伝説のスーパーパラダイスビーチを求めて(2)
ミユノスの夜は明けた。ヌーディストビーチを求めて旅立った我が友が見たものとは・・・・
旅立ちの朝が来た。
オレンジジュースにトーストを食べる三人はすでに気もそぞろ・・・・
「どのくらいの人数がいるんですかねえ~」
ユウキが期待に目を輝かせながら話し出した。
「ヌーディストビーチってことは、僕たちも裸って事ですよね?人数が少ないと恥ずかしくないですか?」
「・・・・・・・」
我が友チヒロとモトヒロの二人は、このときになって「のぞき」にいくのではな「ヌーディストビーチにいく」ことに気づいたのだった。
「いっぱいいるんじゃないか。少ないと恥ずかしいし。ヌーディストビーチに日本人がいるとは思えないから、人数が少ないとジロジロみられちゃいそうだな」
我が友チヒロがいった。
「股間とか見られて「プッ・・・」とかされたら恥ずかしいですよね」
モトヒロ
「硬さでは負けないはずだ!!」
我が友チヒロは日本男子の意地を見せていった。
「でもチヒロさん。女の子と二人でベットインしてるんじゃないんですよ?ヌーディストビーチでち○こ反り返らせて硬さを誇示してるのもちょっと違うんじゃないですか?」
ユウキはやけに冷静だ。
「大変だ!!二次元のカララさんの乳首でも勃起できるのに、リアルで大量のピンクの乳首を見たら、間違いなく反り返ってしまう!!」
モトヒロがあわてて言った。
「それなら硬さを誇示できるだろう?」
我が友チヒロ。
「そんなに沢山の人の前で反り返らせることができたら、おまえAV男優になれるぞ」
ユウキの言葉に、モトヒロはうなだれた。
「反り返ってもダメ、反り返らなくてもダメ・・・どうすればいいんですか?」
モトヒロが情けない声で言った
「ちん○内ももに挟んで女の子の振りしとけば?」
「いっそのこと、小さい日本の旗もって、反り返ったら旗つければ。ウケるかもよ」
昨日は大張り切りだったモトヒロが鳴きそうな顔でつぶやいた。
「もういきたくなくなってきた・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕方。
とぼとぼとフロントの前を通り過ぎる三人を見つけ、昨日のギリシャ人がはなしかけてきた。
「ヘイ!!ガイズ!!今日はパラダイスビーチには行ってきたかい?」
三人は元気なくうなずいた。
「ヘイ!!元気ないなあ~。いいとこだったろ?パラダイスビーチ」
三人はまたしても元気なくうなずいた。
「なんだよ。どうしたんだよ?」
モトヒロが口を開いた
「ノーピンク。エブリガールブラウン。アンド ビッグ」
「ノーピンク?」ギリシャ人
「イエス!!アンド ノープレイボーイ エブリバディ グラビアアイドル」
「パードン?」ギリシャ人にはまったく意味がわからないようだった。
だがモトヒロはこう言いたかったのだ
「乳首がピンクな女の子はいなくて、みんな茶色い乳首で、しかも乳輪がでかかった」
「USプレイボーイのような素っ裸の女性はいなくて、みんなグラビアアイドルみたいにトップレスだった」
「ガールズ ノー ブラジャー。バット エブリバディ パンツ」
ユウキが手振りを交えてなんとか通訳した。
「シット!!今日はショボイ観光客しかいなかったんだな。いつもはバリバリ脱いでるのに」
ギリシャ人は三人を哀れむように言った。
我が友チヒロは、その時、ロビーの椅子を見ていた。座りたかったのだ。
だがこのとき、もし彼がギリシャ人を見ていたとしたら気がついていただろう。
「かわいそうに・・・」という形にした眉の下に、僕が時々見せる危険な瞳が輝いていたことに・・・・
「オーケー ガイズ!!君たちに特別の場所を教えよう」
ギリシャ人がユウキとモトヒロにささやくように話しはじめた。
「これは普通の客には教えないんだ。でも、君たちには教えよう。パラダイスビーチから三つ先の入り江に、すっごくご機嫌なビーチがあるんだ。一般の観光客には絶対教えないシークレットビーチさ」
「チヒロさん!!」ユウキが我が友を呼び戻した。「どうやらちゃんとしたビーチがあるそうですよ。シークレットビーチなんですって!!」
ギリシャ人は真剣なまなざしの三人を前にして、周りをうかがうようにしたあと、小さな声で言った。
「そのビーチでは、みんな全裸だ。君たち全裸になる勇気はもってるんだろうな?」
三人は顔を合わせると「イエス!!」と声を揃えて言った。
ほかの二人は知らないが、我が友チヒロは、「特別」「シークレット~」にはめっちゃ弱い。
「おいおい!!そんなおっきい声を出さないでくれ。奥の連中に俺がシークレットビーチの秘密を話した事がバレちまうよ。そのビーチでは誰もが全裸で、しかも簡単に葉っぱなんかも手に入るんだ。この島ではNO.1の場所さ。その入り江の名前はスーパーパラダイスビーチっていうんだ。まさにこの世の楽園。聖書のエデンがこんなに素晴らしかったら、絶対アダムもイブも禁断の果実なんか口にしなかったっていうぐらいの場所なのさ!!」
三人はゴクリとつばを飲み込んだ。
そして言った。
「マップ プリーズ」
親切なギリシャ人はスーパーパラダイスビーチへの地図を書き、入り江の入り口の絵まで描いてくれた。
「当然の事ながら、スーパーパラダイスビーチには看板なんてないからな。君たちはかならずこの入り口で服を脱いで全裸になってから荷物を持ってビーチに入っていかなきゃダメだぜ。スーパーパラダイスビーチの連中は仲間には国籍や人種を問わずに親切だが、仲間以外のヤツらには冷たいからな。ちゃんと裸で入ってくるかどうかが、単に迷い込んで来ただけのヤツか、仲間の紹介を受けてやってきたヤツかを見分ける基準なんだ。俺のメンツをつぶさないでくれよ」
三人はにっこりと笑みを浮かべると、フロントのギリシャ人に「サンキュー!!サンキュー!!」と言って部屋へ戻った。
後ろ姿を見送るギリシャ人の顔が意地悪にゆがんでいるのも知らずに・・・
To be continue.
Uploads on coming monday!!
see you (^_-)
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