃さなかった。

「え~っ。じゃあ私、口説かれていたのかなあ~」

こいつはワルだ!!

僕は一瞬で見破った。

かまやつは文句なしに可愛い。


子供の頃、書道を習っていて、長い時間正座していたために、足こそ今はめったに見ない日本女性の伝統的な足(いわゆる大根足)だが、それを差し引いても、10人の男のうち、8人の男は、隙あらばかまやつを口説こうとするだろうというくらいは可愛い。

そんな女が、プールで声かけられて、ジャズバーに連れて行かれて「私口説かれていたのかなあ~」なんて絶対にありえない!!

しかも故意に頭を垂れて、ちょっと考えるように見せながら、実は髪で顔を隠して、ニヤリと笑う計算されつくした動き!!


世のすべての男をだませたとしても、我が友の弱みをつかむべく、こうして築地にまできて寿司をごちそうしている「悪魔系恋愛探偵 円海」を、だますことはできないぞ!!


こいつ、どの程度のワルなんだ?


To be continue.

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)

2004.05.17

華麗なる魔女系三姉妹?!ー序章ー

恐るべき三人の魔女系姉妹。彼女達の時代の幕を開けたのは、他ならぬ「我が友」だった

僕と掛け替え無き(?) 「我が友」との関係は20年を越える。

もちろんその間には、なんとなく不仲な期間もあった。


その頃、僕と「我が友」との間には不穏な空気が流れていた。

発端はこうだ。

「我が友」が一人で慶良間にダイビングにいったとき、京都の女の子と知り合った。

「それがさあ~、水着になるのも恥ずかしがって、ボートでもウエット(スーツ)脱がないような子なんだよ。」

とてつもなく幻想にキラキラした目で我が友は言った。

「何に対して、イヤ、誰に対して嫌がって恥ずかしがってるのかが、問題だと思うのだが・・・」と、僕は心のなかでつぶやいたが、口には出さなかった。

「我が友」が恋をしてるのは、そのキラキラした瞳でわかっていたからだ。

そして二年後。

中国にいる僕に「我が友」から手紙が来た

「ついに京都の女の子をクリスマス、パラオに呼び出す事に成功したぞ!!彼女、会社の後輩もつれてくるそうだから、おまえも来い!!パラオでクリスマスダブルデートだ!!」

海外駐在の僕に対して、なんともぞんざいなセリフ。

だが、「会社の後輩」にはひかれた。

後輩ということは20代前半を意味すると思われた。冬場は仕事もヒマだし、帰国休暇も今年は消化できてないしで、僕は行くよと返事をして、彼が手配を頼んだ旅行会社に電話をして、一日おくれの飛行機をとってもらうよう頼んだ。

その後で、「で、会社の後輩ってどんなこ?」と彼に尋ねた。

飛行機の予約は国際電話でするが、彼への連絡は手紙なのでそういう順序になるのだ。(Eメールなかったし。当時は)

「おまえ、めっちゃラッキー。すっごく良い子だぞ!!明るくて。しかも18!!18だぞ!!こっちの方はおまえに任せるから。まあ、小猿みたいな容姿だけどな。「ともかく明るいし、元気だし、18だ。きっと処女だと思うぞ!!小猿みたいだから

(--)

そういう事ですか。

だが、僕はパラオで頑張った。

なんといっても、「我が友」が真剣に恋をしてるのだ。クリスマスイブの夜、パラオで最高のホテルのオープンカフェを予約して、ドンペリまでオーダーしてやった。

(注:ワリカンではない。僕の金でだ)

さらにこっそり10ドルのチップを払って、3人組のギタリストに彼女をかこませ、ワム!!の「ラスト・クリスマス」を演奏させた。

翌日のクリスマスには、他の日本人ダイバーの冷たい視線を浴びながら、サンタクロースの帽子をかぶって船を待ち、そのままみんなで海に潜ってやった。

お昼休憩の島では、あえて道化を演じ、みんなを楽しませる為、
「巨大なワルニワトリ」にまでなってやった。

waruchikin

僕は自分の(彼女の)為にでも、ここまでしてやった事はない。

そこまで僕がパラオのクリスマスを盛り上げてやったのに、「我が友」は結果として、彼女を落とせなかった。

「おまえトロすぎ」(-_-;)

流石に僕はあきれて、グアムの空港でのトランジットの待ちの間に言った。

「クリスマスイブに、南の島のオープンカフェで、ドンペリ抜いて、生演奏まで演出してやったのに落とせないなんて」

すると彼は言った

「俺がトロいんじゃね~よっ!!彼女が堅すぎるんだよ!!」


「ワムの「ラストクリスマス」なんて嫌いだ!!もう一生キカネッ!!」

帰国後、そう言い残して彼は、恋に引きこもりな男になった。

************************************

そうして一年後。

すでに五年の駐在を終えて、日本に戻っていた僕が家に帰ると、留守電がピコピコ点滅していた。

僕は留守電のボタンを押した。

「てめ~、今度の講習に、後からおっかけで電車で来ようとしてるだろ!!絶対くるんじゃね~よっ!!」

喧嘩腰の我が友だった。

彼が、大学の後輩を中心に、3~4人の女の子を誘って、ダイビングのカードを取る為の講習を、知り合いのインストラクターに頼んだのは知っていた。

だが、僕がそこに追っかけで行く予定はない。

僕は凄く出不精だ。

伊豆の海に潜る為に電車でいくなんて、そんなめんどくさい事、する訳がない。

僕は知り合いのインストラクターに電話してみた。

「ウチにも留守電がはいってました。円さんが来るなら、もう二度と講習頼まないって。後からおっかけで来るのはサトシ君なんですけど。」

なんか激しく勘違いをしているらしい。我が友は。

「じゃあ、すいませんけど、そっちから、来るのはサトシ君だといっといてくれますか?なんか誤解してるだけみたいなんで。めんどっちいので、僕はスルーしときますから」

そうしてこの事件は終わった。

だが、彼は知らなかった。

自分が集めたこの、女子親衛隊の中に、この後彼の人生に、更なる辱めを与え、僕等を恐怖のどん底にたたき落とす事になる、恐ろしい三人の魔女たちデビルマン・レディこと、かまやつと、(頭の回転が)高速841、そして以後、我がうつくしモノ友達となるいでっちが、何気なく人間の振りをして混ざっていた事を!!

そう、「我が友」は、この時、僕等の間で今現在も続いている、恐るべき「魔女の時代」の幕を、自らを犠牲にして開けてしまった事に、気づいてはいなかったのだった。

(To be continue)


NEXT 「華麗なる魔女系三姉妹Ⅰ」

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

| TrackBack (0)