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2014.02.09

昭和の香りが消えていく

 

 

声優の永井さんに続き、料理研究家の小林カツ代さんも亡くなられて、なんか悲しい雰囲気の円海です。

 

永井さんといえば、私的には絶対的にファーストガンダムのナレーションなんですが、サザエさんの波平さんも永井さんだったんですねえ。

 

まあ、そう言われればそうなんですが、ちょっと気がつきませんでした。

 

30年以上!?

 

小林カツ代さんは、ケンタロウさんのお母様でもありました。

 

ケンタロウさんは、昔つきあいがあった友達が同級生だったとかで、事故の話をきいて、え~って感じでしたが、お母様もなくなってしまうとは。

 

体を壊したときに、やはり食事は和食にしたほうがいいのだろうかと思い、小林さんの本を買いましたが、洋食しかつくったことのない私には、あらゆる料理に(私の感覚からすると)大量の砂糖が使われていて、驚いた記憶があります。

 

和食って、刺身とか焼き物とか食べてる分にはいいけど、煮物になったらこんなに砂糖使うの?そりゃ糖尿病患者増えるわ!!と思い、結局和食は未だにつくらないという。

 

いや、つくれない?

 

カツ丼と天ぷらはつくりますけどね。

 

そんな訳で、小林カツ代レシピの料理というのは一回しか作ったことないのですが(味はおいしかったですが)小林さんにせよ、永井さんにせよ、私にとっては「昭和」という時代のアイコンなんで。

 

そのお二方が亡くなってしまったというのは、ナニゲに心に哀しい影が差すのを感じますねえ。

 

子供の頃の味というのは、私の場合当然昭和の味なわけで、子供の頃からのお気に入りの味のお店とかもどんどんなくなっていくのは、悲しいですね。

 

そんなものよりおいしいものは、今はいっぱいあるのだけれど、子供の頃なじんだおいしい味というのは別格なわけです。

 

10代の頃に、堺正章が主演していた「天皇の料理番」というドラマがあって、そこでは若い頃とんかつ食べて感動した主人公が、天皇の料理番とまで言われるシェフになるんですが、年老いた彼が、若い頃一緒に修行した友人がやっている町の洋食屋で、とんかつを食べて、感動するところがラストだったと思います。

 

そういう感覚が、いましみじみと私にもやってきていますね。

 

街中のお店のお気に入りの味というのは、後を継ぐ人がいないと、そのまま閉店になって、二度とこの世に出てくることがないわけで、常連さんのいる街中のお店は、是非店を閉める前に、レシピを常連さんにプレゼントとかしてほしい(^_^;)

 

私にとって子供の頃から大好きで、今でも味がかわらないのは、今や1店舗だけです。

 

東中野銀座にある十番という小さな中華屋さんの堅焼きそばなんですが、ここは子供の頃から同じおじさん達が作ってくれています。(世間的にはタンメンが有名ですが)

 

今でも年に一度は食べに行くようにしているんですが、ここが閉店してしまったり、味がかわってしまったら、多分私は、残りの人生、堅焼きそばを食べないで終わるでしょうね。

 

10代半ばで引っ越して、そのあと色々なところで堅焼きそば注文してみたけれど私的には堅焼きそばは、この店のこの味であって、それ以外はありえない。

 

一番のお気に入りはここの餃子だったのですが、それはすでに私が子供の頃と比べると味の傾向は同じなのですが、味が薄くなってしまっています。

 

野菜の味そのものが薄くなったのか?調味料が控えめになったのか?熱のかけかたの違いで、ニンニクやショウガの香味が出きらないのか?あるいはそれらの複合なのか、25年くらい前から違ってきています。

 

あとは比較的近所に、餃子の専門店と、昔ながらのお肉屋さんのコロッケやメンチカツ売っているお店があるのですが、こちらは私より若い人がすでに先代をついでやっているので、多分20年は大丈夫。

 

でもやっぱり個人のお店というのはどんどんなくなり、その場所はチェーン店とかにかわっていくので、それはすごく悲しいし寂しいですね。

 

ほんと、誰かが「昭和の味を保存する会」みたいなのつくって、アンケートみたいなのとってこの店のこの味を残したいと言う人が多数いたら、閉店するときレシピをいただき保存するみたいなことやってくれないですかね?

 

昭和のお店ではないけど、王子の「みの麺多」とかつぶれちゃってけっこうショックだったんですが。

 

あれくらい、そこそこおいしくて並ばないで食べられるお店ってなかったんですけどね。

 

つけ麺に限りますが。

 

店主のえびさーさん、どっかでやってないのかなあ?


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