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2005.02.28

僕とヘルニア友人とみゆちゃんと(9)

僕が完璧なまでにセッティングした「明菜ちゃん社交デビュー会」。メンバーは続々とあつまり、最後に明菜ちゃんが・・・・


その日。

僕は6時10分前に店にはいった。

ドアをあけると、そこは急な階段になっており、その階段を登ると店内になる。

僕はオープンキッチンの向こうにいるシェフに声をかけた。

「シェフ。今晩は。」

「ああ、円さん。早いですね。まだ一時間くらいありますよ。」

「いや、羊どんな感じかなと思ったんで。見たら時間までシュガケンのお店の方で時間つぶします。」

カウンターの上には岩塩やら、ハーブをまぶしたと思われる仔羊のフレンチラックがどしんとおかれていた。

生まれてまもない仔羊故に、そんなにでかいわけではないが、若々しい華のある雰囲気はすばらしかった。

かわいそう。でも、おいしそう。

「どうです?」

「おいしそうです。」

「気に入っていただけましたか!!今日のメニューなんですが・・」

僕はメニューの説明を受け、満足したあと、向かいにあるシュガケンのコーヒーショップへと向かった。

その途中、いくら羊が安いとはいえ、この値段で儲かるのだろうか?とふと思ったが、それはシュガケンが考える事で、僕が考える事ではない。

「早いじゃないですか。」

子供の頃書いた「かわいいコックさん」のような白いコックコートの短ラン(学ランの)のような服を着たシュガケンがコーヒーを入れているカウンターの前に僕はすわった。

「僕は友人の為なら、最善を尽くす男ですから。見ました?あの見事な仔羊のフレンチラック。みゆちゃんも明菜ちゃんも喜ぶこと間違いなし。」

「見ましたよ。あれ、仕入れにいくらかかってるのかなあ?あとで確認しなきゃ。今日の予算でちゃんと収支あってるのか心配になってきた。」

「セコイ事いわないでくださいよ。あってなかったら、他の客であわせればいいじゃないですか。パスタの量控えめにするとか、コツコツとやれば今月で調整できますよ。」

「ダメでしょ。それは。」

「ダメですけど、寿司屋は毎日やってますよ。今日の仕入れ+ノルマの粗利=その日の売り上げ目標でしょ。誰でいくら儲けるかなんて気分次第です。」

「うちは寿司屋じゃないんだから。」

そうこう話しているうちに、ヘルニア友人が店に入るのが見えた。

「あ、タカさんが来ました。もういかなくちゃ。」

「私も七時にいきますから。円さん!!」

「え?」

「伝票。アイスティーの。」

チッ!!サービスかと思ったのに!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

店に入ると、いつの間にか我が友チヒロが、女性と一緒に席に着き食事をはじめていた。

シュガケンと話していて、入ったのに気がつかなかったらしい。

僕はチヒロと、上品な磯野キリコといった感じの婚約者のミチルさんに簡単に挨拶をすると、一人で僕等のテーブルにすわっているヘルニア友人のところにむかった。

「円!!よかった!!もしかしておまえのことだから、明菜ちゃん意外には30分くらい遅らして連絡しておいて、俺と明菜ちゃんを二人っきりにするつもりかと・・・・」

ヘルニア友人ことタカさんは、真面目な顔で言った。

そのとき、階段をズシズシときしませて、みゆちゃんが顔を出した。

靴は軽登山靴だ。

「あら、二人だけ?」

「まだ早いから。明菜ちゃんと待ち合わせしてないの?」

「うん。私時間がよめなかったから。服は温泉のあとで、着替えたんだけど、靴はこれじゃまずいかしら?」

「かまわないでしょ。レストランじゃないし。でも、本当は駅で明菜ちゃんと待ち合わせしてる所を、人に見られたくなかったんじゃないの?」

僕は意地悪く言ってみた。

「ちょっとまて。明菜ちゃんがこけしに似ているという話はきいたが、みゆちゃんが駅で待ち合わせして一緒にいるところを誰かに見られると恥じるほどの女だとはきいていない。」

ヘルニア友人が無表情のなかにも、瞳に若干のおびえを見せて言った。

「なんで私が、友達と一緒にいるところを見られて恥じるのよっ!!円君のいつものいじわるにきまっているでしょっ!!あんたたち、前回だけでは飽きたらず、今度も私の友達を侮辱しようってワケ?」

「別に。俺はただ、円のいった言葉を確認しようとしただけだから。文句があったら、円に言えば?」

「いい?二人とも良くきくのよ。明菜ちゃんを侮辱する事は私を侮辱する事ですからね。良くおぼえておくように。モトちゃんは同行する奥さんの手前、そういう失礼な態度はとらないでしょうけど、あなた達二人には念を押していっておきます。特にタカ君。今日はタバコ控えなさいね。大体食事中タバコをふかすのは失礼よ。大人としての良識をわきまえなさい。あなたが一番年上なんですからねっ!!」

「あの~。おいらは鉄朗メーテルにも優しかったし、こないだ明菜ちゃんにあったときもちゃんとしてたんで、注意する必要はないと思うけど。」

僕は言った。タカさんと一緒にされては困る。

「それはそうだけど、あなたはとんでもないおもしろがり屋でしょ?昔、十二指腸潰瘍おこして、血吐いて倒れて、まだ数日しかたってないのに私と一緒に焼き肉屋いって、『貧血だからレバ刺し三人前』とか注文して、それが一皿に山盛りにされて出てきたら『絶対ウエイターの奴、あの男一人であんなにレバ刺し喰って、一緒の女と今夜何発やる気なんだ?とか思ってるぜ』とかいってクスクス笑ってたでしょ?私はなんで、数日間の下血につづいて吐血までした人間が、病院もいかないまま焼き肉屋でシモネタ言って喜んでいるのか、理解に苦しんだわよっ」

「しょうがないじゃん。あのころはモテモテで、一緒に食事しても体力を消耗しない安全パイは人妻のみゆちゃんしかいなかったんだから。ほかの女の子と行って、あれだけのレバ刺し食べたら『今夜私はヤリ殺されてしまうかも』とか期待させてしまうし。」

「そういう事言っているワケじゃないでしょう?病気の時は寝てる。食べる時は食べる。礼儀正しくするときは礼儀正しくする。そういうことを私は言っているの。大体あなたは、一人の時はいいけど、モトちゃんや、タカさんみたいな触媒になる人間がいると、いつもはしゃぎすぎるでしょ?もう二十代じゃないんだから言動には注意しなさい」

「というワケで、タカさん。タバコを吸い過ぎないように。今日は飲み会じゃなくてお食事会ですから。」

「え?」いきなり話をふられたタカさんの手にはタバコの火が・・・

「話を他人にふって逃げない!!タカ君はそれを最後にするのよ?デザートの時まで禁煙。わかった?」

タカさんは手にしたタバコをくわえ、1センチくらいタバコが灰になる勢いで吸うと、ぷは~っと大きく吐き出し、灰皿で、残りをねじ消した。

「これでいい?」

タバコはテーブルの上においたまま、しまう様子はみえなかった。

みゆちゃんはムッとした顔をしたが、何も言わなかった。

まあ、この二人の仲は、僕よりも長い。

ある種の腐れ縁だ。

その時、階段を上がる音がまた聞こえた。

地味目のパンクファッションに身をつつんだモトちゃんと奥さんだった。

「うい~っす」

モトちゃんがヘルニア友人の隣にすわり、その隣、僕の正面に奥さんが座った。

「こんにちは」

僕は奥さんを見た。

「今日は化粧してるんだ。」

「はい。」

「ふ~ん。」

この時まで、僕はモトちゃんの奥さんにしては地味なひとだなあ~とずっと思っていたのだが、それは間違いだった。

さすがはモトちゃん。村西カントクをリスペクトする男。

奥さんは化粧をしないと地味目だが、ちょっと化粧をしただけで、かなりの美人だ。

見直した。

「なんですか?」

「いや、率直に言って、地味な子だなあ~とずっと思っていたんだけど、今日見て見直した。美人だ。浮気したくなったら電話して。」

「円ちゃん。どうしてキミは旦那のボクがいるまえで、女房を口説くかね?」

「いや~。旦那の前だからでしょう。かくれてやってたら、全然洒落にならないし。」

「ほら、またはしゃぎだした!!だから油断できないのよ。あなたはっ!!」

みゆちゃんがあきれたように言った。

「い~え。僕はうつくしモノ好きの会にはいっているんで。美しいモノを見たときには率直に美しいと言うんです。それにここはイタリアンの店だし。イタリアンにふるまって悪いですか?今日はイタリアンルールでいこう。女性のことを誉めて誉めて褒めちぎろう。みゆちゃん、さっきから気がついていたけど、そのピアスすっごくいいね。似合ってるし。派手ってワケじゃないけど、なんか存在感があるデザインだよね。いままでそんなピアス見たことないけど?」

「あら、そお?」

「うん。オシャレ」

「流石はうつくしモノの会ね。これは知り合いのデザイナーさんがつくってくれたものなの。でもこれピアスじゃなくてイヤリングなの。見てみる?」

みゆちゃんはイヤリングをはずそうとした。

「円ちゃん。いつのまにそんなに凄腕に。あぶない。女房の正面に座らせておくの心配になってきた。」

モトちゃんがそういい、みゆちゃんはハッと気づきイヤリングをはずす手をとめたが、僕とヘルニア友人はしらけた顔でモトちゃんを見た。

「なんですか?二人とも。いやだな~。なんでそんな顔でボクをみるのかな~」

モトちゃんがちょっとあわてたように言った。

この男が何故明菜ちゃんの正面の席にすわらされているのか?

それは僕も、ヘルニア友人も、もし、明菜ちゃんや鉄朗メーテルをも、心地よくさせてベットどころか天国にだって送り込める男がいるとしたら、それはこの男しかいないと内心思っているからだ。

ああ、彼の学生時代の対女性に関する勝利の記録といったら・・・・

だけど、そういう男だからこそ、奥さんには普段は地味な感じで、あまり目立たないがちょこっと化粧しただけで、見違えるような美人に変わる堅い女性を選ぶのだな。

一生そいとげる女房を、見てくれと職業的ブランドだけで選び、10年もしないで多大な慰謝料を払って離婚するような知人には教えてやりたい。

本当に女を理解している男は、女房にはこういう女を選ぶのだと。

そんなことを思っていると、また階段を上がってくる音がした。

皆が顔を見合わせた。

明菜ちゃんだ。この軽い足音は、明菜ちゃんに違いない。

階段を上がりきり、赤いカーディガン(?)に身をつつんだ明菜ちゃんを僕とみゆちゃんは見た。

みゆちゃんは小さく手を振り、僕もにこやかに笑みを浮かべた。

そして、ヘルニア友人とモトちゃんは、背後から近づく明菜ちゃんの足音をききながら、真剣な面持ちで、僕の顔をみていた。

そして、テーブルの横まで来た明菜ちゃんを、みゆちゃんが三人に紹介した。

だが、モトちゃんの奥さん以外は、その声が聞こえていなかったに違いない。

僕は見た。

予想通りとはいえ、ヘルニア友人の顔の血の気が引いているのを・・・

そして。

頼みの綱のモトちゃんですら、微妙に顔を引きつらせているのを・・・

僕は直感した。

この会はとんでもないことになる。

そう。

かの名匠、ブライアン・デ・パルマの名作ホラー「キャリー」のラストのような。


だが、その時は思いもしなかった

そんな僕の顔を、すこし離れたテーブルから婚約者越しに、興味深そうに見ている男。

婚約者と夕食を楽しむ、我が友チヒロ!!


彼こそが、最後に豚の血をステージ上のキャリーにぶちまけることになる、最悪の、そして最高の助演男優にキャスティングされていることに!!

To be continue.

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)

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2005.02.25

ゆんたくアクマちゃんー29-1周年でした

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眠い。

マジ眠い!!

円です。

眠い上に、何故か食欲がすごいです。

今日なんか、朝、かきあげちくわ天蕎麦食べて、昼、お弁当食べて、夜はネギトロ巻きと、野菜たっぷりの味噌ラーメンと、カラムーチョに、ゆで小豆を溶いてお汁粉状にしたものを食べてしまいました。

冬眠から醒めた熊のようです。

9月に成功した10キロの減量の貯金。

もしかしたら春までもたないのでは?

不安のあまり買い込んだマーシャルビート2(B型悪魔系ではアフィリエイトはしない方針なんで、興味持った人は検索してみてください)も、一週間前についたまま、一度開封しただけです。

当然やっていません。

もう体重計には1ヶ月以上のってません。

マーシャルビートを一ヶ月やるまでは乗らない覚悟です。

のった途端、表示された体重に驚き、心臓発作で死ぬ気がしますんで。

さて、今週22日で、「B型悪魔系」は一周年を無事(?)迎えました。

毎週みてくれている皆様。

本当にありがとうございます。m(_ _)m

ここまでつづけられたのは、カウンター上にしか現れない皆様のお陰であります。

「キモチ」にコメントしてくれる方もいらっしゃいますが、小心な私にとって、コメントを読み、知らない人に返事を書くのは、「B型悪魔系」を書くより難しかったりします。

ですから、毎週、あるいは時折、楽しんで下さっているけれど、カウンターの数字でしかうかがい知ることのできない皆様には、こういう機会にしか感謝を表せませんが、心を込めて御礼させていただきますm(_ _)m

月数百円の(だっけ?忘れた)ココログ料金で、私も楽しませていただいております。

ネタのモデルになってくださっている方々。

一年間、クレームもうけずに、つづけてこられたのは、あなたたちの寛大な心。海よりも広く、空よりも透き通ったその素晴らしい大人な気持のおかげでございます。

心より感謝いたします。

主要キャラのモデルになった何人かは「こわいから絶対見ない」といっているのは伏せさせていただきますが。

あ、いっちゃったけど。

でも、みたくないものは見ない。これ、大人の身の処し方でございます。別に道あるいてたり、コンビニいったときに「ほら、B型悪魔系でかかれてたXXさんよ!!」とか言われ、後ろ指さされるわけではないんで。(でももしそんなことになったら、「あれはフィクションですから~ 残念!!」といって斬り捨ててください)

巧言令色?

いや、そんなことは。

膵炎で内臓がとけかけて死にそうになったり。

胆嚢を切除されたり。

去年は本当に大変な一年間だったので、なんらかの形を残せたのは嬉しくおもっているのです。

きっとこのブログは、私の切り取られた胆嚢の生まれ変わり。

黒いし。(結局腹黒い奴だってこと?)

ウソです。

胆嚢のなかにあった胆石だけ、手術の後でみせてもらい、胆嚢は見せてもらえませんでした。

そんな理由で、B型悪魔系一周年を記念して、「円海の体のなかから取り出された、世界に5つしかない貴重な石」を読者の皆様にプレゼントしたいと思います。

希望する方は、メールください。

あっ。

でも、今部屋のどこにあるかわからないんで、みつかったら送りますってことで。

みつからなければ送りませんから。

では!!

(注:真にうけてメールしてこないように。私に呪いをかけるためや、私が恋に落ちる魔法に悪用される危険があるため、おくるにあたっては厳しいセキュリティチェックがありますから。まず絶対おくられてきません)

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2005.02.21

僕とヘルニア友人とみゆちゃんと(8)

明菜ちゃん社交デビュー会。果たして成功するのか?

シェフに対する僕の要請は当然のごとく却下された。

「オーナーからは円さんもオーナーの一人であるときかされていますが、ちょっとその要請は・・・」

もちろん僕はオーナーではない。シュガケンに頼まれて、乏しい貯金のなかから、一時的に運転資金を貸してあげただけだ。だが、シュガケンはお金を返してくれたあとも、シェフには「オーナーの一人だから」といっておいてくれたのである。ありがとうシュガケン。今はもうない店だけど。

だが、そんなことはどうでもいい。

みゆちゃんは現在に至るまで、「円君は明菜ちゃんを使って楽しんだだけ。真面目に明菜ちゃんを社交デビューさせる気はなかった」といいはる。

果たしてそうなのか、そうでないのか、ぶらBファンの皆様。その目で確認の上、判断してください。

さて、明菜ちゃんの社交デビューの為に、僕はスペシャルな料理を準備したいと思い、シェフに相談した。

「全部で6人。あとからオーナーもくるんで、7人になると思うのですよ。なんかいいものないですかね?」

「7人ですか・・・仔羊はどうです?まだ乳しかのんでない仔羊が手にはいりそうなんですが」

仔羊はみゆちゃんも僕も大好物だ。

明菜ちゃんが好きかどうかは知らない。

でも嫌いだったら、明菜ちゃんの分は僕とみゆちゃんで食べるから無駄にはならない。

ここで一言いっておく。

こないだの焼き肉は、みゆちゃんが払うといったが、僕が払った。

明菜ちゃんに聞かずに、メインを仔羊にする十分な権利が僕にはあると思う。

乳しかのんでない乳児な羊を食べてしまうのはかわいそうだが、仔羊よ、勘弁してくれ。僕はキミの分まで立派に生きる。いや、生きている。多分。

「じゃあ、それを骨付きでローストしてください」

「もちろんです。まかせてください」

「んじゃ、メインはそれで。他はすべてお任せします。予算はこれくらいで」

「わかりました。期待していてください」

こうして、明菜ちゃん社交デビュー会の料理は決まった。

次はメンバーに確認をとる。

まずはモトちゃんのうちに電話をした。モトちゃんはまだ帰っていず、奥さんが出た。

「明菜ちゃん社交デビュー会なんだけど」

「なんですか、それ?ああ、例のイタリアンの店で明菜ちゃんを紹介する話ですか。」

「そう。みゆちゃんが、明菜ちゃん社交デビュー会ってつけたんだ」

「はあ。」

「メインディッシュはラムチョップです。仔羊好き?」

「ジンギスカンしか食べた事ありません」

「ジンギスカンとは違う。まだお母さんの乳しか飲んでない羊の喉をぱっくりと裂いて、血をどくどく流して熟成させた最高級仔羊肉だから」

「本当ですか?」

「最高級仔羊肉なのは本当だし、乳しか飲んでないのは本当だけど、〆方は知らないから想像」

「わかりました。ともかく美味しいって事ですね。旦那に伝えます」

「楽しみにしてきて下さい。」

そういったあと、僕はこの前のおでんの器が家におきっぱなしなのに気づいた。

「あ、当日、あのホーローのタッパーみたいなの返すから」

僕は言った。はっきり言って、邪魔なのだ。でかすぎて。

「結構です。もっててください。返さなくてもいいですから」

電話は切れた。

いらないのか?あの巨大なホーロー鍋のようなタッパー。

次にみゆちゃんに電話をかけた。

「料理なんだけど、まだ乳しか飲んでない仔羊が入るっていうんでそれをローストしてもらうようお願いしたから」

「でかしたわ円君。仔羊大好き。ラムチョップ大好き。骨付きの肉大好きよ」

「そう思った。でも明菜ちゃん大丈夫かな?羊」

「特に好き嫌いがあるってことは聞いてないけど。でも大丈夫。明菜ちゃんが食べなければ私が食べるから。明菜ちゃんが足りなければピザでもとってあげましょう」

仔羊がピザになるのもどうか?と思うが、シェフがつくるゴルゴンゾーラのピザは美味しい。僕は大好きだ。

「当日私は、軽くハイキングしてくるけど、時間までにはお店につくようにするから。」

「了解」

「タカ君にはもう電話した?」

「まだ」

「しっかり念をおすように。モトちゃんは女慣れしているから大丈夫だと思うけど、あの人は心配だわ。前例があるし」

みゆちゃんの心のなかでは、やっぱり悪いのは自分ではなく、タカさんのままらしい。

みゆちゃんとの電話を切って、僕はタカさんに電話をした。

「はじまりますか。こけし鑑賞会」

不吉だ・・・・この発言。

「明菜ちゃん社交デビュー会だから。こけし鑑賞会じゃなくて」

「わかった。明菜ちゃんデビュー会だな?で、歌は何を歌う?こきりこ節とかか?」

「兄者・・・・」

「冗談だよ。」

「みゆちゃんがタバコには注意するようにってさ」

「今回はデビュー会なんだろ?俺への彼女紹介じゃなくて。だったら大丈夫だ。心配するなといっといてくれ」

「頼みますよ」

「頼まれるにあたって席はきまっているのか?まさか俺が正面じゃないだろうな?」

「こっち側はみゆちゃんとおいらとで、明菜ちゃんを挟む形にして、明菜ちゃんの正面に、激しく女慣れしているモトちゃん。俺側に奥さん。みゆちゃん側にタカさん。で、モトちゃんに話をひっぱらせて、つまったら、おいらとみゆちゃんで、なんとか話をつなぐから。」

「うん。完璧だな。モトちゃんなら、なんとか会話がつづくだろう。例え本当のこけしだったとしても」

「いや、だから、こけしみたいな雰囲気で、本当のこけしってことはないから」

「そっか。でもこけしなんだろ?大丈夫。俺の記憶にある限り、俺はこけしを見ながらタバコを吸ったことはない。最初からこけしみたいだと言われていれば、がっくりくることもない。料理がうまければタバコふかすヒマもない。完璧だ円。おまえに仕切らせてよかった」

本当か?

「メインの料理は母親のおっぱいしか口にしていない仔羊のローストだから」

「生まれたばかりの乳飲み子を喰うのか?かわいそうだな」

頼むヘルニア友人よ。その仔羊にもてる哀れみを、明菜ちゃんにも・・・

「大丈夫だ。心配するな。おまえは俺を誤解している。俺は悲しいぞ。明菜ちゃんが社交デビューするその日、おまえは俺の本来のジェントルマンな姿をみることになる。保証する。安心しろ」

これでとりあえず仕込みは終わった。

いや、まだヤツがいた・・・

僕は我が友に電話をした。

「で、何時からはじめるの?」我が友がいった。

「6時45分。シュガケンが7時にならないとあがれないっていうし、みゆちゃんがハイキングに行った帰りになるので、すこし余裕みてっていうから」

「ふ~ん。俺らは6時からだから、顔はみれるな。こけしちゃんの」

「明菜ちゃん。こけしちゃんじゃなくて」

「明菜ちゃん。そう明菜ちゃん。」

「そういえば彼女の名前なんていうんだよ?」

「それは当日紹介する時間があったら教える。余計な情報を与えると、おまえは待ち伏せとかして話しかけようとするかもしれんからな。そんなことはさせない。おれも明菜ちゃんに話しかけたりはしないから、おまえも許可なく、ミチルに話しかけないように」

「そうか。ミチルというのか」

受話器の向こうで、我が友が「はっ!!」という声が聞こえた。

「話しかけるなよ!!絶対に!!」

何故、そんなにも私が婚約者にはなしかけるのをイヤがるのだ?我が友よ。

「店に花束かっておいてもらって、客がそこそこ増えたときに、この二人は婚約いたしました。申し訳ないがお客様拍手を!!ってやってあげようか?」

「いらんことするなっ!!」

「いや、キミの奥さんとなる人なら、友好的な関係を築いておきたい、女の子なら、亭主の親友がそのようにこっそり手配してくれるのは嬉しいはずだ」

「おまえが築こうとしなくても、俺が築いてやる。ミチルとおまえの間の橋は、俺が設計し、俺が築く。おまえは何もするな。心配御無用だから。」

「心配だ。すっごく」

「俺の女房だ。おまえが心配することは何もない。おまえはこけしちゃんの心配でもしていろ」

「こけしちゃんじゃなくて、明菜ちゃん」

「そんなことはどうでもいい。俺の女房に、許可なく触れるな。話しかけるな、エロい目でみるな。それだけはいっておく」

「前の二つはともかく、エロイ目で見るなはシュガケンにいっておけ。彼の専売特許だから」

「それもそうだ。おまえは好奇心たっぷりの目で見ることはあっても、エロい目でみることはなかったな。シュガケンに電話していっておこう。ミチルが不快な気分になるとかわいそうだからな」

我が友は電話を切った。

これで完璧だ。

あとは当日をまつばかり。

だが、僕の思考は、明菜ちゃんのことではなく、骨付きの仔羊をかぶりつく自分の姿へと飛んでいた。

ああ、仔羊。

素敵な仔羊。

おまえは僕に食べられる為に生まれてきたんだね!!

メエエ~ッ

To be continue.

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)

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2005.02.17

ゆんたくアクマちゃん28ーちっさなテーマパーク?ー

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最近はあまり見かけないのですが、子供の頃は、よく道路の端に地下鉄の通風口があった気がします。

地下鉄が通るたびに、通風口から地下の風がぶわ~っと。

あの風の匂いが好きで、子供の頃20分くらいあの上に立っていて、絶頂感を感じそうになったことがあります。

ちょっとやばい子供時代であったと反省している円です。

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


先日とある人が、変な事を言い出しました。

「最近のB型悪魔系ってちっさなテーマパークみたいですね」

は?

「B型悪魔系をテーマにして、キモチがテーマパーク化しているといいますか・・・」

?????


kansei
確かにこんな人がウロウロしていますが。

「いえ、そうではなくて、B型悪魔系をディズニー映画とすると、キモチの方はディズニーランドかなって。ディズニー映画には見ている側はでれないですけれど、ディズニーランドの方にはみんなが遊びにいけるじゃないですか。それと同じようにキモチには、コメントって形で、誰でも入れますし。しかも、愚愚願望半公里とかでB型悪魔系のWADApや円さんとあったり、辛ラー大四凶殺とかの企画で、みゆちゃん(のモデルとなった人/円海注)や、チヒロさん(のモデルとなった人/円海注)の顔が見れたり。それってディズニーランドいくと、ミッキーや、プーさんが歩いているのと一緒だと思います」

(-_-;)

なんか規模の差は激しいとはいえ、いっていることはわかったような。

確かに流れとして、そういう方向があるかもとは思うので、一応いっておきます。

B型悪魔系は完全なとはいいませんが、一応フィクションですから。

すくなくともノンフィクションではありません。

もちろん中には、最初からオチにいたるまで、まさにその通りという話もあるのですが。(自分自身の話とか)

ほとんどは複数の人の体験が一人に集約されていたり、一人の体験が複数に散っていたり、話のしょっぱなは実際にあった事だけれども、途中からはオリジナルな展開になっていたりということが多いです。多分(-_-;)

そんなわけなので、キモチに遊びに来てくれた方。

とりわけ、悪魔塾の企画に好んで、或いは強制的に参加させられた方、そして将来参加させられるかもしれない方。

「この人はチヒロさん?」「この人はかまやつさん?」などと思っても、絶対に本人に向かって「あなたチヒロさんですよね?」などという爆弾発言をしないように。(^_^;)

ディズニーランドのミッキーが、どうみても着ぐるみなのに、絶対にミッキーだといいはるように、彼らも「はい。そうです」とは絶対に言いませんから。

本人的にはかまわないのですが、友人や、配偶者に「え?あんなことも、こんなこともあなたしたの?」とか「こんなことまで言っているの?」と言われると困ると思うので。

秘密をあばきたい!!という気持は誰しもがもっているので仕方ないですが、大人である以上、誰もが知っていても、表向き秘密ってことにしておいてあげるのも大事です。

わかりますよね?

一応「B型悪魔系」に関しては実際におきてから、5年たたないことはネタにしないという不文律があります。

もちろん5年たっていても、当事者に「そういえばあったな。そんなこと(^O^)」と笑い飛ばすだけの力がないと考えて封印されたネタもあります。

5年はずっと先ですが、まあ、明日は我が身ですから。

なんといっても「キモチ」にはそんなルールないし。(ってわけで、途中で終了したネタや、一時的に改訂版が出たモノがあります。キモチ)

まあ、そんなわけで。

今後とも「B型悪魔系」「B型悪魔系のキモチ」を宜しくお願いいたしますです。

では!!

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2005.02.14

僕とヘルニア友人とみゆちゃんと(7)

ヘルニア友人もモトちゃんも信じてくれないが、明菜ちゃんが僕に心を開いてくれたのは真実であり・・・

二日後。

みゆちゃんから電話がかかってきた。

「明菜ちゃんは土曜日ならいつでもいいって。私はこの日と~」

みゆちゃんが都合のいい日を何日か指定した。

僕はモトちゃん夫妻とヘルニア友人との間でスケジュール調整をすることを約束した。

「で、どう?」

みゆちゃんが聞いた

「どうって何が?」

「明菜ちゃんよ。」

「明菜ちゃんが何か?」

「いや、女にしてあげられそうかなって」

「タカさんが?」

「違うわよっ!!円くんがにきまってるでしょっ(>_<)!!」

この女。

僕がXファイルのジリアン・アンダーソンが好きと知っていて聞くか?

「あのお~。僕、男なんでこけしは必要ないです。女性なら必要かもしれんけど。こけし」

「明菜ちゃんがこけしみたいだからイヤだってわけ?明菜ちゃんは『円さんて流石はみゆさんの昔からの友達だけあっていい人ですね』って言ってたわよ」

何故か「流石はみゆさんの」の部分だけ心持ち声が大きくなっていた。

「いや、こけしみたいな外見だからじゃないんですが。明菜ちゃんの持っている知識は、所詮本から得たものじゃないですか。で、今のようになってしまったのも、彼女のなかに、人と人との間で得られる知識なんかより、本を通じて得られる知識の方が高級みたいな思いこみがあるからでしょう?そういうのって、世間知らずだと思うし、彼女がもっている知識は、本からも仕入れられるので面白みがないんです。僕的には、本からは得られない類の知識をもっている女性とおつきあいしたいと思っているので。だってその女性とおつきあいしないと得られないわけでしょ?彼女のもっている知識とか、視点みたいなものって。まさにそういう彼女は僕にとっての知の泉だと思うのです」

「円君。あなた私にウソついているでしょ?」

「なんででしょう?」

「私がわからないと思うの?あなたが私に対して、妙に他人行儀な言葉使いをするときは、必ずといっていいほど、私にウソをついてごまかそうとしている時なのよ!!」

(>_<)!!

「いや、ウソなんてついていませんが。」

「ほら、また他人行儀な口調になってる!!ウソをついている証拠ね。」

「うるさいなあ~ウソなんてついてないっていってるだろっ!!大体ねえ、女の方が男より10倍も気持いいなら、みゆちゃんが明菜ちゃんに肌と肌をあわせて教えてあげればいいだろ~がっ!!そいでもって、『男の人とならもっと気持いいわよ』とでも言って教えてあげれば、自分から積極的に相手の男探す気になるでしょうがっ!!」

「段々本音がでてきたわね。でも、残念でした。私はノーマルですからっ。女の子には興味ありませんっ!!」

「そんな事いって、本当は、明菜ちゃんがこけしみたいだから興味ないんでしょ?」

「ちがうわよ!!私はこけしだろうと、マリリン・モンローだろうと、女には興味ないの。まあ、10代なら違ったかもしれないけど。成熟した性感をもつ女は、女なんかに興味もたないのっ!!」

「Gスポットが開発されているからって自慢するなっ!!」

「開発されていて悪いか!!熟女の特権じゃ!!」

「熟しすぎなんじゃ!!おのれはっ!!」

「どれだけ熟しているか知らんあんたに熟しすぎなんていわれてたまるかっ!!」

「知りたくないわい!!水もはじかない肌の熟し具合なんかっ!!」

「水ははじかんが、肌はすいつくんじゃいっ!!文句あるかっ!!」

ハアハア
ハアハア

「不毛だわ。こんなやりとり」

「確かにいい年して、息を切らしてやる事ではないな」

「ともかく、私は円君に関してはパンツの中身以外は知り尽くしているんだからね。みえみえのウソをつくのはやめなさい」

「人妻のあんたに、パンツの中身まで知られてたまるかっ!!オレは貞操観念強いんじゃ!!」

「はあっ?昔、『ほかのしょうもない男と浮気するより、後腐れない俺と浮気した方が、彼女にとってはいいんじゃないかな?』とか言って、相談してきたのは誰よっ!!」

―(T_T)→ サクッ

確かに昔、そんなことがあった気が・・・

「で、でも相談しただけで浮気の相手なんかしてないもんねえ~」

「それはあなたが高い貞操観念をもっていたからではなくて、オスとしての冒険心にかけていたからでしょっ!!」

「ふ、ふんっ!!悪かったな。オスとしての冒険心にかけていて」

「まあ、ゾウアザラシの雄みたいに、オスとしての冒険心だけでできてたら困るけどね」

くっそお~。

決して、みゆちゃんより頭が悪いわけではないのだが、なんかいつも言い合いでは負けている気がする(>_<)

「冒険心はなくても、精力はゾウアザラシのオス並なんじゃ(>_<)!!能あるタカはツメを隠す。能あるゾウアザラシも精力を隠すんじゃ!!」

「そう?今の言葉忘れないからね。彼女紹介してもらったときには、必ず訊かせてもらうから。円君はゾウアザラシ並の精力家なの?って」

「まて。私はゾウアザラシ並の精力家だが、ゾウアザラシのようにハーレムの維持に命をかけているわけではない。私の精力はヨガの秘法により昇華されて、お仕事他のクリエイティブな事に使用されているので、実際に女性に対して、その精力の総てを傾ける事はないのだ」

僕は昔、とある人に言われたことを思い出したのだ。「20代で結婚すると、毎晩でもやりたくなるものだ。でも、そこで我慢して週イチ、いや週二回くらいにしておきなさい。毎晩なんて求めると、浮気したときに、毎晩相手してやれなくなってすぐバレる。浮気してなくても、仕事やなにやらで考えることがいっぱいあり、そんな気分にならなくなっただけで、浮気してるんじゃないかと疑われる。夫婦生活を長くつづけていくのに大切なのは、『私の夫はタンパク』くらいにおもわせておくことなんだ。」

いかん。みゆちゃんに「精力絶倫」なんてチクられたら、この作戦が使えなくなる。というより、「なんでみゆさんがそんなこと知っているの?」なんて方向に話が転がらないとも限らない。そんなとき、昔、シモネタでこんな話をしたといって、信じてもらえるだろうか?

「あんたまた変に他人行儀になっているの自覚してる?進歩ないわねえ・・・」

だめだっ!!勝てない(-_-)

「どうでもいいけど、モトちゃんやタカくんにちゃんと連絡つけてよねっ。私の大事な友達のいわば社交界デビューなんだから。それからタカくんにタバコは吸うなっていっときなさいよ。明菜ちゃんをメーテルの時みたいな目にあわせたら、承知しないからね。あれから彼女、連絡なくなっちゃったんだからっ!!」

それはあなたが、どう考えてもタカさんが女性と意識できないような人物を紹介したからであり・・・・

「ちょっと。ちゃんと聞いてる?」

「聞いてますよ。」

「また他人行儀・・・」

だが、今回は言い合いにならずに電話は切れた。

僕はタカさんとモトちゃん夫妻に電話をして、日にちをきめた。


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


それから一週間後。

我が友チヒロから電話があった。

「で、ど~よ。こけしギャルは?」

「うまくいったよ。明菜ちゃんは見事に自分の殻から出て、今度みんなとシュガケンの店で一緒に食事することになった。これがうまくいったら、今度はキミや、魔女系にも紹介して彼女の友達の輪を本格的に広げるから」

「ふ~ん。それでどういう風にこけしだったわけ?」

「全体的に。個別にどこがこけしチックってわけではないけど、全体として見た時に、こけしに似ているとしかいいようがない。どこがどうってことは言えない」

「イメージわかないなあ」

「でも逢えばわかる。女の子を100人並べて、明菜ちゃんはこけしににてますという情報を与えて、誰が明菜ちゃんか当てさせたら10人中9人は確実に当てる」

「そんなにこけしなのか?」

「間違いなくこけしだ」

「人間なのに、非生物にそっくりなのか?」

「そうだ。みたいか?」

我が友は少し考えた。

「実は俺、結婚する事にしたから。」

「はあっ( ̄◇ ̄;) ?」


「いや、まったくいわんのも悪いと思って、おまえには温泉に行くとか、ナニゲに情報をリークしておいたのだが」

そういえばそんな事が・・・

鶴の湯での恐怖がトラウマになっていて、僕とは一緒に行きたくないだけだと思っていたが、確かに一人で温泉にいくような男ではなかった。我が友は。

「折角だから、彼女もつれていこう。俺もみゆちゃん他は、話は聞いていたが会ったことないし。結婚したらあまり出歩けなくなるかもしれんから、この機会を逃すと、一生会えんかもしれんし」

そっか。

しかし、結婚を僕に黙ってすすめていて、タダで済むとは思っていまいな?

(-_-メ;) 許さん・・・

「あ、いっておくけど、テーブルは別にするから。それも一番離れたとこに。なんかしでかそうとしても無駄だからな」

くっ!!

さすが20年近い友人歴を誇る男。

全部お見通しかっ!!

「まあ、いいや。とりあえずおめでとうといっておこう。そうか。俺はこけし少女の社交会デビューの立ち会いで、キミは婚約者とディナーか・・・やっぱお祝いをしてあげたいので、キミは別の日にしろ。三人で飯を食おう。キミと僕とキミの婚約者で。シェフに頼んでスペシャルな料理を用意してもらうから」

「いいや、キミと三人で食事するとしたら、それは式が終わってからだ。危険だからな。何を言い出すかわかったもんじゃない。おまえ、魔人ケンチ、かまやつの三人とは絶対に結婚式前に会話はさせん。しようと試みたら絶交する。いいな?」

そういうと勝犬になった我が友は電話を切った。

くっそお~。

忙しい、忙しいって、仕事じゃなくて、結婚の準備で忙しかったんじゃね~かっ!!

とにも、かくにも、こうして、「明菜ちゃん社交デビューパーティ(仮称)」の日取りはきまった。

我が友の婚約者発表の日もだ。

僕はシュガケンのトラットリアに電話してシェフを呼び出して、僕等のテーブルを予約した。

そして。

「ああ、それから、チヒロが同じ日に予約いれると思いますがテーブルは離してください。それから、彼の為にスペシャルメニューを入れておいてほしいんですよ。辛子がたっぷり入ったような、ヤバイ方にスペシャルなメニューですが・・・


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


そしてついに「明菜ちゃん社交デビューパーティ」の日がやってきた。

To be continue.

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)

注:このストーリーはフィクションです。とりわけ今回の会話部分にはかなりの脚色が・・・

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2005.02.10

ゆんたくアクマちゃん27ーやけどしたぜ!!ー

今週の更新は右の最近の記事からどうぞ

円です。

明日が祭日とは知らず、思わず出勤しそうでした。

あぶない。

また周囲から「まだショックが・・・・・」と言われてしまいます。

円です。

夕食にナスのトマトソースパスタをつくっていたのですが、かっこうよくフライパンを返そうとして、拡散波動砲になったトマトソースが手の甲と足の甲に炸裂。やけどしたとです。

円です。

最近友人と不倫ブログを見て楽しんでいますが、彼と彼女が肉体関係をむすぶにあたり、内容もエロ本並になったため、会社では見れなくなったとです。

円です。

奥さんにもやらせてもらえない男が、人妻相手に「尻まで濡れている」と書いているのをみるのは、切なかとです。

円です。

あなたにそれほどまでのテクニックがあるのなら、奥さんは喜んでやらせると思うとです。

円です。

いい年してカーセックスばっかりなのはしょぼすぎる気がします。

円です。

こんなこと書いたらまたシモネタブログっていわれるとです。

円です・・・・・

円です・・・・・


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


それはともかく。

映画の「オペラ座の怪人」がお気に入りです。

サウンドトラックもかっちゃいました。

映画のサウンドトラックかったのって、「アメリカン・ジゴロ」「ストリート・オブ・ファイヤー」「パープルレイン」。で、これはサントラといえるかどうか微妙ですが「ザ・ウォール」

悪いか!!

実は、今もAmazonで買った「オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック」かけて書いてます。

いいなあ~。

私、10年近く前に、メグ・ライアンとジャン・レノのラブロマンス映画みたけど、(でえとでね)ダメだ!!と思い、やっぱ映画館で見るのはホラーか、SFに限ると思っていたのですが、激しい間違いだったと思い知りました。

まあ、映画というよりも、良い音楽が素晴らしいのかもしれませんが。

とりあえず言っておく。

メグ・ライアンよ。私の青春をかえせ!!

かえさないとエロ小説みたいなブログかくぞ!!


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

世間的には、今、私は落ち込んでいるらしいということになっているようです。

付き合いの長い人は、「こういうとき円君にかかわると、憂さ晴らしにイジメられるからそっとしておこう」と思うようです。

あの、落ち込んでいませんから。

でも中には、付き合いが長いのにもかかわらず、こういうときこそ、力つけてあげなければと思うのか、優しい声をかけてくれる人も。

「え、円さんは、独身指向の強い女性が多い現代においては理想的な男性だと思うのですよ。ほら、料理はできるから、一人でも飢え死にしたりしないし、部屋の掃除はあまり好きじゃないみたいだけど、一応掃除洗濯もできるし。皿洗いも最近はじめたでしょ?皿洗い機つかわないで。主婦いらずですね。ははは」

オチはちっとも優しくありませんでした。

近いうちB型悪魔系のネタにしてあげようと思います。


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


さて、「オペラ座の怪人」を見たとき、主演のエミー・ロッサムの演技がもっとよかったらなあ~と残念に思ったのですが、今、サウンドトラックを聞いていて思いました。

エミー歌うますぎ(年齢考えたら)

ジェラルド・バトラーもいいです。

まあ、そんな訳で。

これから後半の「ポイント・オブ・ノー・リターン」きくので。

いいなあ~ジェラルド・バトラーの「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」

月曜日に(^_-)

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2005.02.07

僕とヘルニア友人とみゆちゃんと(6)

明菜ちゃんとの衝撃の出会いから28日後。

僕とヘルニア友人ことタカさんは、モトちゃんの家で、奥さんが作ったおでんと紫蘇ワカメおにぎりを食べていた。

帰りは車なので、酒はない。

当時ヘルニア友人は車のディーラーをやっており、モトちゃんに売った、車の定期点検か何かのために代車をもって、引き取りにきたのに僕はつきあったのだった。

来る途中怖いことがあった。

高速を走っているとき、いきなり天井にどかん!!という何かが衝突したような音がしたのだった。

もちろん陸橋などはなかった。

「今、なんかぶつかった音しなかった?」

ヘルニア友人が僕の顔を見た。

心なしかその顔は青ざめている。

「した。上から人が飛び降りて、屋根に激突したようなすごい音がした」

僕がそういうと、ヘルニア友人は、車をとめて確認するどころか、スピードをあげた。

「屋根確認しなくていいの?」

「人を跳ねたりはしていない。陸橋があって、上から何かを落とされるような場所でもない。天井に穴は空いてない。では、ぶつかったのは何?」

「い、隕石?」

僕が真面目にいうと、ヘルニア友人は青ざめた顔で僕を見ながら言った

「だったらいいな。本当に」

僕はヘルニア友人がオカルトが大嫌いなことを思い出した。

「よくあるんだよ。こういうあり得ない事がさ・・・」


(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


煮玉子をつつきながら、ヘルニア友人が言った。

「で、明菜ちゃんど~よ?」

僕はくわえていたちくわぶを、思わず詰まらせた。

28日前。

明菜ちゃんを男慣れさせる為の焼き肉会は、9時半には終わったが、僕はヘルニア友人に電話はしなかった。

そして、来る時の車のなかでは、僕の所有する通称「呪いのミュージックテープ」が出てきた話をしていたので、明菜ちゃんの話をするのは忘れていた。

「大丈夫ですか?」

モトちゃんの奥さんが冷たいウーロン茶をくれた。

モトちゃんより六歳年下のおとなしい感じの奥さんだ。

「やっぱり・・・・」ヘルニア友人が哀れな奴め!!という顔で僕を見て言った。

「みゆちゃんの事もおこらせたんだろ?」

それは心外だ。僕は紳士なのである

「そりゃあ、明菜ちゃんは、やっぱりだったさあ。でもみゆちゃんは喜んでいたから。翌日電話をかけてきて、『ああ、やっぱり円君に頼んでよかった。明菜ちゃん、すっごく喜んでいたわよ。多分これで自信がついたと思うの。』って言ってたし。」

みゆちゃんがその時、「最初は彼女の行動問題ありだったかもしれないけど」と言ったことは伏せておいた。

僕は28日前の事を思い出していた

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


その日、明菜ちゃんは僕と同じ事を考えていた。

一生懸命肉を焼くということで、せめてもの好印象を残そうと考えたのだった。

しかし一点だけ僕とは違う点があった。

僕の焼き肉焼いちゃうぞ作戦は、話がはずまない時の最後の手段だが、明菜ちゃんは最初からその策をとったのだった。

しかも都合の悪い事に、何故かタン塩より先に、特上カルビが来た。

明菜ちゃんはあつく焼けた網の上に、ぎっしりとカルビをのせた。

当然一気に並べられた特上カルビが、一気に焼けていく。

僕はみゆちゃんの顔を見た。

「喰え」と表情が言っている。

「今は文句を言わずに、とりあえず喰え!!」と。

確かにそうだ。

明菜ちゃんは一生懸命肉を焼いてくれているのだ。

それに出会い頭に、いきなり「焼きすぎ(>_<)」とか言ったら、明菜ちゃんは余計に萎縮してしまう。

僕とみゆちゃんは、肉が焦げる前にすごい勢いで、網の上のカルビを食い始めた。

すると僕等が肉をとって、空いた場所に、明菜ちゃんがまた肉をのせた。

僕はカルビをくわえながらみゆちゃんを見た。

150センチ台なのに、僕よりも喰うみゆちゃんも、カルビをくわえながら明菜ちゃんが肉をおいているのを横目で見た。

そして僕の顔を見る。

「食べて!!ともかく今は食べて!!この子の気持ちを無にしないで!!」

その表情は語っている。

そのうち肉が焦げてきた。

見事なサシが入った特上カルビが黒こげになっていく・・・

僕はあわてて二枚をまとめてとると、口に入れた。

みゆちゃんもすごい勢いで口にした。

そこに明菜ちゃんがまたカルビを・・・・

わんこ蕎麦ならぬ、わんこカルビとなり、食事をはじめてから10分足らずで、僕とみゆちゃんで、計7000円を超える特上カルビを食べ終えてしまった。

裏側が真っ黒になった一枚を僕が取り上げた時に、タン塩がやってきた。

僕が最後の一枚を「ガンになるかも・・・」と思いながら口にいれ、みゆちゃんがビールをごくごくと飲み干していると、また明菜ちゃんが網の上にタン塩をおきはじめた。

僕はみゆちゃんを見た。

みゆちゃんも、明菜ちゃんの手元をギョッとしたように見ている。

「言え!!言うんだみゆ!!」

僕はみゆちゃんに表情で伝えた。

みゆちゃんは泣きそうな顔をして、「お願い。食べてあげて」と同じように表情で伝えた。

僕は明菜ちゃんの視線が網の上のタン塩に集中しているのを確認した上で、みゆちゃんに思いっきり激怒の表情をみせた。

そのうちに明菜ちゃんが「や、やけてます!!」と言った。

タン塩はカルビより火の通りが早い。

僕はみゆちゃんをにらみながらも、タン塩をくわえた。

みゆちゃんもくわえた。

すかさず明菜ちゃんが、空いたスペースにタン塩をおいた。

僕とみゆちゃんが同時に、「うっ!!」と小さくつぶやいた。

タン塩ではなくなっっている。

タンたれになっている・・・・

僕の大好きな上タン塩が、上タン塩たれになっている・・・

明菜ちゃんのせいで・・・

コノウラミ・・・・

僕の瞳は、黒から金色に変わろうとしていた

コノウラミハラサデオク「明菜ちゃん!!」

僕の瞳が金色に変わろうとしているのを見てみゆちゃんが明菜ちゃんに声をかけた。

「私が焼いてあげるから、今度は明菜ちゃん食べなさい。すいません。網替えてもらえますか?」

そういって網を替えてもらうと「あったまるまでちょっと待たないとね」とみゆちゃんは言ってビールを飲んだ。

僕はカクテキをつまんだ。

みゆちゃんが僕を見ながら言った。

「とってもおいしい上カルビだけど、タン塩より先にもってくるのはどうかしら?従業員の教育が悪すぎよ。この店。さってと。あたしはミノもらおっかな」

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)

グツグツグツグツ

おでんがテーブルの上で煮えている。

モトちゃんの奥さんが席を外した隙に僕はモトちゃんに言った。

「くえるじゃん。おでんもおにぎりも」

「おしえたんさ~。俺が」

モトちゃんは得意げに言った。

おくさんが、別の鍋をもってきて、おでんの鍋にどぼどぼと入れた。

(-_-;)

おでんが強制的に追加された。

ぼくらはお腹一杯だった。

「あの~。サキちゃん。これは誰が食べるのかな?」

僕はモトちゃんの奥さんに聞いてみた

「円さんとタカさんでしょ」

お腹一杯なのに・・・・

「いや~。もうちょっと早く来るかとおもったからさ~。4人で食べようと、いっぱいつくらしたんだけど、おそいからさっき俺らカップ麺たべちゃったんだよね」

だから余っているわけか。

実は僕も、タカさんが二時間もおくれてきたので、我慢できずカップ麺を自宅で食べてしまっているのだが。

タカさんが、僕とモトちゃんの視線を感じて言った。

「あまったら円がもってかえるよ。円は一人暮らしが長いから、ここに来て手料理喰うの楽しみだっていってたもん。」

え?

確かにそれは言ったけど。

「そう?じゃあ、余ったら帰るとき、タッパーにいれてあげる」

サキちゃんの顔は笑っていたが、内心がどうであるか考えるのは怖かった。

なんといっても僕等は、いや、タカさんは「8時にはつくっしょ」とモトちゃんにいっといて、ついたのは10時ちょっと前だ。

そんな時間に飯を食いにやってくる(代車をもってきたとはいえ)旦那の友達が良い扱いをうける訳がない。

食べ物を出してもらっただけでありがたいと思わねば。

「で、明菜ちゃんはどうだったんよ?」

モトちゃんがニヤニヤしながら聞いた。

ここでサキちゃんを怒らせると、後で厄介になるのはモトちゃんなのだ。

「いや~。まあ一言でいうと、一生懸命本を読んでいる女の子かな。『私たいていの事は本で学んだ』って言ってたから」

確かに僕も焼き肉はタン塩から焼け。タレものは後と書いた本を読んだ記憶がない。

だから明菜ちゃんの言ったことは事実なのだろう。

「そうじゃなくて、容姿だろ。が・い・け・ん」

薩摩揚げを食べながらヘルニア友人が言った。

「それは・・・地味目な・・・」

「地味っていっても色々あるっしょ。芸能人でいうとどんな感じ?」

芸能人でいうと?

困った。

「こ、こけし?」

ヘルニア友人が口をぽかんとあけて、「おまえ大丈夫か?」という顔をした。

「円。こけしは芸能人ではない」

そんな事はわかっている。

だが、あえて例えるならこけし。

「髪の毛がおかっぱとかなんですか?」

おでんを総て出し終えて、ようやく座ったサキちゃんが言った。

「いや。ショートだけどおかっぱではない」

「じゃあ、浴衣来て下駄かい?」

モトちゃんが言う。

「会社の帰りだから、そんな格好はしてないよ!!家では知らないけど・・」

「じゃあ、こけしじゃないじゃん」

昆布を囓りながらヘルニア友人が言った。

「うるさいなあ~!!こけしって言ったらこけしなんだよっ!!明菜ちゃんはそんじょそこいらの女の子とは違うの!!完全にオリジナルなんだよっ!!誰にも似てない明菜テイストな女の子なんだよ!!」

「なんじゃそれ?」

ヘルニア友人が紫蘇わかめおにぎりを食べながら言う。

その時僕の頭の中に、良い考えがひらめいた。

携帯を取り出して、電話をかけた。

「もしもし。みゆちゃん?今大丈夫?」

「円君。どうしたの?子供は寝たから大丈夫だけど」

「いまさあ、タカさんとモトちゃんの家にいるんだけど、こいつら俺が明菜ちゃんを丁寧にもてなして、本人も大満足だってこと信じないんだよ。ちょっと言ってやってよ」

僕はモトちゃんに携帯を渡した。

タカさんは鉄朗メーテルの事をまだ根にもっているらしく、そっぽを向いたからだ。

「おひさしぶりです。おげんきですか?」

モトちゃんの声はすごく魅力的だ。さすがは元パンクバンド。ドラマーだけど。

「そう?円君が。人間かわるもんだね。うん。そう?で、こけしに似ているっていいはるんだけど。マジ?どこが?全体的に?本当にこけしなの?浴衣も着てないしおかっぱでもないのに?」

モトちゃんとサキちゃん、それにヘルニア友人が顔を合わせて不思議そうな顔をした。

「貸して!!」僕はモトちゃんから携帯をひったくった。

「みゆちゃん。俺は思うんだけどさ、前回で明菜ちゃんがどれくらい男に慣れたか、ここはやはり確認するべきだと思うんだ。シュガケンがトラットリアはじめてるじゃん?そこで食事しようよ。俺と、タカさんとみゆちゃん。それにモトちゃんとサキちゃんと明菜ちゃんで」

「はあ?」
「おいっ!!」
「私もですか・・・・」

三人はそれぞれ僕の顔を見て言った。

「そうねえ~。イタリアンなら焼きすぎる事もないから、いいかもね」

みゆちゃんは乗り気だった。

「明菜ちゃんに話してみるわ」

電話が切れると、ヘルニア友人が言った。

「円。なんで俺がこけしみたいな女の子を見にいかなければいかんのだ?」

「だって、見たことがないんでしょ?おかっぱでもなく、浴衣も着てないのに、こけしな女の子。」

「それを言ったのはオレじゃない。モトちゃんだ」

「い、い、いや、僕は・・・・」

「言った」
「言った」

僕とヘルニア友人の声がハモった。

「言いましたね」

サキちゃんがとどめをさした。

「いいじゃん。5人の中に、一人新顔が入るくらい。パンクロッカーに車のディーラーでしょ?何を小娘の一人や二人にびびってる訳?」

「私、イタリアンは1年くらい食べてない」

サキちゃんも言った。

えらいぞサキちゃん。シェフに言ってスペシャルなデザートつくってもらうからな。

こうして、僕等全員は、僕のダイビング生活におけるリーダー的存在、シュガケンの店で明菜ちゃんと対面することになった。

11時ちょいまえ、代車をひきとるモトちゃんとヘルニア友人につづいて僕が部屋をでようとするとサキちゃんが、僕を引き留めた。

「はいこれ。」

ホーローの洗面器のような大きさのタッパーにはいったおでんと、紫蘇わかめのおにぎりが三個。

つまり今日の残りの総てだった。

「あのさあ、サキちゃん。俺一人暮らしなんだよね。これ、どう考えても4人分はあると思うけど」

「ん?」サキちゃんは僕の顔を見た。

「明日の朝、明日の昼、明日の夜、明日の夜食で丁度終わりますよ。」

僕はサキちゃんの顔を見た。

まじまじと見た。

彼女は真顔だ。

「もしかしてオレ等が遅れてきたこと怒ってる?」

「全然」

「俺の事キライ?」

「いいえ」

「タカさんの事は?」

「嫌いじゃないですよ」

彼女はとくにこれと言った表情を見せずに言った。

「因みに血液型は何型?」

「Bですよ。悪いですか?」

「いや、俺もB。同じだね!!ハハハハハ」

僕はサキちゃんの瞳が金色になる前に外に出て、玄関のドアを閉めたのだった。


To be continue.

Uploads on coming monday!!

see you (^_-)

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2005.02.04

ゆんたくアクマちゃん26ーシモネタブログと呼ばれてー

円です。今週の更新は右側の「最新の記事」からどうぞ。

今回はシモネタです。

シモネタ嫌いな人は、見ないほうがいいかと思います。

もっとも、あれこれしたというエロではなく、あくまでシモネタですけど

ビデに関する、男の素朴な疑問ですけど

(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)


先日WADApが、「そういえばレーシックカンファレンス出たとき、円海さんは今日来てないの?って聞かれました。」というので、喜んでいたら、「ああ、シモネタブログの円海さんっていってましたけどね」

シモネタブログ・・・・・・

この話をこちらで書くと、読者の方々が、「ああ、おいらはシモネタブログの読者だったのか・・・」と激しく落ち込みそうなので、「B型悪魔系のキモチ」に書いたのですが、私一人が激しく落ち込むという状態に耐えきれず、皆様にも、この痛みを分かち合っていただくことにしました。

この激しい心の痛みをもたらした、WADApには、断固としてたまりにたまった楽天ポイントで、高級義理チョコを購入し、私に送るよう要請します。

発言した本人は、現在せるまに巡査が特定中ですが、カンファレンスの後の食事で、「アイスクリームを二皿食べて、それをあたかもWADApが食べたように、WADApの皿にのせた」という目撃情報がはいっています。

甘い物が好きそうなこの方にも、是非義理チョコをおくって欲しいです。

WADApに渡せばとどくと思いますんで。

話はかわるんですが、皆様は「ビデ」なるものの存在はご存知かと思います。

知らない?

あなたはラッキーです。

これから私が説明しますから。

先日病院に行ったとき、ウオシュレット使ったら、「ビデ」というのがありました。

もちろんうちのウオシュレットにもありますが、この機能は使ったことがありません。

私の世代のビデ話というと、一つの都市伝説がありまして、新婚旅行に初めて外国にいった二人がローマで宿泊。夫がビデを知らないで、ビデにうんちをしてしまった。妻は過ちに気がついたけど、あら大変。このままだと、イエローモンチッチのジャップヤップめが、ビデの使い方も知らないで・・・・とローマの掃除婦にバカにされてしまう。これは日本の恥。カミカゼの末裔の恥とばかりに、旦那のうんちを手ですくいだし、無事トイレにうつして流しましたとさ。

旦那はそれを見て、女の強さを思い知り、それ以降二人は婦唱夫随(正しくは夫唱婦随ですからね。受験を控えてるみなさん)で、仲良く暮らしましたとさ。

この話を10代後半になんかの本で読んだ私は、「外国にはトイレと一緒にビデというものが並んでいるらしい。そしてそこに大をしてはいけないらしい」と学びました。

では、このビデは一体何に使う物?

わからない・・・・

だって私らが子供の時は、性教育なんてほのぼのとしたもので、小学生の間、私は赤ちゃんはおかあさんのお尻の穴から生まれる物と思ってました。

だってね。男の子ですよ?

膣自体がない生物なんです。

女性には一つ余計に穴があるなんてまったく知らないんですよ。

中学校の保健体育で習うまで。

でも、女性がそういう風になっているとしってもですねえ。

赤ちゃんの頭が飛び出してくるなんて。

いったいどうなっているんだ?女性は?

赤ちゃんの頭が出るとき、3倍に拡張するとしても、普段の大きさはいかほど・・・・

笑うと子宮が飛び出してしまうのではないか?

そんなことまで心配になって眠れなかったのが昭和の中学生です。

ビデの使い道なんてわかるわけがありません。

でも長じてビデの構造がわかるようになって、どうもこれは性器を洗う物ではないかとおぼろげに理解したわけです。

女性には生理がありますから、そのときに血まみれ(なんか、すっごくヤヴァイ事書いている気がしますが、どうせ私はシモネタブロガーなので、つづけます)になったとき、これで洗うのでは?

あるいは外国だから、性交渉のあと、ティッシュでふかずこれで洗浄するのでは?

だとすると男性も使用可?

でもなんか、水をぴゅ~とだして、自分のブツをゴシゴシ洗うというのも(すっごく読者がはなれていきそうなんですが、ビデの正しい使い方を説明する前振りとして勇気をもってつづけます。シモネタブロガーですから)なんか、折角あらったのにまた再利用を促しているようで・・・・・・

正しい使い方はどうなのか?

誰にも聞かぬまま、30をすぎ、35をすぎ、とりあえず自分はビデがなくても性交渉には困らないということは明白なことから、忘れていたわけですが・・・・

先日、病院のウオシュレット見たときにふと、昔の疑問が蘇ったのです。

そんなとき、バッタもんの妹が、可愛いネグリジェを買ったという記事をうpしました。

で、「ベビードールってなんのための服なの?」と訊くので「そんなのしらん。それより、ビデはどうやって使うんだ教えろ」とコメントしたわけです。

そしたら、今にも抗議にきそうなコメントが帰ってきました。

しかも「設置型?携帯型?」とか書いてある。

もちろん私が尋ねたのは設置型なんですが。

携帯型もあるのか・・・

そしてそんなにもヤヴァイものなのか?ビデの使用法?

こんなときのGoogle。

「ビデ 使用法」で検索をかけてみました。

かけないらしい・・・・・

書くのは、はばかるとか書いてある・・・・・

生理の時に洗浄しますと書くのがそんなにヤヴァイ事か?

それとも他にも用途があるのか?

みていくうちに「悩みドットジェイピー」というページが。

こ、こ、これは!!

WADApのお友達で、以前私もWADAブログでコメントもらったことがある、アフィリエーターのカリスマ、藍玉さんのとこではないか?

主婦達からカリスマ視される藍玉さんがビデを売っているのか?

人々がネット上で言うのもはばかる機能をもつビデを!!

ここだ!!ここしかない!!

もしここにも、使用方法は、はばかる・・・とか書いてあったら、WADAp経由で直接藍玉さんに訊こう!!

「藍玉さんのところで、ビデを売っているのみたんですが、使い方を教えてください!!」

悩みドットジェイピーを生まれてはじめてクリック!!

携帯型の説明でしたが、よくわかりました。

正直男性にして、腕がちぎれたり、腹を刺されたりの出血には平気だけど、体の中から血がでるのは怖い私にとっては、確かにげっそり来る使い方でした。

中まで洗うものだったのか・・・・・・

こないだテレビで、盗撮ビデオを撮るためだけの目的で、海沿いの駐車場に盗撮用のカメラを思いっきりしかけた、きれいな無料トイレを設置した話をみました。

もしかするとそのうちCCDカメラ仕込んだビデを設置した盗撮ホテルが現れるかもしれない(-_-)

だって、中まで・・・・・・

妹よ。

知らぬとはいえ、しょうもない書き込みしてすまんかった。

そして藍玉さん。

どうもありがとう。

お礼と言ってはなんですが、避妊具とかは必要があれば、これからはここで買おうかと思います。

そういえば、昔、女の子と飲んでいるときに、夜行塗料が塗ってあるらしい、光るコンドームというのがあるという話になり。

「それって、暗闇で、挿入すると、女の子の体が蛍みたいにぼやっと光って見えたりするのかな?」

そう私がいうと、女の子が黙ってしまったことがあります。

どうなんだ光るコンドーム?

まだ売っていたら是非、悩みドットジェイピーで扱ってください。

それではまた(^_-)

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