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2007.11.26

口げんかではかなわない(おまけ)みゆみゆ稲荷の恩返し?

さて。

桜がやってきたのは、僕がみゆちゃんの家にお供え用の自家製梅干しと稲穂少々を送った日の晩だった。

11月上旬までに送付と、10月の20日頃に連絡が来ていたのに、11月半ばになってもこないので、そろそろ確認のメールを入れようと思っていたのだが、会社からお供えを送ったその後にいきなりやってきたのである。

桜はとりあえずベランダに出して、水をたっぷり与えて週末まで放置しておいた。

そして日曜の晩、バケツに入れた水に、ビニールのポットをはずした桜の根を一晩漬け、月曜の朝、きちんとしたポットに植え替えてあげた。

大きさ70センチ、しだれ枝は最大40センチで、13本もついている。

咲いてくれれば十分満足できる大きさだった。

できれば1.5mくらいで成長がとまってくれれば、ずっとベランダにおいておけるのだがなあ~。

そんな事をかんがえつつ、その晩はベットに入った。

そして明け方。

人の気配がするので、ベットから出て、居間にいくと、母親がサッシの前にたって、ベランダの桜を見ていたのだ。

え?

まだ七時前だよ?

「何勝手に入ってきてんのさっ!!」

実家は近いが、僕は一人暮らしで母親と同居しているわけではないので、母親に向かってそういった。

その瞬間、僕はベットの上で目を覚まし、それが夢であることに気付いた。

一応、居間にでてみるが、当然の如く誰もいなかった。

まあ、僕が「水菜が食べきれないほど生えた」とか、「桜が来た」と言っていたので、母親は見せて見せてと言っていたから、それでそんな夢をみたのだろうと思い、僕はまたベットに戻り寝てしまった。

数十分後、目覚まし時計の音で目をさましたが、ベットの中でグズグズしていたおかげで遅刻ギリギリの時間になってしまった。

鞄に携帯やら何やらを詰め込み、枕元においてあったメガネを、メガネケースにいれようとするとメガネケースがない。

そいや、土曜日はディバックだったと思いだし、ワークルームにディバックをとりにいくと・・

ブラインドを閉じていて薄暗い部屋のなか、机のパソコンの前に、メガネケースがあった。

昨日は二時くらいまでネットしていたので、こんな所にメガネケースはなかったはずだが・・・・・

僕は会社に行くときは裸眼ででかけ、会社でメガネをかけて、帰りもメガネをかけて帰ってくる。

で、家でもメガネで、寝る時には枕元のメガネ立てにいれるから、土曜日ディバックに入れてでかければ、月曜日にメガネケースは当然ディバックの中にあるわけで・・・

まあ、これでもいいかと手にとると、中でカラカラと音がした。

あれ?メガネが入っている?

僕がメガネケースをあけるとそこには僕のモノではないメガネが入っていた。

!!

僕はあわてて部屋中の窓とドアのロックを確認した。

昨日の夜二時になかった他人のメガネが、朝、机の上にあったとしたら、それは寝ている間に、誰かが入ってきて忘れていったということではないか!!

しかし玄関のドアも窓も、すべてロックがかかっており、誰かが侵入した形跡はない。

一応机の上においておいた財布の中身も確認したが、クレジットカードから銀行カード、保険証に至るまで、ちゃんとあった。

ということは・・・・このメガネは何?

 

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

会社にメガネをもって来た僕は、とりあえず腐れオヤジにメガネを見せた。

「これ知ってる?」

すると腐れオヤジは

「おっ!!これ探していたんだよ!!どこにあった?」

なんとメガネは腐れオヤジのモノらしい。

「昨日の夜二時にはなかったのに、今朝おきたら机の上にあった」

「会社のか?」

「いや自宅。」

「なんで?」

「それはこっちがききたい。昨日の二時過ぎ、こっそりうちに忍び込んだだろう?」

「なんでオレが真夜中の二時過ぎにお前の家に忍び込まなきゃならんのだ!!」

母親に聞いてみても、夜中に僕の内に忍び込んだりはしていないようだった。

「あんた日曜日にうちにカレー食べに来たとき、間違ってもっていったんじゃないの?」

母親はそういうが、日曜日カレーを食べにいったときには、僕はお財布ももたず、ジーンズにシャツ、それにキーケースだけもって食べに行き、食べた後速攻で帰ってきたので、間違えてもって帰るはずがない。

手ぶらでいき、手ぶらでかえってきたのだ。

大体自分がメガネかけているのに、人のメガネもっていってどうする?

「いや、このメガネは先々週、目医者にいったときもってこいと言われてなかったから、日曜日にもっていったということはありえないな。」

腐れオヤジがえらそうに言った。

まさか母親がこっそり忍び込んできたのでは?

あれは夢ではなくて、僕が幽体離脱したのかもしれん!!

「なんで私が明け方にあんたの家にこっそり忍び込んで、旦那のメガネおいてこないといけないのよっ!!あたしはストーカーでいじめっ子かっ!!」

母親が怒った。

おこられてもなあ~

たとえば会社で僕が間違えて持っていったとしてもだ。

鞄の中ではなく、机の上にあったということは一度鞄から出したということだ。

鞄から出したということは、メガネをかけようとしたからで、それならばメガネケースをあけて他人のメガネであることは気付くはずなのだ。

メガネっ子とはそういうものだ。

しかし僕にはそういう記憶がまったくない。

しかも昨夜二時にはこのメガネケースはなかった。

なぜなら僕のパソコンの前にはマウスパットとマウスがあり、メガネケースはその上においてあったからだ。

メガネケースがあればマウスはうごかせないから、絶対に昨日の二時には、そこにメガネケースはなかったのだ。

はっ!!

もしやっ・・・・・

 

 

お供えをあげると桜が来た。

桜をきちんと植え替えると夢で母親がそれを見に来て、何故かあるはずのない親父が無くしたメガネが机の上においてあった。

これは・・・・

  

①みゆみゆ稲荷のお使い狐が、将来献上される桜を見に来た。
②でも、私に見つかってしまい、あわてて私の母親に化けた。
③お供えをもらったので、来たついでに恩返しをしようと、オヤジの無くしたメガネを机の上においていった。

 

こ、これなら・・・・

なんといっても、みゆみゆ稲荷だし・・・・

僕はみゆちゃんにメールをおくった。

「ぎゃあ~っ!!超オカルト事件発生!!」

めずらしくみゆちゃんからはすぐ返事が来た。

「何か起きた?ちゃんとお供えしたけど。やっぱオキツネさまに梅干しはまずかったんじゃない?」

まあイレギュラーなお供えではあるが、みゆみゆ稲荷は伏見稲荷である。

狐はお使いで、まつられているのは宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)という五穀豊穣の神だから、自分ではじめてつくった梅干しをお供えしたってまずいことは何もない。

むしろ日本の伝統食を自分でつくりはじめて、きちんと奉納した僕をほめてくれてもいいはず。

それはともかく、僕はお供えを送ったその日に、期限通りにこなかった桜が来たことから、後の事情をメールした。

みゆちゃんからの返事はたった一言。

「うちは関係ありません」

いや、関係あるだろ?

絶対ある!!

僕は再度メールした。

「最終的に我が家ではこういうことになりました。奉納するからといわれた桜が来たので、
みゆみゆ稲荷のお使いがそれを見に来た。でも、私が誰かがきたことに気付いて見にいったので、あわてて私の母親に化けた。で、直接自分の目で見て、桜を気に入ったので、オヤジが無くして困っていたメガネを、お礼の先払いとして机の上においていった。さすがみゆみゆ稲荷!!」

送信すると一分もたたずに返事が来た。

「だから桜は自分で育てなさいってっ!!」

ぼくも負けずに返事を返す

「いや、育てるけどさぁ~。神様が直接やってきてご所望されると私もあげないって訳にはいかないと思うんだよねえ。ウカノミタマは鷹揚でも、お使いの狐がそうだとは限らないし、しかもこれまでのような夢に出てくるなんてレベルじゃなく、こんな物質現象おこされちゃうと、いうこと聞かなかったら、いったいどうなることかと・・・・」

「どうにもならないわよっ!!」

『ならいいけどさ。でも、これだけすごいことしてのけるんんだから、多分何年かすると今度はみゆちゃんの枕元に狐が立って「お前あの桜もらってこ」とか言うと思うよ。オキツネさまからすると、すでにお礼は先払いしているわけだし』

「(* ̄□ ̄)」

そのあとみゆちゃんからは何も言ってこなかった。

2~3年は僕が育てるから、ここを見ていたら、天罰が下る前に、ちゃんと引き取るようにね(^_-)


2007.11.19

口けんかではかなわない(3)

すると珍しく五分もしないで返事が来た。

「ど~したの?いきなり日本人であることに目覚めたの?私は今朝から海外からのお客さんのアテンドで高山にお仕事。でも明朝一番でオフィスに戻らなきゃならないんで観光気分にはなれないわ」

どうやら出張で高山にいるらしい。

でも高山ってどこだ?飛騨だろうか?飛騨高山木菟寺の仁王像にはキカイダー01が隠されていたのだが、漫画で子供の頃読んでいたのを覚えていただけなのでそもそも飛騨がどこらへんだかわからない。

出不精な僕の日本地図の知識は里田まいのそれに毛が生えたようなものではないかと最近気になっているくらいなのだ。

とりあえずこの感じだと、桜も梅もいらないとは書いてはいない。

僕はたたみかけるように返事を書いた。

「なんじゃ?日本人にめざめたって?むかしさ~、四谷の中華料理屋さんで食べた餃子の皮覚えてる?あれは絶対発酵させてると思ったんだけど、老麺という天然酵母を使ってるんじゃないかとまではわかったんだよ。

でも中国でもほとんど使ってないみたいで、作り方調べたけどわかんなかったんだけど、ようやく林弘子ってひとが本書いているのみつけて、今酵母おこしているところ。

で、その林弘子ってひとが発酵食なんかの本を書いていたりして、それを読んだら色々保存食とか発酵食をつくってみたくなったんだよ。

今は糠漬けもやってるし、梅干し、ガリとかもつくってるよ。

ま、それはともかく、タカさんに桜も梅も、おっきくなったらみゆちゃんの稲荷に奉納しようって言ったら、悪魔だとかいわれたけど、やっぱあれくらいの庭があれば世界一ゴージャスな桜や梅をもらったら嬉しいよね?どんなに綺麗でも栗の木はいやだろうけど。」

僕等の大学の裏門の向かいには栗畑があった。

栗の花が咲く時期になると、顔をしかめる女子を見て、「あいつはフェラ経験者だ」とかしょうもないことを言っていたのだ。

そのあとみゆちゃんからの返事はこなかった。

僕は夜になってタカさんにメールした。

「別にみゆちゃんはいらないって言わなかったよ。やっぱあれだけの庭があると木の一本や二本増えてもどうってことないんだよ。それにお稲荷さんに奉納するっていったから。やっぱ奉納っていうと勝手に断れないんじゃない?とりわけ私はお稲荷さんから直に呼び出しくらった口だし。」

 

 
(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

翌朝早く、みゆちゃんからメールが来た。

電車で都内に戻る途中でヒマらしい。

「梅もよくなって美味しくきれいなのが、桜は彼岸桜と、公園から飛んできて育ったのがあるよ。追加はなくていいと思うんですが。両方とも虫がつくし。」

はあ?何言ってんの?桜が公園から飛んでくるのか?タンポポじゃねえんだからっ!!そりゃお前盗んできたんだろう?

って桜って種できんの?まあ、サクランボは桜の子だろうが、ソメイヨシノとかにサクランボがぎっしりなっているところは見たことがない。

サクランボ以外の桜の種も見たことがない。

そういえばどうやって桜は増えるんだ?

人間が接ぎ木とかして増やした場合を除いて?

タンポポみたいに種が飛んでいくのだろうか?

いくらなんでもそりゃないだろ?

いや、それよりも肝心なのは虫だ。

みゆちゃんちでは、どうせ庭師かなんかをやとって薬蒔いたりするんだろうが、こっちは大問題だ。

そういえばこないだニュースの特集でチャドクガをやっていた。

本体に触らなくても、毛虫からはがれて空中を飛んでいる毛にふれただけでブツブツしたりするらしい。

そんなのが大量につくようなら、大きくなる前でもみゆちゃんの家に移さなければっ!!

「あのさ、虫がつくってどんな虫がつくのさ?それにさ、みゆちゃんちは虫がつくっていってもどうせ庭師みたいなの雇って処理するんだから関係ないじゃん。自分のうちが一杯なら、親戚が新居たてるときにお祝いにあげれば喜ばれるよ。桜だし。」

とりあえず梅は話からはずすことにした。

高山から東京に戻る列車のなかでヒマしているみゆちゃんからはすぐに返事が来た。

「桜切るバカ、梅切らぬバカだからね~。梅は風通しよくしとかないとすぐ病気やカラ虫(貝殻みたいなのが幹にぎっしりつくのよ)アブラムシみたいなのにやられるよ。桜は毛虫が有名。でも、種類によってちがうから、植木やさんに聞いといたほうが無難。自分で育てるのに殺虫剤使って梅酒や梅干しつくるのいやだしねえ。根巻きしたままで大きくしないとか。虫や病気は他の鉢にうつったりするしね。頑張れー」

なんだやカラ虫ってっ(>_<)!!

虫なのか、貝殻なのかはっきりしろっ!!

っていうか、私はウロコ恐怖症なんだから、そんなのがびっしりついたら怖いだろ!!

っていうかすでに頭とか首とか痒くなってるんですけどっ(>_<)!!

「え~と。それは『北の国から』の吾郎さん見習って木酢液でシュッシュとやればなんとかなるの?とりあえず毛虫はなんとかできると思うのですがカラ虫はいやです。そんな訳で、もし梅の木にカラ虫がついたら、みゆちゃんの家の前に捨て子ならぬ捨て木するので、立派に育てて、なっちゃん(みゆちゃんの娘)が嫁入りするときに嫁入り道具の一つとしてもたせてあげてください」

梅切らないのはバカなんだそうである。

じゃあわざわざ買ってしまった私はどうなるんだっ!!

僕はバカではないし、かといって鬼でもないので、切ることはせず、自分の家においておくこともせず、みゆちゃんの家で育ててもらうことにした。まあ一方的にだが。

全然ヒマなみゆちゃんからはまたしてもすぐ返事がきた。

「木は子供育てるみたいに手間暇かかるらしいよ。私なんて母がいなくなったらこの庭どうしたもんか本気で悩むもん。でもやはりあると嬉しいでしょ。がんばって~」

切れ!!悩むなら切れ!!更地にして売りだしたら楽勝で億単位の金になるからっ!!

でもそんなことはこの際、どうでもいい。

とりあえずなんとかしてみゆちゃんに桜と梅の木をひきうけてもいいと言わさなければ。このままだと逃げられてしまうっ!!

「大丈夫。旦那が土いじりしたい年になっているから。旦那が喜んでやるよ。なっちゃん植木屋に嫁に出すって手もあるし。おいらはもう九十九里浜あたりで庭付き一軒家でも買って半ば自給自足でサーフィンとかやりながら楽隠居したいです。出不精なおいらは本もCDもDVDも、今はAmazonで送ってもらえるので、都内にすむ必要はほとんどないような気がする。一生日本と海外をいったり来たりすると思ってたからマンションにしたけど、こないだチヒロの家にいって、池袋から20分くらいのところにこれだけ農地みたいのあるんだったら、こういうところに畑つきの家たててもよかったと思ったよ。子供の頃爺さんが群馬に精密機械の工場もってたけど、そこは母屋を中心にして左側が精密機械の工場で、右側は広い畑になっていた。子供心に、最新の精密機械工場やっているおじいちゃんが、なんでお百姓さんみたいに畑もやってるんだろうと思ったけど、最近その気持がわかる気がしてきたよ。」

六年前に病気をしていらい、僕の生活は年々シンプルになってきている。

人間は一度でも死に直面すると、自分にとって必要なモノと欲しいモノの区別がつくようになるらしい。

「年取った証拠よ。それ!!だから今、北海道とかの地方長期滞在お試し企画に中高年が殺到してるんじゃない。うちの旦那もしばらく前にそんな話ししてたわよ。」

っておめ~の旦那は私より11も上じゃね~かっ!!

勝手に年とった証拠とかいうなっ!!

結局のところ、みゆちゃんから引き取りの言質をとることはできなかった。

それにしても腹が立つ。

せっかく春には梅につづいて桜がさき、そのあと梅の、実がなり、夏前には梅干し漬けて土用干しという楽しいベランダ未来図が、みゆちゃんのせいで、毛虫の大群とカラ虫だらけの不気味な梅の木が巣くう地獄絵図へと変わってしまった。

仕事をすませて家に帰る途中ひさしぶりにメラメラと怒りが燃え上がって来た。

みゆちゃんめえ~っ!!

「ちっ!!折角お花好きの天使になったのに、悪魔のみゆちゃんにボコボコにされたせいで楽しい気分がきえちまったよっ!!でも、帰ったらお茶の木の花が咲いてなぐさめて
くれました。もうすぐ20年越しの友人になるみゆちゃんより、こないだ来たお茶の木の方が私に優しいとはこれ如何に?」

僕はそう書いて、お茶の花の写真を添えてメールしてやった。

「きれいじゃない。育てて花さくとほーんと嬉しいよね。おめでと。私は悪魔じゃ
ないわよ?」

育ててないです~っ。数日お水あげただけですぅ~っ!!

「じゃあ極悪人(-_-)」

「はあ?大体あんたが育て方を確認してから買えばいいじゃん。私のせーじゃないもんねっ」

「子供は誉めて育てよという言葉をしらんのかっ!!二児の母の癖にっ(>Д<)」

「だ・か・らぁ~それは私のせいじゃなくて、あなたが苗木を誉めて育てればいいことじゃん。私は親切に病気になりやすかったりするから気ぃつけた方がいいよって経験者のアドバイスをしたにすぎんとよ!!ま、がんばって!」

ウソつけ!!このネガティブ悪魔めっ!!なんだその「~とよ!!」って。お前は何人だ?高山人かっ!!一日いったくらいで訛りうつされてるんじゃね~よっ!!

こうなった以上、とびっきりの捨てぜりふを吐いてやるっ!!

「ふんっだっ!!フンフンフンのフンドシだいっ(>ε<)」

もちろんみゆちゃんから返事はなかった。

 

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

それから一ヶ月後、桜はやってきた。

国産なのに楊貴妃という名の品種らしい。

70センチほどの大きさで、しだれ枝が13本出ている。

枝の長さは20センチから40センチもある。

春になれば、この13本の枝が、花をつけるわけだ。

それがさぞかし美しいであろうことは容易に想像がつくわけで。

 

僕は今、うまれてはじめて春が来るのを待ち遠しく思っている。

 

The end.
Uploads on coming monday!!
see you (^_-)


2007.11.11

口げんかではかなわない(2)

え~。先週は自宅黒ミサがありまして、午後五時で終わるはずだったのですが居残り組が夜まで粘ったので、更新できませんでした。すんませんm(_ _)m

そ、そ、そうかっ!!

植物もこれだけたくさんあると、自ら気を放って、僕を癒してくれるわけだ。

ガーデニングおそるべしっつ!!(何が?)

こうなった以上、ベランダに植物をいっぱい植え、ますます強力な気を放つようにすれば、僕の健康にもすこぶる良いに違いない。

そう考えた僕は、再びホームセンターに向かった。

すると・・・・

南高梅の苗が半額の540円になっている・・・・

南高梅といえば、梅干し。

が、その前に。

春になると桜より先に可憐な花を咲かせてくれる。

もしベランダに梅の木があって、春の訪れをその可憐な花で知らせてくれたらどんなに素敵だろう。

何故か僕は乙女チックになっていた。

これも植物の放つ気に影響されているせいだろうか?

買いだ!!500円ちょいだし!!花屋で1000円だして花束買っても1週間で枯れる。

でも今、500円だしてこの梅を買えば、毎年春になると可憐な花を(といっても梅の花なんて花札でしかみたことないけど)咲かせてくれる上に、梅干しだってできるのだっ!!

僕は直径が40センチもある一番でかいポット800円とともに南高梅の苗を買った。

家にもどり、煮干しの粉と腐葉土と黒土をまぜて梅を植え、その上から赤土をかぶせた。

これで春の訪れはベランダで梅の木が伝えてくれることになった。

もしかすると鶯がベランダにやってくるかもしれない。(都内でそれはない)

そう思ったとき、僕のなかでまた新たな思いがムクムクとわきあがってきた。

春のおとずれは梅が教えてくれるとしてだ。本格的な春を楽しむには桜があったほうがいいのではないだろうか?

いやいや、流石にベランダで桜は無理だろ?

そんなの見たことないし。

でも僕は一応サカタのタネのHPにいき、桜を検索してみた。

流石サカタのタネ。

ちゃんと桜の苗も扱っている。

そのなかにひときわ華やかな桜をみつけ、僕はその画像をクリックしてみた。

しだれ八重桜だ。

え?

え?

ポット植も可って書いてあるぞ!!

ってことはベランダでも育てられる?

春になるとサッシの窓の外には、このゴージャスなしだれ八重桜が満開になるってこと?

買いだっ!!3800円買いっ(>_<)!!

僕は迷うことなく、購入ボタンを押していたのである。

 

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

 

これで僕のベランダは、来年になるとイチゴができ、今年同様バジルや唐辛子、ゴーヤができ、春になると梅、桜と花を咲かせ、そのあとはラズベリー、そしていつかはコーヒーの木も実をつけるようになるかもしれない。

すごい!!こんなベランダ日本中を探してもないぞっ!!(そんなことはない)

だが、瞬間的にお花畑に頭をもっていかれることがあっても、僕はちゃんとした現実主義者だ。

コーヒーやラズベリーはともかくとして、梅と桜は3年以上したらやばい状況になるのはわかっていた。

いや、場合によっては5年かもしれない。

いずれにせよ、いつかベランダの高さよりはでかくなってしまう。

その時の備えをしなければ・・・・

とりあえず魔人ケンチにきいてみた。

「あのさ、梅と桜ならさ、ケンチのお客さんのつてとかで欲しい人とか出るよね?」

「え~。区の公園とかに寄付すればいいんじゃないですか?特に桜はそうすればみんなで楽しめるし」

そっか。最悪そういう手もある。だが、今から「おっきくなったら引き取って下さい」と頼んでおくことはできない・・・・

我が友チヒロの家の庭には桜を植えるスペースはないし。

そうだ!!いでっちの家はたしか秋川渓谷あたりにある一軒家だぞ!!

「あのさ~。今回桜と梅買ったんだ。でっかくなってベランダに入らなくなったら、いでっちにあげるよ。毎年春になると美しい梅と、美しい桜が庭に咲くようになるんだよ。うつくし物好きのいでっちならよだれジュルジュルでしょ?」

そう書いてメールをおくったが、返事自体来なかった・・・・

まだまだうつくしもの好きとしての修行がたりんなっ(>_<)!!

こうなったらでっかくなったときに区に相談するしかないか・・・・

その時・・・

僕の頭に、一人の人物が浮かび上がった。

いたぞ!!

都内に住んでいるにもかかわらず、庶民から見ると非常識な土地をもっている友人が!!

みゆちゃんだ!!

あそこの庭なら桜や梅の一本や二本、余裕で植わるはずだ。

僕はとりあえず一安心した。

でも、流石に二人の友人に色よい返事をもらえなかった今となっては、言い方にも注意が必要だ。

そこでとりあえずタカさんに話を振って意見をきいてみることにした。

「最近の趣味はガーデニングになった私。夏にはゴーヤ、唐辛子、バジル、獅子唐、大葉などを育て、今はバラ、イチゴ、梅、柚子、カシス、ラズベリー、コーヒーの木も育てています。で、こないだついつい、しだれ八重桜も注文してしまいました。他はともかく、梅と八重桜はでかくなるのでその時はみゆちゃんにあげようと思います。」

返事

「え~ うそ~と思っちゃったですよ。円がイチゴ、梅だもん。苗だもん。育てるんだもん。悪魔が菜園?ガーデニング?まるで私が(はあと)絵文字をメールに使うみたいに驚いた。でも、でかくなったらみゆちゃんにあげよで、やっぱり悪魔だと安心」

そういう感想を求めている訳ではないのだがな・・・・

そうこうしているうちに、またもや植物が増えた。

やぶきた茶の苗だ。

アーモンド好きな僕は、あとはアーモンドの苗が欲しいなあ~と思っていたのだが、どこも売り切れ。

で、あちこち探しているうちに、たまたまお茶の木が売られているのをみてしまった。

800円。

お茶なら実なんかならず、葉がでればそれを蒸して酵素の活動をとめて、そのあと乾燥させていけばいいんだから、コーヒーの木よりは、使えそうだ。

まあうまいお茶ができるとは思わないが、その時は粉砕して抹茶にすれば良いじゃない?

時期的にもそろそろ、みゆみゆ稲荷に何かを奉納する時期なので、ここは思い切って桜の話しもきりだしてみることにした。

「今年のおいらは生まれてはじめて梅干しを漬けたので、自分が口をつける前にお稲荷さんにお供えしてほしいです。 近々2=3粒おくりつけるので宜しくお願いします。

昨日お茶の木を購入したので、順調に育てば、来年はお茶を奉納しようと思います。

更にしだれ八重桜も注文してしまったので、ベランダに収まらなくなったら、丸々奉納させていただきたく思います」

そ・う・し・んっ!!

To be continue.

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)


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