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2013.12.30

ナウシカは何度見ても泣ける

先日テレビをつけたらナウシカがやってました。

もう何回見たことか。

世間的には宮崎駿というとラピュタなのかもしれませんが、私的には絶対的にナウシカ。

で、カリオストロの城。

正直それ以降の宮崎作品というのは、ブランドありきの感じで、毎年つくらせないで、本人がつくりたい作品出来たときにつくらせればいいのにと思います。

で、ナウシカなんですが、なんか今回は画像が綺麗になっていた気がするんですが、単にデジタルになってからはじめてみるからなんでしょうか?

あと、ナウシカって私は何回見ても泣けてしまうのですが、以前はペジテがオームの幼生ぶら下げてるのをナウシカがとめるとこから、幼生が群れに帰ろうと酸の海に入ろうとするのをナウシカが止めるとこで泣いてしまい、ラストでもないてしまってた訳です。

でも今回はアスベルのおかあさんが、ペジテの飛行機に監禁されているナウシカを「ごめんね」といいながら逃がしてあげるところと、そのあとアスベルが「僕たちの為に(ペジテがオームをつかって風の谷のトルメキア軍を殲滅しようとしていることを)風の谷に伝えてくれ」というところで泣けましたね。

風の谷を愛するナウシカの母性と、アスベルのおかあさんの母性が共鳴して、アスベルも出来る範囲で自分たちの名誉を守ろうとする。

母性というのは、肉体をもった人間が、種を維持していくために、本能レベルで本来持っているべきもので、一方人間としての名誉を守ろうというのは、個である人間の精神性のもっとも高いところに位置するものだと思うのです。

最近のニュース見ていると、母性や父性というものを喪失してしまった人による幼児を対象とした事件が多すぎる気がしますし、名誉なんてことばに至ってはどこにもないですね。

私が若い頃には、働く人にも、雇う人にもそれぞれプライドがあった気がしますが、今はそういう人達も減った気がします。

あともう一つ涙なくして見る事ができない作品があって、それは『蛍の墓』ですね。

でもこれは、見ているうちに主人公に自己同一化しすぎて、見終わると激しく無力感にさいなまれるので、二回くらいしかみたことがありません。

あれは本当に切ない。

あんな経験したら、精神壊れちゃいそう。

 

 

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

 

 

そういえば、この前整理をしていたら、このブログはじめたときの創作ノートが出てきまして。

当時おもいついたネタのタイトルを1ページごとに書いて、あとからストーリーの骨格をその下に書き込んでいこうとしたのですが、いつの間にかノートが消えて、それいらいずっとその場の思いつきで書いているわけです。

それはともかくとして、今見るとタイトルだけのモノには、「これなんの話?」とか、「これ書いたっけ?」と思うものが結構ありました

「赤いナプキンの恐怖」

なんでしょうね?そんな話はなかった気がするのですが。

「恐怖の逆バンジー」

あ、これは多摩のテーマパークの話で、書くとなんか言われそうと思いやめた記憶が。

「恐怖の魔人キャンプ。魔人に彼女がやってきた!!」

これはどうかな~。このときの彼女とは別の人と結婚して子供が二人いるし。

でも本人はここ読んでないと思うんで関係ないか?

「ぱるっちの不思議な世界」

ぱるっちというのはかまやつの妹ですが、これもどうかなあ。

「伝説の男」

ゼミ長なのに髪がオレンジだったモトちゃんの話ですね。

今考えると、モトちゃん髪の毛オレンジで授業受けてるし、私はサングラスかけて授業受けてるし、研究室で、サンドイッチとビールの昼飯とか食べているしメチャクチャ。

まあ、私がサングラスかけて授業受けていたのは、目の下に切り傷つくってしまい、絆創膏貼ってたからですけどね。

「ブレア大戦」

これはオッケーですね。でもきっちり下書きして書かないと、ジャニヲタ女子高生みたいに長い話になってしまうので、作り込んでからはじめるかと。

「円海vsホモチカン」

これは書いたんじゃないかなあ?

まあ、いずれにせよ、来年は初心に戻って、きちんと下書きをしてから書くようにしようと思います。

そうしないと不必要に長くなって、自分でも書くのがつらくなるし、かといって書くのやめるわけにもいかないですもんねえ。

まあ、そんなわけで、今年も一年、有難う御座いました。

良いお年を(^_^)v


2013.12.23

皇居にいってきました(^_^;)

昨年、陛下の体調が思わしくなかったので、伊勢にもお参り行ってきたし、一度も生で陛下を目にしたことないので、行こうかと思いましたが、なんだかんだで行けず。

今年こそは!!と思っていたら、私も行きたいですという人がいて、三人で、皇居デビューしてきました。

思えば今年は出雲と伊勢の遷宮があったし、陛下も80才のお誕生日ということで、初お祝いには丁度いい気が。

東京駅の丸の内中央口からおりて、皇居にむかって進むとボランティアの人が国旗を配っていたので、それをいただき、皇居内へ。

最初に荷物のある人と、ない人にわけられて、荷物ある人は荷物チェック。

荷物のない人は、脇の専用道でスルーです。

もちろん私はこういうこと考えて手ぶらです。

そのあとしばらくいくと身体検査。

ポケットの中のものをすべて出させられて、しっかりボディチェックされます。

そのあと石垣を見ながら、「石垣萌え~」とか言って(ちなみに私でなく同行者ですからね)

そのあと坂道を登って一般参賀の会場へ。

なんか流されているうちに、ほぼ正面、20m程の場所に陣取ることができました。

理由がよくわからないけど、白人系の外人さんは何故かロシア系が多かった気がします。

20分くらいまって、11時に陛下と美智子さま、東宮夫妻、秋篠宮夫妻と娘さんが出てきました!!

う~ん。いいなあ。

声にも大変力があり、とても80才の老人とは思えないのですが、これって多分、毎日のように祝詞唱えているからだろうなあと。

去年は大丈夫だろうか?と思ったのですが、とりあえずご家族皆元気そうで何よりでした。

出かける前にNHKが特番やっていたので見ていたのですが、被災地を訪問した陛下は、畳にすわる被災者に対して、ご自身は板の間に膝をつき、「大丈夫ですか?」みたいな事を言っていました。

天皇という存在には、人それぞれの思いがあると思いますが、125代続く皇室の長が、80になってもそのような行動を自然に取って下されるお方であるというのはすばらしいと思うし、そういう謙虚な方を、国の象徴として戴けるのは、私個人としては幸運であると思いましたよ。

そのあと東御苑を三人で見てまわったのですが、天守閣跡を見たときに、同道していた女性が「これなに?」というので、「元々は天守閣があったんだけど、江戸の大火事で燃えちゃったんだよ。で、再建しようと言う話も出たんだけど、江戸中燃えちゃって再建資金もいるし、世の中も平和になったから、天守閣いらなくね?みたいな話になって、ずっとこのまま放置されてるんだよ」と説明すると「ふ~ん」と言うので「ちなみにそのときの火事というのは、魔界転生でよみがえった天草四郎が農民扇動しておこした一揆の結果で、江戸城まで攻め寄せた天草四郎と、将軍を守る指南役の柳生十兵衛が炎のなかで一騎打ちしたりして、それは大変な戦いだったんだよ!!」と映画魔界転生の話を織り交ぜてすると、「え~!!すごい大変じゃん!!」とあっさり欺されたので、もう一人に「いや、それ違うから!!歴史しらないと見て、後半フィクション混ぜるのやめてくださいよ!!」と新八突っ込み入れられました(^_^;)

まあ、そんな感じの一日で。

去年は伊勢、今年は皇居と来たので、来年は奈良にいって大神神社と鴨都波神社に参拝してみたいです。

そして行けたら出雲も行きたいかなあ。

(子供の頃に諸星大二郎の『暗黒神話』とか読んで、かなり心に響くものがあったので、神社めぐりは好き。したことないんだけど。でも一人は面倒くさくなって結局行くのやめたとかになっちゃうんで、神社マニアの彼女とかできないですかね?)


2013.12.09

円海VSジャニヲタ女子大生 その16

 

 

夏になってもうっちーのとっつ熱はおさまることはなく、数日に一度の割合になったが、相変わらず写メが送られてきた。

 

別に生撮りとかではなく、どこかでキャプチャーしてきたものだと思うのだが、男の写真をおくってこられてもちっとも楽しくない。

 

もっとも、その頃の僕は車の免許を取ろうと教習所に通っていて、あまり気にはならなかった。

 

まだ若い内はともかく、年をとったら郊外の小さな畑とかついた家に住みたいということは、水耕栽培やらガーデニングはじめてから思っていたのだが、都内にすむならともかく、郊外となると車は必須だ。

 

僕は二十代の半ば、中国にいくまでは車酔いもあって、とても車の免許を取るのは無理だと思っていた。

 

でも中国の五年間、毎月のように300キロほどの距離を車で走って、工場で使う原料の生産状況の視察なんかにいくようになって、まったく車酔いもしなくなった。

 

ただ、日本に戻ってからは、中国と日本とをいったりきたりで、なかなかまとまった時間をとれず、B型故に運転もむいてないだろうという自覚もあったのでそのままにしていたのだが、ベランダでのガーデニングをはじめた時に、やはり将来は郊外にたくさんの、実のなる木を植えたり、自分が食べる野菜くらいは作れる畑をもって生活したいみたいなことを思うようになった。

 

小学校低学年のころ亡くなった母方の祖父は、自動車メーカーのパーツをつくる工場を群馬でやっていたが、広大な敷地には中心に自宅があり、向かって右は工場左は畑となっていた。

 

子供心に大きな工場をやっている人が、なんでお百姓さんもやってるんだろうと不思議でしょうがなかったのだが、今はその気持ちがわかるような気がする。

 

年齢的にどうよ?と自分でも思った教習は、昔の交通事故のトラウマを克服するまでの第一段階こそ苦戦したが、路上に出た二段階はストレートですすんだ。

 

なんでだろうと思ったのだが、中国の出張で車に乗るときは、信頼できる運転手の時にはたいてい助手席にすわっていたことを思い出した。

 

中国は左ハンドルなので、日本の右ハンドルの位置で車にのった僕の経験距離は余裕で1万キロをこえていた。

 

その車両感覚が、路上にでたとたん復活してきて、一段階を担当した教官は二段階での僕の運転に驚き、結局1ヶ月半程度で、卒業試験も減点0という立派な成績でほめられて卒業(ま、AT限定だけど)し、学科試験も一番最初に試験場をでて、満点か1問間違いくらいで合格した。

 

大学を卒業して以来、試験というものを受けたことがなかったのだが、ちょっとだけ自信がついた。

 

免許をもらった僕は、そのままバイク用品店にいき、靴と手袋、ヘルメットを購入し、家におくと再度教習所に向かい、今度は普通二輪の教習を申し込み、これはお天気の問題なんかもあって時間がかかったものの10月には免許をとることができた。

 

そんなこんなで、僕の機嫌は比較的よく、うっちーからおくられてくるメールも、余裕でスルーしていたのだが。

ある日うっちーが動画のアドレスをおくってきた。

 

「暇な時ちょっと見てください。おもろいコントです」

 

というのを仕方ないのでアドレスをパソコンに転送してえびコント「ラッパー系医師団」というのを見てみたが、なんか悲しくなってきてしまった。

 

「あ~ 脚本書いた人はがんばったねって感じかな~」

 

あまりにもコメントしずらいので、僕はそうメールした。

 

「彼らが自分で考えたんですよ!!」

 

はあ・・・・・そうなんだ。

 

「あのさ~うっちー。別にとっしーが好きなのはそれでいいんだけどさあ、もうちょっとなんというか、レベルの高いものを目指そうよ。私、昨日テレビつけたら、Greeやってたんだよ。ファーストシーズンがはじまったとき、アメリカでかなりの評判みたいなのは聞いていたんだけど、オタクの合唱部がイジメられながらがんばるみたいな筋書ききいてあまりにもあざとすぎるだろって見なかったんだよね。」

 

「でも昨日たまたまつけたらさ、丁度歌のシーンがやっていて、私、チャンネル変えることができなかったばかりか、しまいには涙がでてきたよ。まあ、たまたま私がうっちーの歳ぐらいのときの思い出の曲だったっていうのもあるんだけどさ。とっつんが好きなのは好きで全然かまわないけど、やっぱ歌でもダンスでも、通りすがりにみかけただけなのに、思わず立ち止まってしまうみたいなレベルのものをファンとして要求してもいいんじゃない?」

 

「私は、学生の頃、岡本太郎の講演きいたことあるんだけど、やっぱアーティストなら、自分を高めて高めて、自分がたどり着ける限界まで芸術の神をおいかけていかないといけないと思うんだよね。単に自分が努力したとか、ファンが喜んでくれたとかでなくて。もちろん単なるエンターティナ―なら見ている人を喜ばせることができればそれでいいんだけどさ。でも、芸人ならともかく歌とか芸術とかって、楽しませたり喜ばせたりするだけでなく、見たり聞いたりしている人の魂をうつことができなければ、駄目だと思うんだよ。少なくともそこに向かって精進していく気持ちがないとさ。」

 

「とっしーでもとっつんでもなくて、とっつ!!」

 

そうだったな。

 

「でも言われていることはわかります。魂をうつ、思わず立ち止まってしまうくらいのものかあ~」

 

わかったのか?

 

その日、うっちーからのメールはそれで終わりになった。

 

 

 
(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)

 

 

翌年正月。

 

僕と我が友チヒロは、神田明神のお年始を終え、近くのココスで軽く食事をしていた。

 

「でさ~、最期はどうなったかというと、タッキーなんだよ。」

 

僕はうっちーの話をかいつまんで話してからチヒロにいった。

 

「タッキー&翼のタッキーか?」

 

「そう。私がたまたまタッキーを見たら結構老けていてさ、もちろん老けたといっても同年代の連中と比べれば全然若いんだけど」

 

「俺たちと同じだな。」

 

僕はそういうチヒロの髪を見て言った。

 

「いや、おまえの髪の毛は染めているだけで、実際は半分以上白いだろ。」

 

「おまえは白髪がみあたらんが、てっぺん薄くなってきているぞ」

 

「いや、それはどうでもいいだろ。ともかくその子からメールが来たとき、その話をしたんだよ。久しぶりに見たけど、タッキーもおっさん臭くなったなと。」

 

「で?」

 

「そしたら、そんなことないタッキーは若々しいし、毎日トレーニングをかかさずどうたらこうたらと長々とメールよこしたんで、そのときオレは機嫌が悪くてキレた。」

 

「おまえ、女に一方的にギャアギャア言われるの嫌いだもんな。中学生の時から」

 

パリパリのハードシェルにのったタコスサラダを店員がもってきた。

 

「しるか!!でも、オレがキレたのは最期に「タッキーのこと何にもしらない癖に!!」と書いてあったことなんだ。で、オレも、おまえはタッキーが本当に美しかった頃の事しらんだろ?ほんまもんの繊細な美少年だったんだぞ!!そのころのタッキーを知っている私からすれば、今のタッキーはおっさんなんだ!!といってやったのだ。」

 

「う~ん。確かに義経やったころのタッキーはそんな感じだったな。でもおまえがそんなにタッキーに入れ込んでいたとはおもわなかった。まるでマライヒを語るバンコラン少佐のようだな。」

 

「人を美少年キラーみたいに言うな!!事実を言うとるだけやろうが!!って全部食うなよオレが注文したんだから。」

危ない。ナニゲにチヒロは僕のタコスサラダを全部食べようとしていた。

 

パリパリサクサクが大好きな僕からこのハードシェルタコスサラダを奪うなんてありえない。

 

「半分にしてやったんだろうが」

 

「でだな、そういったらヤツもまたキレたのだ。返信をみただけで不愉快になったので最初の二行だけ読んで、消去してやった。」

 

「大人げないな。」

 

「ほっとけ!!ともかくそのまま放置したら、翌日また何事もないようにメールが来た」

 

「それで」

 

「でもオレは完全に腹がたっていたので、ぐしゃっと潰してやることにしたのだ」

 

「本当に大人げないな。でも、オレの知る限り、おまえはイラッとくる人間とは三ヶ月くらいしか我慢してつきあえなかったから、一年つきあったということは我慢はできるようになったのかもしれん。」

 

「で、オレは考えた。ヤツが一番イヤな顔をしたのはいつか。それは山本センセイをほめた時だ。オレはヤツは自分の前で自分が他の女と比較されるのが一番イヤなはずだと気がついたのだ」

 

「それはその子にかかわらず、あらゆる女の子がイヤだろ」

 

「で、そのときのメールは、今週はABC-zのイベントがあるので毎日都内にでてきているという内容だったので、オレは果穂ちゃんも来ているの?と聞いた」

 

「ふむ」

 

チヒロの頼んだハンバーグとエビフライのプレートが来た。

 

「なんだその四角いのは。なんとなく許しがたいな。」

 

僕が嫌味な感じで言うのを無視して、チヒロはハンバーグから食べ始めた。

 

「で、もちろんですよというので、オレは言ってやったのだよ。おにいさん果穂ちゃんとランチしたいかも~と。」

 

チヒロはじっと僕の顔を見つめていった。

 

「それは口に出されるとキモいな。」

 

「うむ。おれも今、そうおもったところだ。するとしばらくしてヤツは返事を返してきた。」

 

「なんだって?」

 

「何がかなしくて果穂ちゃんがおっさんとランチしなくちゃならないんですかと」

 

「かかったな」

 

「うん。かかった。で、うっちーはうざいけど、果穂ちゃんは素直でいい子だから、一緒にランチしたいんじゃボケ!!と返したのだ。」

 

「そしたら?」

 

「若いってすばらしい!!と一言返信してきて、ようやくオレは開放されたのだ。」

 

僕の頼んだサーロインステーキが運ばれてきた。

 

 

 

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

 

「おまえもそれ以上はやらなかったんだ?」

 

「実は、おまえの場合は若いって恥ずかしいの間違えじゃろ!!と返信しようと思ったがやめた。いつかはちゃんと相手ができるようになるだろうと思ってやりとりしてたけど、ほんとすればするほど不愉快になるんだから。それにしてもさ~、なんで最近の子ってああなんだろうな?俺たちだって10代の頃はアイドルとか好きだったけど、大学いって洋楽とか聞くようになったら、いったい自分たちがすばらしい、好きだと思ってたものは、なんてレベルの低いモノだったんだと気づいて、卒業したよな?」

 

「そうだな。でもまだそういうものに出会ってないんじゃないか?」

 

「でもアメリカ留学していたっていってたぞ。」

 

「アメリカ留学して、ジャニヲタでいられるっていうのはある意味絶望的だな。一流の料理人の料理食べて「でもやっぱ私はマックがいい」っていうくらい絶望的だな。絶望生徒だな」

 

「一番いらいらするのは、なんでもっとすばらしいものがいっぱいあるのに、自分が手にいれたものだけで満足して、もっとすばらしいものを探しに行こうとおもわないのかってことだな。多分オウムの高学歴信徒とかも似たようなものだと思うんだよな。日本には仏典の翻訳だっていっぱいあるのに、麻原が最高って思い込んで、そこから出ようとしない。井筒俊彦なんて読めば、一体自分たちは何をやっていたんだろうと思うと思うんだが。なんでそんな低いレベルで満足してしまうのかがまったくわからん。」

 

「まあ、そういう世代なんだろ。オレもずっと高校、大学と部の指導続けていいたが、高校は去年やめにした。講演が終わって、反省会をして、間違えたとこ確認すると「でもお客さんはいいっていってました」とか言うんだよな。客なんて身内なんだから、お世辞にきまってるだろ。ほんとがっかりした。絶望生徒だ。それにくらべると、おまえは高校生の時、俺たちの講演聞きに来て、終わった後、こことこことここが間違っていたと思うと正確に指摘したよな。音符も読めないおまえがなんで指摘できるんだよと思ったけど、その通りだったし。間違ったら、客が拍手しようがしまいが、次に間違えないようにしようと思うのが俺等の世代で、間違ったけど客が拍手してくれたから、間違いでもいいんだと納得してしまうのが今の世代だなきっと。」

 

「日本がモノ作りの国でなくなっていくのがわかるような話だな。」

 

「ま、そんなことはどうでもいいが、おまえダイエット中?」

 

「うん。なんで?」

 

「いや、ご飯もパンも注文しなかったから」

 

「糖質オフダイエットだ。最近はやりの。」

 

「効果あんの?」

 

「いままでのダイエットでは一番いい気がする」

 

「ふ~ん」

 

となりの席にすわっていた、20代前半のカップルが席を立った。

 

「あの二人さ、正月デートしてるのに、席すわってからお互いに一言も話さなかったよな?」

 

僕は我が友チヒロに言った。

 

「ああ、それはオレも気がついていた。オーダーも相談するわけではなく、ウェイトレスに別々に注文して、ずっとお互い黙っていて、食べ終わったらそれぞれ携帯出してずっとなんかやってたな。」

 

「そんなんで正月からデートする必要あるんか?お互い一言も口もきかないのに一緒にご飯する必要あるんか?」

 

僕はチヒロにきいた。

 

「多分必要はお互い認めているけど、それをどうやったらより楽しくできるかをしらないんだろうな。」

 

「そっか・・・・」

 

 

 

僕らは妙にがっかりした気分になったまま、店を出た。

 

 

 

 

 

The End


2013.12.07

ショック(>_<)

全然更新してないブログを削除して、新しいブログをつくろうと思っているのですが、ココログの設定の仕方が全然わからない。

いや、わからないってことないと思うんだけど、このブログはじめたころって、もっと簡単に画面つくれたとおもったんだけどなあと。

あ、でもココログってデザインとか保存しておけた気がする。

確認してみようかな?

それにしても、一昨日、昨日と、特定秘密保護法案の騒動、すごかったですね。

確かにあの内容だと、法的に拡大解釈する余地が残ってしまうとは思うのですが、戦前の特高警察の時代に戻るとかいう話は、誰が聞いてもおかしいでしょと。

だってあの時代とは情報インフラがまったく違うでしょ?

あのカダフィ政権が、倒れる時代ですよ?

国民の意識だって違う。

いわゆる左翼の人達にとっては、戦前の特高警察をたとえに出すことが、非常にインパクトがあるのはわかりますが、今の情報インフラと民主主義化された日本で、特高警察みたいな権限をもつ集団をつくることは誰が考えても不可能ですよね。

実際にそういう動きをすれば、次の選挙で政権追われることは間違いないわけで。

そんなことは、あれだけ国民の期待をあつめて政権政党になったにも関わらず、今では風前の灯火みたいになっている民主党みればわかると思うのです。

一般の人達はそういうことがわかっているなかで、煽っているつもりの人達が、それをわかっていない、或いはそういう煽り方に効果があると思っているということが、問題だと思うんですよね。

特高警察の時代に~とか言っても、一般の人からすれば、宇宙人が攻めてくる!!とかいう話と同じくらいの馬鹿馬鹿しい話としか受け取れないンじゃないかと。

私も、もう少し時間かけて、あくまで通す前提で、システムとか、法案の細かい言葉遣いのツメをすべきだったとは思いますが、マスコミがあそこまでヒステリックに反対の論陣張ったら、難しい。

ほとんどのテレビ局が、反対している人達のことだけとりあげていて、賛成派はまったくとりあげないんですから、こういう状況の方が一般的な国民から見るとずっと危険におもえてしまう。

そもそも尖閣の漁船衝突騒動の時だって、きっちり取材したら自分たちで特ダネとしてスクープできたわけですよね?にも関わらず、当時の政府とつるんで闇に葬り去ろうとしたマスコミが、何をいっているんだとしか思えないわけで。

今朝精神科医の香山リカが、「反対を語れば語るほど逆効果になるくらい嫌われてるっちう事を私をふくめリベラル派は考えてみなきゃ。これじゃ反対集会開いて、かえって法案成立に貢献しただけってことになる」といったみたいな話を朝、ネットでみましたが、その通りだと思いますね。

というか、そういう人達は、すごく簡単に日本を扇動できると思い込んでいるわけです。

かなりの国民が毎日のように新聞なりニュース見るという国なんて、世界中探しても日本くらいしかないんですから、60,70年安保みたいな、事実に基づくか基づかないかあやふやなネタで扇動しようとしても、今は無理でしょう。

新聞のテレビ欄しかみないような人とかは扇動できても、ちゃんとした社会人でネットで情報を収集できるような人を扇動するのは難しい。

良いか悪いかは別として、民主党政権を経て、政治に慎重になっている国民というものを、左翼と言われる人達や、民主党はよく考えないといけないと思いますね。

結局中道のところが丁度いいんですが、一人の人間なり政党なりで極めるのは難しいから、世の中、左右があって結果としてバランスがとれて丁度いい。言論の自由を保障するというのは、そのためのシステムだと思うのですね。

左右や、賛否のないところに言論の自由なんて必要ないでしょ?

右の人からすれば左のいうことは受け入れがたいだろうし、左の人からすると右のいうことは受け入れがたい。

双方が自分の考えを述べるところで、民に問うのが民主主義で、それを考えると、ひたすら反対派のデモ参加者や著名人の意見だけを画面に並べて、賛成派に関しては完璧に無視して画面に出さなかったテレビ局というのは、本当に問題だと思いますね。

反対だからそうやったというのはわかりますが、良識ある人々の信頼を大きく失ったということは確かで、人々の信頼をなくしたプロパガンダマシーンというのは、意味がなく実質死に体になってしまうわけで。

もっとも、それよりも中国の突然の防空識別圏の設定がなければ、或いは与党も、もっと時間をかけたかもしれない。

あれが、今期国会でどうしても特定秘密保護法案を議決しなきゃという思いを与党に強くさせたのは間違いないわけですし、それをわからない中共だとも思えない。

あのタイミングで防空識別圏の話を出してきた中共の事情というのは、個人的にとても気になるところです。

いや、そんなことより。

『アイ・カーリー』おわっちゃったのかよっ!!

しばらくはセレクションやるみたいだけど、ああいう肩のこらないドラマってけっこう好きなんで(昔の『ファミリー・タイズ』とか『スレッジ・ハマ―』とか)思いっきりショックだよ!!

もう『五時に夢中』の木曜日と月曜日を楽しみに生きるしかないか・・・・

でも内藤聡子さんはいい!!

歴代の女性アシスタントのなかでは一番ステキです。


2013.12.02

円海vsジャニヲタ女子大生 その15

それからは、また以前のように、トッシーだかトッツィーだかの画像がおくられてきて、僕の携帯代金は上昇した。

 

トッシーへのはまり方が凄いのか、僕がスルーしてもまたおくられてきた。

 

「あのさ、えっと果穂ちゃんだっけ?あれは君がジャニヲタだって知ってるんだから、彼女に見せればいいんじゃない?」

 

僕はたまりかねて言った。

 

「果穂ちゃんはとっつ担ではないので、おくるのは失礼です」

 

はあ~

 

オレもとっつ担じゃねえし、ABC-Zもしらねえし、関心もないんだが。

 

「うっちーさあ、おまえ下の名前なんていったっけ?」

 

とりあえず僕はきわめて無難な話題に話をかえようとした。

 

下の名前何?兄弟はいる?血液型は?

 

とりあえず女子との会話につまって、なおかつ会話しなければならない状況になった場合の定番質問というやつだ。

 

「え?なんだと思いますか?」

 

「トッツィー。」

 

「そんなわけないのわかっていってますよね?」

 

「ジャニ子」

 

「・・・・・・・・」

 

「とと美」

 

「馬鹿にしてるんですか?いいですよ。もう教えません。」

 

いや、ジャニの話をやめてほしいだけで、教えてくれなくて結構なんだが。

 

「じゃあ兄弟いるの?」

 

「どう思いますか?」

 

「いるの?」

 

「教えません」

 

この反応とコミュニケーション能力の低さから、こいつは間違いなく一人っ子だと僕は確信した。

 

そのままスルーしておくと、今度はうっちーから質問が来た。

 

「おにいさんの血液型って何型ですか?」

 

「教えない。」

 

「もお~ すねないで教えてくださいよお~。」

 

「B型。」

 

「え~ ありえない!!私はB型と仲良く出来るし!!果穂ちゃんだってB型だし」

 

「それは単に果穂ちゃんが人間的にできた子だからだろうな。」

 

いい子だな果穂ちゃん。そしてご苦労さまだな。

 

「果穂ちゃんのこと知らないくせにっ!!」

 

「知らなくてもわかるんだな。仁が入籍してたのもしらなかった君とは違って。」

 

「ああ!!なんでうまくいかないんだろう!!私の血液型、なんだと思いますか?」

 

「A。」

 

「え~っ!!いままで誰からもAって言われたことないのにっ!!なんでわかったんですかっ!!」

 

「いや、誰が見ても一人っ子のA型だろ」

 

「なんで?なんでわかるの?」

 

「大人だからさ。」

 

僕はシャアのようにつぶやきながら文字を打ち込んだ。

 

 

 

ぼうやではないのだよ。フフ

 

 

 
(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

 

一週間ほどすると、またうっちーがお店にやってきた。

 

僕が二階にいると、焼き肉がどうのこうのというはっしーの声がきこえ、しばらくしてうっちーがあがってきた。

 

「何しにきたんだね。」

 

僕は忙しい仕事が終わり、ほっと一息というところだったので、あまり機嫌が良くなかった。

 

「はっしーさんに焼き肉ごちそうになる話はどうなったかと聞こうと思って」

 

「もうこの時期になったらはっしーは忙しいだろ。休みも不定期になるから予定たたんぞ」

 

「はい、そういわれました。」

 

「秋まで待つんだな。」

 

「はあ~」

 

焼き肉なんて自分たちでいけ。牛角いけ!!

 

「なんか気がつきませんか?」

 

「うん?」

 

僕はうっちーをマジマジと見た。

 

紙袋の中にウチワが二本入っていた。

 

「なんでウチワなんてもっている?センスにすればよかろう。」

 

「センスじゃ駄目なんですよ!!」

 

「はあ?ちょっと見せて見ろ」

 

「駄目です!!絶対駄目!!」

 

「駄目もくそもあるか!!見せろその団扇!!」

 

無理矢理紙袋ごとひったくり、団扇をとりだすと、それにはなんか微妙に年いった若者の顔写真が片面にはってあり、もう片方にはそれぞれ「とっつ大好き」「笑顔をありがとう」と書かれてあった。

 

「な、なんだこれは・・・・・」

 

「お、応援うちわですよ!!これから行くんです!!」

 

「応援うちわ?こんなの売ってるのか?」

 

「おかあさんとつくったんですっ!!」

 

「おまえの母親も、ジャニヲタなのかっ?」

 

「いいじゃないですかっ!!どうだって!!」

 

「うわ~イヤだ。なんか知らないけどイヤだ。すごくイヤだ気持ち悪い。はじめてジャニヲタ気持ち悪いと思った」

 

「なんで!!気持ち悪くないじゃん!!」

 

「写真はいいけど、笑顔をありがとうとか、とっつ大好きとか書いてあるのが駄目。死にたい。生きたリアルタイム黒歴史だよこれ!!」

 

「そんなことないですよ!!みんな持ってます!!」

 

「うっわあ~ 近寄りたくねえ。やくざの集会や暴走族の集会以上に近づきたくねえ。」

 

「なんだよ!!他になんか気がつかないんですか!!」

 

「なんだ?他にもまだ気持ち悪いものもってるのか?まさかパンツにもとっつの顔プリントしてあるとかいうんじゃないだろうな?」

 

「そんなことするかっ!!」

 

「じゃあ、どんな気持ち悪いものもってんの?」

 

「もってませんよ!!なんでこないだは太ったのすぐわかったのに、今回は痩せたのわかんないんですかっ!!」

 

「やせったっていっても、年末サイズに戻っただけじゃん。それが普通なんだから気がつかないよ。へそだしファッションでもしてくれば別だけど。」

 

「なんでこんなところにへそ出しファッションでこなきゃならないんだよ!!」

 

「サービスだよサービス。そういやあ、今日はちゃんと化粧してんじゃん」

 

「いけませんか?化粧しちゃ?」

 

「いや別に。どうでもいいけど」

 

「はあ~?」

 

化粧してるけど、別にかわいくはなってないねというのはやめた。

 

「あっ」

 

うっちーがいきなり何か思い出したようにいった。

 

「果穂ちゃん下にいたんだった」

 

「なんと果穂ちゃん来てるのか?」

 

僕はうっちーと一緒に下におりた。

 

店先に不安そうな顔をしてたっていた果穂ちゃんは、うっちーと僕が降りてきたのを見てホッとした顔をした。

 

 
「おまえは気の効かない奴だな。なんで果穂ちゃんも一緒にあがってこないんだ」

 

僕はうっちーを見ていった。

 

「私はいこうよっていったけど、果穂ちゃんがここで待ってるっていったんですよ。」

 

「果穂ちゃん遠慮しなくていいのに。うっちーがいなくてもあがってきていいよ。」

 

「なんですかその態度の違いは!!」

 

そんなやりとりをしているなか、僕は果穂ちゃんまでもが、団扇の柄がはみ出した紙袋をもっているのに気がついた。

 

「ちょっちょっちょっ きみい~ その袋の中身はなんだか見せなさい!!」

 

僕がそういうと、果穂ちゃんは素直に団扇を取り出した。

 

ぎゃあぎゃあ抵抗したうっちーとは大違いだな。

 

「こ、これは・・・・」

 

予想はしていたが、果穂ちゃんが持っていたのは、うっちーと同じ応援団扇だった。

 

ただ写真が違うし、裏の文字も英語だ。

 

「見てください、これ、おまんじゅうみたいな顔でしょ?」

 

うっちーが果穂ちゃんの団扇の写真を見ていった。

 

「いや、これはありだな。かわいい顔だ。果穂ちゃんが好きになるのもわかる。果穂ちゃんは男の趣味がいいな。誰かと違って。」

 

果穂ちゃんは嬉しそうな顔をした。

 

「なんでですか!!とっつの時はキモいとか言ってたのに。」

 

「別にとっつがキモいなんていってないから。裏の文字がキモいだけで」

 

僕は果穂ちゃんに団扇を返すと、うっちーの紙袋から再び団扇を取り出した。

 

「ポイッだ」

 

地面に捨てた。

 

「あ~っ!!何するんですかっ!!私の応援団扇を!!」

 

うっちーはあわてて拾うと、汚れがないか確認した。

 

もちろん汚れがないところに落としたから汚れていない。

 

「もうやめてくださいよ。」

 

「だっておまえはうるさいだろ?果穂ちゃんはこんなに素直なのに」

 

うっちーはさささっと果穂ちゃんのとなりに来て、果穂ちゃんの腕をとった。

 

「私の親友ですよ。私のものです。」

 

「なにいってんだよ。果穂ちゃんから離れろ!!果穂ちゃん、馬鹿がうつるから手を振り払いなさい。」

 

果穂ちゃんはおもしろそうな顔をしてクスクス笑っていた。

 

「ええい」

 

僕はうっちーから再度団扇をとりあげると、ちょっと上に投げた。

 

うっちーが果穂ちゃんの腕を放し、落ちてくる団扇を取る間に、すかさず果穂ちゃんとうっちーの間に入ることに成功した。

 

「あっ」

 

「あぶないあぶない。果穂ちゃんはこんな素直でよい子なのに、あやうくうっちーの毒がまわってしまうとこだった。駄目ですよ。うっちーに触らせちゃ。ジャニヲタがうつったのは仕方ないけど、凶暴さまでうつったらご両親が泣きますからね。」

 

「も~ッ なんでそんなに扱いが違うの!!」

 

「簡単な事だ。果穂ちゃんは素直な子だからいじめる必要もなにもない。君はひねているからまっすぐ伸ばすためには力をかけて、まずはひんまがった部分を直してやらんとならんのだ。」

 

「そんなことされたら、ますます曲がるわ!!盆栽みたいになるわっ!!」

 

「ほら、すでに効果がでてきて、ジャニ話以外になかなかおもしろいことが言えるようになったじゃんか。」

 

「知りませんよ!!果穂ちゃんいこっ!!」

 

そういうとうっちーは果穂ちゃんの手をとって歩きはじめた。

 

果穂ちゃんが振り向いて、笑いながら頭をさげた。

 

あれ?これって前にもなかったっけ?

 

 

 

 

To be continue.
Uploads on coming monday!!
see you (^_-)


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