2004.03.02

いい年した男が三人でーおまけー

それから一週間。体も回復して仕事に出るように
なったが、僕は「牡丹と薔薇」の録画は忘れない。

ストーリーはどんどんすすみ、恋人が死んだ
ばっかしだというのに、ぼたんには新しい
彼氏ができた。しかし、今度は香世の悪巧みで、
ぼたんは処女だというのにレイプされてしまった。

///////////

だから「ラブホはイヤ!!」とかいってないで、
雅也に処女あげとけばよかったのに・・・・

//////////

でも処女で、濡れてもいないだろうに、神社で、
黒人をはじめとした、3人の男に力づくで
レイプされてしまったぼたんだが、お風呂に
はいってベットでちょっと横になっただけで、
香世にキレまくる立ち直りっぷり。

強すぎるぜっ!! ぼたん!!

でも脚本書いてる中島先生には、二時間くらいの
内視鏡検査を、体験してもらうべきだと思うぞ。

そんな早く立ち直れないの、なんとなく、わかるだろうから。

追記: それからさらに一週間たった今週は、モト
    ちゃんの好きなドロドロ、エロエロ系な展開に
    なってきています。まだ自宅療養中のモトちゃん。
    よかったね!!キミの好きな展開で!!

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いい年した男が三人でーその5-

結局僕の入院生活は、二週間におよんだものの、
無事退院することができた。

その頃モトちゃんも、無事退院し、同じく自宅療養。
ヘルニア友人の父も、後遺症なく退院できる
ことになった。

しかし、自宅療養といっても、やることがない。

最初は買いっぱなしで、こういうときにしか
読めない、分厚い学術書を読んでいたが、
学術書だけに、一日中は読めない。
僕はヘルニア友人にメールしてきいてみた。

「自宅療養でヒマなとき何すんの」
「プレステ2。俺は今、フロントミッション4やってる」

シーマンに傷つけられて以来、ゲームをやってない僕だが、
フロントミッションは、最初にはまったゲームだ。
3まではちゃんとやってる。4をアマゾンで取り寄せて
はじめる事にした。

でも目が痛くなって、やっぱり一日中は無理だ。(するな!!)

モトちゃんにも「なにしてんのさ」と聞いてみる

「テレビしかねーだろっ!!歩けないんだから!!ゲーム?
 最近目が悪くて禁ゲームなんだよっ!!火曜の9時45分から
 教育テレビでやってる、ストレッチマンみろっ!!」

相当荒れている。

『いや、ストレッチマンより、フジで1時半からやってる
「牡丹と薔薇」のほうが笑えるよ。きっと。ドロドロエロエロ
好きでしょ?まあ、昼ドラだからエロエロは期待できないけど』

僕はヘルニア友人にもすすめてあげた。

「ん?なんか真珠婦人みたいに、凄いらしいな」

そこから僕等三人は「牡丹と薔薇」にはまりまくった。

二時に放送が終了すると、すぐに携帯メールで品評会だ。

「川上麻衣子がお母さん役とは・・」

「北原佐和子も昔、アイドルじゃなかったか?」

「そういえばそんな名前のアイドルいたよな」

「脚本の中島丈博って昔、ジャンプで朝太郎伝って漫画の
原作やってなかったか?」

「かもしれん。TVブロスって雑誌みたら高知在住みたいな
事書いてあったし。確か中学生の朝太郎が、火だるまで、
港につっこんでくるタンカーの火を消す為に、木箱入りの
ダイナマイトもってタンカーに乗り込むんだよな。
で、ダイナマイトを爆発させたときの爆風で、タンカー
の火災をとめるという・・・」

「火に油そそぐどころか、燃えさかるタンカーに、ダイナマイト
もってつっこむあたりの展開が、似てるな」

「他の俳優はみんな濃いのに、主役のぼたんは、なんであんなに
薄い上、セリフも学芸会みたいなんだ?」

「香世、急に気持ち悪いくらいに、いい子になったと思ったら
いきなりキレて、雛人形のクビちぎって投げ捨てたぞ!!」

「もう、小沢真珠は昼ドラにはかかせないな」

『10年は昼ドラだけで食えるな。他にテレビの仕事は
なくなって舞台だけになると思うけど。Mッ気のある
男性は、悪巧みするときの、キラキラした目に
萌えまくってると思うから、「香世の店」ってSM
クラブ始めたらテレビ出るより稼げると思うぞ』

「香世をいい子に、教育しなおすには、CCDを家中に
しかけて、香世の一日を録画しておいて、夜になったら
椅子にしばりつけて、それを見せたらどうかな?」

「いい子になる前に、激しく鬱になるんじゃないか?」

「ぼたん、雅也にあげてもいいなら、さっさと処女ささげろ!!
今時ラブホじゃイヤなんて、アリか?」

「雅也、普通のホテルか旅館を予約すればいいだけなのに、
何故、香世に智恵を借りようとする??」

もう滅茶苦茶なつっこみだ。でも僕等は「牡丹と薔薇」を愛して
いるのだ。
モトちゃんは「これからは俺も牡丹の刺繍したパンツはこうかな」
って、いってたし。

そして、ストーリーは牡丹に嫌われてしまったと思いこんだ
雅也が、いきなり上半身裸になり、腰のベルトを抜き、
「俺をぶってくれ!!」と周囲に懇願するシーンに。

すると、すさまじいまでに喜びの表情を浮かべた香世が、
「わたしがぶってあげるわよ!!」と名乗りをあげる。
そして雅也はビシバシと香世に鞭打たれたあげく、
道路に飛び出していき・・・

車にはねられ、いきなり死んじゃった。

そして、番組が終わったあと、僕の携帯には、二人から
まったく同じ内容のメールが!!

「俺をぶってくれ!!」

気持ちはわかる。働き盛りと言われる年齢だもんな。僕たちは。

The End

NEXT 「恐怖!!鶴の湯旧道!!」

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

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2004.03.01

いい年した男が三人でーその4-

結局の所、僕は病室で点滴につながれ、二日間、
一切のものを口にすることを禁じられた。

病名は急性膵炎。

僕は昔、アレルギー性鼻炎の治療のため、
体質改善をすべく、2~5日の断食に何度か
取り組んだことがある。
だから食べ物が食べられないのは、どおって
ことないのだが、飲み物もダメというのはキツイ。
いくら24時間点滴いれてもらっててもだ。

一日目ですでに力石徹のごとく、喉は水を求め、
二日目には、もう何か飲むことしか、考えられなく
なった。

そしてその夜

僕はひらめいてしまったのだ・・・・・・

この病院のどこかのフロアには、出産する人の
為のフロアがある・・・

そこでは、これから出産する妊婦や、出産を終えた
人妻がすやすやと眠っているに違いない。

そしてその乳房には、まさにあふれんばかりの母乳がっ!!

「苦しむ事なんてないぜベイビー!!」僕の中に眠る悪魔が、心の中で金色の瞳を開いてささやいた。

「本当に喉が渇いたら、点滴をはずして、階段つかって産婦人科病棟にいき、すやすやと眠っている妊婦の豊満な胸にかぶりつき、赤子のごとく、母乳をすいまくればいいのさ~。食欲と性欲、まとめて処理できるぜえ」

それは、この世に現れた、吸血鬼の新バージョン!!

妊婦ばかりねらい、母乳があふれんばかりのおっぱいにむしゃぶりつき、母乳を飲んではいずこともなくさっていく悪魔!!

21世紀、日本の妊婦の間に広がるミルク色のホラー伝説!!

その名も吸乳鬼!!

やばい、やばすぎるぞ・・・・・
三日目の朝、早朝の検温にきた親切な看護婦さんに、
自分が吸乳鬼になってしまうのでは?という妄想に怯える
僕は「なんとか飲み物だけでも・・・・」といってみた。

『う~ん。検査の数値自体は悪くないんですが、どうでしょうか・・
多分飲み物というと、ダメといわれるから、ここは「氷だけ
でもなめさせてもらいませんか?」と先生に聞いてみる
というのは。もしかすると、それくらいは許可されるかも』

僕は朝食前にやってきた、レジデントの先生に言ってみた。
「う~ん、氷を口に含んだだけでも、膵臓や肝臓が刺激されて
消化液を分泌するので、もう少し我慢していただかないと」

しかし、その後、回診に来た担当医は、検査の数値を確認
すると「うん。いいね。飲料だけでもいってみるかい?
その代わり、痛みが再発するような事があれば止めるけど」

「いや、痛みに耐えてまで飲もうとは思わないので、痛んだら
すぐに止めます」
もはや心の60%が吸乳鬼に変化してる僕は、すぐさま答えた。

「じゃあ、お茶とか水とか軽いものから。少しずつ口に
するように。ごくごく飲むのはダメだからね」
こうして僕は、三日目の午後から、飲み物だけ口にすることが
許された。

「普通、膵炎の患者さんは、一週間は何も口にいれさせて
もらえないんですよ。早くても五日間は点滴だけです。
飲み物だけとはいえ、三日目で許可されたなんて、私、
はじめてです」午後の検温のとき、無糖の紅茶をちびちび
飲む僕をみながら、看護婦さんがいった。

あぶない・・・マジで吸乳鬼になってしまうとこだった。

翌日は重湯が許可され、それが数日つづいたあと五分粥。
そして全粥。
経過は順調にすすんだと思われた。

しかし、最終検査の結果、僕の胆道には狭窄部分が
あることが判明した。順調な経過に、ニコニコしていた先生が、
いきなり深刻な顔で現れて言った。

「この狭窄は石がつまっているとかではなく、外側から
圧迫されているようです。胆石が十二指腸に落ちるときに、
傷つけた部分が、炎症おこしたのかもしれませんが、
腫瘍の可能性もあります。明日かあさって、内視鏡を入れて、
造影剤を投入して詳しくしらべると同時に、組織をとって、
検査にまわしますから」

そして二日後、検査のために、服を着替えた僕の前に
運んでこられたのは、キャスター付きのストレッチャーだった!!

「あの~。歩いて検査室までいけますけど」
「ストレッチャーでという指示ですから」
イヤな予感がした(--)

しかもストレッチャーで運ばれたのは、二階の内視鏡室では
なく、一階の鉄の扉の部屋だ。

検査室の看護婦に、患者受け渡しの手続きを終えて帰ろうと
する顔なじみの看護婦さんに、僕はいった。
「あの~まさか出てきた時は、ショッカーの怪人に改造
されてるなんて事はないですよね」

無視された。

検査室はまるで手術室のような物々しさだ。
「あの~時間的にどのくらいかかるんでしょうか?」

「それは人それぞれで。この前の人は一時間くらいでしたけど」
でも、2時の検査といわれて、絶食してた僕が呼び出されたのが、
すでに4時。
一時間で終わってるなら、2時間もおくれないのでは??

内視鏡を一時間以上つっこんだままにされるなんて、想像
しただけで死にそうだ。去年十二指腸潰瘍で、何回かのんだが、
20分くらいだってつらいのに。

いきなり黙り込んだ僕に、看護婦さんが「でも、眠くなるお薬を投与
しますから、想像するほどつらくないと思いますよ」と優しくいった。

のどの麻酔を口にふくまされ、それが終わると看護婦さんが
「じゃあ、これから眠くなる薬を点滴からいれますからねえ~」

担当医がやってきて、「じゃあ円くんはじめるから」と内視鏡を
噛みちぎったりしないように、口をダッチワイフのように広げる
マウスピース(僕は密かにエロピースと呼んでいる)を
かまされた僕の口に、内視鏡を入れだした

すみません。全然眠くならないんですけど・・・

作業はどんどん進む。確かに以前よりつらくない

でも全然眠くならないんですけど・・・・

ヨガの呼吸法を使って、精神と肉体を安定させていた僕にも
ついに限界が訪れた!!

全然眠くはならないですよ!!くるしいですっ!!

同時に僕はゲフッ!!と空えづきをはじめた。もちろん故意にではない。体がえづいたのだ。医師があわただしく反応する!!そして・・・・

それから10分。検査は終わった。
僕はぼろぼろに犯された女性のような気分(多分)で
検査室を出た。
吸乳鬼(ただし幼生。進化せず)は内視鏡をあやつる触手系医師に敗北したようだった。

確かにストレッチャーは必要だった

帰るときにはねっ

(To be continue)

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2004.02.26

いい年した男が三人でーその3-

僕の体を、人生最大の快楽が突き抜けたあと、
ぼくは、トイレにいき、自分のパンツの中の状態を
確認した。

幸か不幸か、実はでていなかった。数日間
食事らしい食事をしていなかったので、汁(?)
はでていたものの、
いい年をして「おもらしさん」にならずにすんだ訳だ。

安心した僕は、とりあえずパジャマ一式とパンツを
脱ぎ、洗濯機に放り込むと、シャワーを浴びた。
体はヘロヘロだが、さっきのような叫びたくなる
痛みはない。だけどこれは、ヤバすぎる感じだ。

そのまま眠りについたが、翌朝、目を覚まし、なんとか
病院までいけそうなのを確認すると、こういうときの為に
買っておいた、内科レジデントマニュアルを開いた。

胃けいれんにしては上半分っていうのはおかしい。
レジデントマニュアルを見る分には、肝臓が腫れてる
気がするし、何よりも胆石などの「石」の可能性は
否定しきれない。

数年前、吐血状態にまで至った十二指腸潰瘍を
病院にいかずになおした僕だが、ここはおとなしく
主治医にすがる事にした。

電話をすると、主治医は今日、内科の救急で
診察してるので、すぐ来るようにと言う。
僕はラッシュ時間がおさまるのを待って、病院に
むかった。
僕の顔を見て、主治医は「どうですか?」という。

「いや~死にそうという程ではないですが、結構
キツいです」
「ちょっとお腹を触診してみましょう。・・・ん?ここ
痛いですか?」
「はあ」
「血液検査しましょう。検査の結果が出たら改めて
診察を」

そして一時間後
「肝臓と膵臓の数値に著しい変化がみられます。
CTスキャンを。状況によっては、消化器の専門医に
引き継ぎますから。」

内科救急から、内科にまわされた僕は、とても親切な
対応を受けた。
消化器の専門医が来るまで、「この肝臓の数字じゃ、
座ってまってるのはつらいわよね」と、ストレッチャーに
寝た状態で待つことを許されたのだ。
体は楽になったが、全体としてはヤバすぎる感じだ。
消化器の専門医が来て、状況をきき、触診をした。
他の医師と話している間、僕はうつぶせになって
ストレッチャーで待った。

戻ってきた消化器の専門医はうつぶせになっている
僕を見て言った。
「そのほうが楽なのかな?」
「ええ、まあ」
「膵臓と肝臓が炎症をおこしています。膵炎だね。
そうやってうつぶせにしてると、楽なのは、膵炎患者の
特徴だし。入院になるから。数日は点滴だけ」

入院中、僕の担当になるレジデントの医師がきて
再度問診と触診をし、点滴の指示をした。
看護婦さんがやってきて、その日僕がはじめて
口にしたウーロン茶を、「申し訳ないけど、胃を
刺激すると、また痛むんで」と没収した。
「飲み物もダメなんですか?」と僕。
「ええ、数日は点滴だけです。飲み物も食べ物も、いっさい禁止です」

こうして僕は病院に収容されることとなった。
モトちゃんの足首にヒビがはいってから5日後の事だった

だが、その時は知らなかったのだ。
モトちゃんの足首にはいったヒビは悪化し、僕同様、
入院して、ボルトを4本も入れられることになっていて、
ヘルニア友人は父親が危篤状態になってた事なんて・・・

そう、僕等三人は厄年に突入していたのだった

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2004.02.22

いい年した男が三人でーその2-

モトちゃんの足に、ヒビがはいった翌日の木曜日。

僕は自分の体に、異変を感じた。
食事をすると、食べたものが胃にずっととどまったままで、
なかなか胃から、出て行かない気がするのだ。

今はめでたく完治したのだが、半年前まで、僕は10年を
軽く越す年月を、十二指腸潰瘍に悩まされて来た。

だから胃酸の類は、常にたっぷりで、胃の消化が悪い
なんて事は、一度もなかったのだ。

金曜日、僕の食事は、昼にコンビニで買ったサンドイッチ、
夜はビスケットにポカリスエットだけになった。

土曜日は会社にいったが、仕事にならず、サンドイッチ
を二時間かけて食べた。

日曜日は紅茶とビスケットを少量食べただけで、月曜日は
流石に会社を休んだ。

紅茶を飲むとちょっとは楽になるのだが、午後になって
紅茶を飲むのも苦痛になってきた。
固形物は食べる気がしない。いつまでも胃に残って、
いや~な感じがするのだ。

しかもこの日、尿がショッキングなまでに、オレンジ色になってしまったのだ!!

主治医の「何かあったらすぐに連絡するように」という
言葉が頭をよぎった。

「何かあったら」ではない。これは明らかにありすぎだ。
しかし、仕事で五年間中国で過ごした過去を持つ僕には、
強烈な医者への不信感がある。
なんてったって、中国の漢方医に、十二指腸潰瘍で
下血までして8キロも痩せてヘロヘロになったのに
「腎虚」という、こっぱずかしい誤診を下された事があったのだ。

しかもこのときは会社中に「ヤリすぎだってよ・・・ププッ」という噂がとびかった。

ヤリすぎどころか、当時、僕の降格を狙う、
中国側の一部役員に、寝首をかかれないように、
京都の坊さんよりも、はるかに禁欲的な生活を
おくっていたこの僕がだ!!

そしてその日の夕方、やるせない痛みが僕を襲った。
左の腰が痛いのだ。おまけに食道と胃の境目が引きつる
ような感じだ。死ぬほど痛いのではない。だがかなり痛い。
救急車を呼ぶほどではないが、我慢も限界まであとわずか
という、なんとも中途半端な・・・・・

「どうなっとんじゃわりゃあ~っ!!」僕は一人で
叫び続けた!!何度も何度も叫んだが、もちろん痛みは
ひかないどころか、ますます酷くなる。
そして、その痛みが、ピークに達しようとする夜9時頃、
ついに体の痛みが耐えきれないレベルに達したのか、
ベットに横たわる僕の脳は、いきなり、たとえようもない快楽に満たされた!!

「ああ、脳内麻薬だ。これは脳内麻薬が噴出したからに違いない。この快楽。みんなに教えてあげなくちゃ・・・・」

ぼくの心は幸福感に満たされ、痛みにこわばった体は一気に脱力した。

そして・・・・

ボクハ ダップン シタ

そう、僕は脱糞してしまったのだ(-_-;)

幼稚園の頃も、小学生の頃も遙か記憶の彼方に去って
しまっているというのに・・・・

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2004.02.19

いい年した男が三人でーその1-

大学時代からの友人が椎間板ヘルニアで自宅療養になった。
その友人から、ある日僕の携帯にメールがきた。
「モトちゃんが、足、骨折したらしいよ」

他人の不幸は蜜の味。大学時代「悪魔」とまで呼ばれた僕は,
速攻でモトちゃんのうちに電話をかけた。

電話にでたのは奥さん。
「モトちゃん、足の骨折ったんだって?」楽しそうに尋ねる僕に、
「えっ?なんで知ってるの?今、病院から帰ってきたばっかり
なのに!!」と、ちょっと驚く奥さん
「はは。僕にも色々と情報網があって・・・・・・」

情報網も糞もない。単に21世紀日本の携帯文明の成果だ。

「まあ、いいや。なんでもないところで転んで、足にひび
はいったのがショックみたいで。年なのかしら。動けないん
ですよ。今ベットにいます。フフフ」

奥さんの微妙に楽しそうな「フフフ」。動けないモトちゃん。
僕はナニゲに昔見た映画『ミザリー』を思い出した。

こういうときに備えて、モトちゃんは普段から奥さんを大事に
しているのだろうか?
結婚記念日と奥さんの誕生日には、きちんと花束くらい
あげているのだろうか?

だとしたら、亭主の不幸をおもしろがるような、この笑いはなんなのだ?

モトちゃんの奥さんは、僕と同じB型だが、血液型だけではなく、
性格も僕と同じB型悪魔系なのだろうか?

動けないのをいいことに、奥さんが外出する間、無理矢理
成人用おむつをつけさせられるモトちゃん

「おでん食べさせてあげるね」と口元まで運んでもらうが
激熱で唇も口内もやけどするモトちゃん

「ウーロン茶のませてあげるね」と言われるも、
2Lのペットボトルを、無理矢理口につっこまれ、
溺死しそうになるモトちゃん

まさにドメスティック・バイオレンスの嵐だ。

電話の向こうで、「フフフ」という、笑い声一つで、
とんでもない妄想が繰り広げられているのも知らず、
寝たきりになった亭主の実況レポートにはげむ奥さんに、
僕はモトちゃんに代わってもらうよう頼んだ。

「電話とどくかなあ~(コードレスじゃねーのかよ!!)。
 携帯にかけてくれっていってますよ」
「イヤだ。携帯代高いもん」
「しょうがないな~」ガサゴソ

「よお~」モトちゃんだ!!

「足にヒビはいったんだって?」
「いやいやいや、なんかちょっと、ひねっただけなのに、
ヒビはいっちゃってさあ~。今日は仮ギブスみたいなの
つけてもらって、明日ちゃんとしたの、つけてもらう
予定なんだけどさあ~。いずれにせよ、車はしばらく
使えないから、仕事も休みだわ」
「お気の毒。でもまあ、ずっと忙しかったから、この辺で
ゆっくり休養とって、奥さんの愛情を堪能してよ」
「ははは。そうするかなあ~」

とりあえずドメスティック・バイオレンスの嵐は吹きまくっていないらしい(当然だ!!)

安心して(?)電話を切った僕は、携帯をとると、
ヘルニア友人と、僕等の共通の友人のミユちゃんに、
メールを入れた。

「モトちゃん、足にヒビ!!三本目以外立たず!!」

だが、そんな僕にも、モトちゃんの不幸を、はるかに
凌ぐ不幸が、ヒタヒタとせまって来ていたのだった。

その時は、知らなかったのだけど。

(To be continue)

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