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2004.05.31

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅱ

女同士の友情には厚いが、スケベな男には必殺のキツイお仕置き!!華麗なる魔女系(ヘアスタイルが)かまやつの活躍


かまやつはイクラを食べると「おいしい」とつぶやきながら語りだした。

「実は私、ずっと付き合ってた彼氏に振られちゃったんです」

なるほど。

「パジェロに乗ってた医学生なんですけど」

悪くはないブランドですな。彼氏も車も

『しかも、別れる時に言われたのが、「おまえ太りすぎなんだよっ!!」って』

いや~  それは・・・・

太りすぎはないと思うぞ。まあ、痩せてはいないけど。丸ぽちゃというのが正解に近いかと。

「で、あたし、どうしても納得いかなくて、でも、悔しいからスポーツクラブに入って痩せることにしたんです」

なるほど。

「でも、力がないから、トレーニングマシンはつらくて、楽しくもないし。でも、行かないとお金がもったいないので、水泳をはじめたんです」

「そうしたらXX(我が友のこと)さんが、プールではなしかけてきて」

キターッ (>_<)

「飲みにいかない?って言ってきたんです」


『で、そのうち私がスキューバダイビングやりたいんだって言うと、XXさん「俺ダイビングやるんだ。写真もとるんだ、ダイビングフェスタで賞とったんだぜ」って』

「私、それきいて、すごい人なんだ(☆o☆)と思ったんですけど、写真見せてもらったら、鯨の尻尾の写真で、正直、運さえよければ私でもとれるなあ~っておもっちゃったんです」

多分ブリッジと言うのだと思うけど、まあ、尻尾の写真だし、正直私もそう思ったが・・・

「大トロ食べる?」僕は聞いた。

「えっ?大トロですか?いいんですか?いただきます!!」

板さんが握りはじめると、かまやつはお茶を飲み、ガリをかじって話はじめた

『XXさんが「インストラクターも知ってるから、今度頼んでやるよ。俺の大学の後輩にもダイビングやりたがってるヤツいるから、一緒に頼んで人数まとめれば安くしてくれると思うよ」っていうんで、私も友達さそって、XXさんの後輩と日付あわせて、講習お願いしてもらったんです』

大トロが来た。かまやつは一つつまむと、目をでっかく見開いた。

「とってもおいしい・・・・」

「で、必要なもののリストとか、飲みながらもらったんですけど、その時にXXさんアルバムもってきてたんです。私が前回、鯨の尻尾の写真でがっくりきちゃったのがわかっちゃったのか、ボートから写した、海中の鯨の目だとか、全部海中の写真でした。で、見終わったあと、XXさんが言ったんです」

かまやつはもう一つの大トロを食べて、幸せそうな顔になると、お茶をごくっと飲んで言った

『「家にいけば、もっと写真があるんだ。見に来ない?」って』

(○`ε´○)ぶーっ!!

「そう言ったんだ?」

「はい、そういいました」

(○`ε´○)ぶーっ!!

『さすがに私も、これはヤバイって思って、「お母さんが家でご飯つくってまってるから」って訳のわからないこと言って、かえってきちゃったんですよ。』

なるほど。本来の予定では、ここで決めてしまい、楽しい海洋実習になるはずだったのが討ちもらしたので、海洋実習で再度攻略しようとしたんだな。たしかにそんな所に僕がいたら、間違いなく邪魔をする。それは怒り狂って留守電に「来るな!!」とメッセージ入れる訳だ。でもさ、来たのがバイトとはいえ、モデルやってるサトシくんじゃ・・・

「ええ、そのせいか、後輩の子もサトシ君面白いのでからかってたりして楽しかったんですけど」

悪魔系恋愛探偵 円海の調査は終了した。経費は18000円。高いとは言えないだろう。

それにしても・・・・・

男にとって、女を口説く手法は、ベットでの睦言と同じく他人には知られたくないもの。

口説かれるというのは、曲がりなりにも相手から好かれたという事なのだから、どう口説かれたかくらいは、心の底に。。。いや、無理なら、せめて女の子同士のネタくらいにしておけば・・・・・

楽しかったけど・・・・イヤ、すごく楽しかったよ・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その帰り道。かまやつと僕の肩がふれた。

僕はかまやつを見た。

かまやつは僕をおおきな目でみあげるようにしている。

かわいい。(この角度からは足が見えないからね)

僕の心のなかには、淫魔のささやきとしか思えないざわめきが充満した。

「口説けるかも!!」

「今、フリーだし」

「関係が怪しまれる我が友との関係を、わざわざなんでもないと言うのは・・・・・」

「いける!!これはいける!!手を握って、ふりほどかなければ晴海通りでタクシーを拾って、そのまま帝国ホテルのバーに直行だ!!」

その時、かまやつの携帯がなった。かまやつが僕からちょっと離れたところで電話に出る。

「ケンチさんでした!!」

なに~っ!!何故、魔人が、ここに割り込んでくる!!

「私、さっき勘違いして、来週ケンチさんと飲みにいく約束していたの今週と間違えて、電話しちゃったんです。かからなかったので、留守電にいれておいたんですけど。そのあと来週だったって気がついたんですけど、おくれそうなんでダッシュして来たんで、そのこと言うの忘れてました」

これはなんだ?

かまやつが仕掛けておいた保険なのか?

よりによって魔人ケンチ!!

もし、僕がかまやつの手を握って、かまやつがふりほどいたら?

かまやつは必ず来週、魔人にチクるに違いない。

その時の、魔人の笑い声が聞こえるようだ。

まずいぞ!!魔人は、必ずその想像力で話を展開して、「もし、かまやつが手をふりほどかなかったらどうなってたか」を、おもしろおかしくシュミレーションして爆笑を誘うだろう。

もちろんその話は、仲間内にすごい早さで伝わっていく。

僕の面目は丸つぶれだ。

僕がそう考えている間にも淫魔はささやき続ける。

「気にするな!!その時はその時だ」

「写真で自宅に誘い込むのはミエミエで、セコくても、帝国ホテルのバーにとりあえず誘うのはセコくはないぞ!!」

「その後は、その後だろ・・・」

うるさ~いっ!!

僕は弱肉強食の中国で五年間生活してきた。

そこで学んだのは、「自分だけは別」という思いこみは徹底して捨てろということだ。

「自分だけは別」な状況が存在しているから、今は、「自分だけが別」なだけで、状況が関係なしに、「自分だけが別」扱いされることはありえない。

我が友に牙をむいたかまやつは、僕にも牙をむくと考えなければならない。

むかなくなるのは、自分の牙が、僕には通じないとわかった時だけだ。

僕は心のなかでざわめく淫魔を押さえ、かまやつだけをタクシーに乗せて有楽町まで送った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一週間後。

僕の前では、我が友がかまやつについて話し続けている。

内容は、かまやつの相談にのってやった、医学生との失恋に関してだった。

でも僕は、話の内容はきいていない。いかにもきいてるようにうなずきながら、話に聞き入っているフリをしているだけだ。

そうして、あの一言を言うタイミングを見計らっていた。

我が友が「だからかまやつはダメなんだよな~。俺、いってやったよ。それ違うだろ?って」と言ったとき、そのタイミングがやってきた。

僕の心の中の、金色の瞳がゆったりと開いた。

「でもおまえ、かまやつに写真見せて、家にまだあるよ。見に来ない?っていったそうじゃん」

我が友はいきなりの僕の一言に言葉を失った。

「夜の十時過ぎに家にかまやつをつれてかえって、何するつもりだったんだよ!!朝まで、水中写真の鑑賞会か?」

一瞬我が友の目が見開かれ、そしてガックシと閉ざされた。

僕と我が友の冷戦はこうして終わった。

そして、昔通りの穏やかな関係が戻った。

だが、それは、ほんのささいな出来事にしかすぎなかった。

このあとおこる、無敵を誇る魔人の時代の終わりと、魔女の時代の開始にまつわる戦いに比べれば。

その証拠に翌日、僕の携帯がなった。

かまやつからだ。

「円さん。私、昨日、ケンチさんと飲みにいったんですよ。そうしたらケンチさん・・・・」

ありがとう我が友よ!!キミの身を挺した尊い犠牲のお陰で、僕はデビルマンレディの犠牲にならずにすんだよ。

感謝する。

それだけは。


To be continue..........

Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

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2004.05.28

ゆんたくアクマちゃん14

昨日寝る前に、「なんかカウンターがちょっとだけ多くまわってない?」って思ったんですが、木曜日でこれやる日だったんですね。今週は出不精な私としては珍しく、月曜に夏の洋服買いに行き、火曜に目医者にいき、水曜日は中華料理の会に出席って具合に、忙しかったんで、てっきり今日が木曜日だと思ってました。すいません。

実は昨日、WADApからメールがあって、「こんなにお友達の事赤裸々にかいちゃって大丈夫なんですか?」と

一応「我が友」には、このシリーズはじめるまえ、「矢野の話書くと君もでてくるけど、奥さんはぶらB見てる?見てるならその分遠慮するけど」とメールして、「見てないから大丈夫」と返事もらってはいるんですが。

流石に初回のあと、なんか言ってくるんじゃないかと思いましたが、別件でメールしたところ、特に怒ってる様子もなかったし・・・・まあ、長い付き合いなので、「いくらなんでも寸止めでやめるだろう」くらいに思っていれば、ここで揉めて、「いいや、正拳顔面にいれちゃえ!!」とか私に思われるのも・・・・って考えかもしれないし。

子供が生まれた事で、坂本龍馬みたいに器がでかくなり、男ランクもあがって、「そういえばそんなこともあったきに!!おもしろ~書いて、みんなをよろこばせちゅーや!!」って気分になってるのかも
(--)あっ、もし、土佐で見てる人がいたら、正しい土佐弁を教えて下さい。ちゃんと訂正しますんで。

他?魔人は人前で裸エプロンできる男なんで、器はでかいです。私より。だからこのあと出てきても怒ったりしないと思います。矢野さんは上唇ピクピクさせるかもしれませんが、「華麗なる」とか「かわいい」を連発してるので、とりあえず許してくれるんじゃないかと・・・・・・

いずれにせよ、今回のシリーズは、我が友をはじめとする、友人達の「器のでかさ」でなりたっています。

「器のでかい」友人を数多くもてたことに心から感謝いたします。

(これくらいゴマすっとけば、最後まで文句いわれないでかけるかなあ・・・・・)

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2004.05.23

華麗なる魔女系三姉妹?!Ⅰ

男の邪心を「悪」で斬る!!デビルマンレディかまやつ(ヘアスタイルが当時ムッシュかまやつだったので) 遂に見参!!


「それでどんな様子でしたか」

僕はオープンウオーター講習(スキューバダイビングにおいて最初の講習がOW。これに合格すると、とりあえず自分で潜れるようになる)の様子をインストラクターに聞いた。

「う~ん。XX(我が友の事)さんの他は4人女の子でしたが、ごくごく普通でしたね。後輩だといってましたが。あっ、一人だけ後輩の友達という人がいました。それにしても、異常ですよね。円さんが来るなら、二度と講習を頼まないとか。いつもああなんですか?」

「いえ、ヤツはまともです。まともなヤツがああいう行動を取る裏には、絶対に僕を来させたくない理由があったに違いありません。

「と、いうことは・・・」インストラクターはニヤリと笑っていった。
「あの4人の中に、XX(我が友の事)さんが狙っている女の子がいると」

「しかも相当根性いれて狙ってますね。ヤツは」

「絶対に円さんに邪魔されたり、横取りされたくはないって訳ですね」

「しかも、あれだけ異常に騒ぐということは、まだ“確保”できているというわけではなく、逆に、もう逃げられそうな状況だと思いますね」

「ゲラゲラゲラ」
「ゲラゲラゲラ」


二匹の悪魔の笑い声が空間にこだました。


ひどい連中だ。


でも考えて見て欲しい。

僕にしても、イントラの彼にしても、まったく我が身に覚えのないことであるにもかかわらず、我が友の妄想により、ある日いきなり留守電に罵詈雑言に近い非難を吹き込まれたのである。

そんなことされて、優しい態度をとれと言う方が無理な話だ。

「で、感じとして誰がアヤしいですかね?特によく話していた女の子とか」

「う~ん。後輩さんの会社の友達って子とはよく話していましたが。でも、そういう状況だとすると、必ずしもよく話していた子とは限りませんね」

「確かに。誰でしょうね。写真でもあれば見当がつくのですが。」

「わかりました。円さんが潜る時に、彼女達を誘ってみましょう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして九月も終わろうとする頃。

「円さん。ウエットの潜り納めです。10人ほど来ますけど、彼女たちも来ますよ。XX(我が友の事)さんはほかの友達と一緒に潜りにいくんで、我々とは別ですが」

関東のスキューバダイビングでは、10月以降はだいたいドライスーツという、服の上から着られる防水タイプのスーツになる。(もちろんそれを邪道としてウエットスーツで頑張る人もいる)

冬場も潜るダイビング好きならともかく、普通は来年の五月くらいまでお休みする。寒い中海に潜るより、スキーやスノボやる方がいいに決まっている。この機を逃したら、来年まで彼女達の顔を見る機会はないかもしれない。

僕はスケジュールを確認した。まずい。土曜は仕事だ。終わってから電車でいって、合流する事はできるが・・・・

「じゃあ、伊豆高原で合流しましょう。機材はこちらで持って行けば身一つでこれるでしょう」

「なるほど。じゃあ宜しくお願いします」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の前日。我が友から電話があった。

彼の説明では、「小学校の後輩の矢野とその友達も一緒にいくから」ということだった。

小学校の後輩?

中学や、高校ならまだしも、小学校の後輩は変ではないか?

僕の悪魔センサーは、この不自然な「我が友」の説明に、彼が知られたくないと思っているに違いない秘密の匂いをかいだ。

これか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当日。伊豆高原で踊り子号を降りた僕を拾うために、その日のダイビングを終えた一行がやってきた。車は三台だ。

「円さん。円さんの乗る車にいる目のおっきい子が、後輩の友達さんです。この前の時、XX(我が友の事)さんと良く話していた。」

さすがは海の悪魔。手回しが良い。

運転はアシスタントの江田君だった。「ど~も~」

そういって僕が乗り込み、車は走り出した。後ろには、確かに目のおっきい女の子と、背の高い女の子が座っている。

しかし、車内は異様な重さに包まれていた。

何故?

っていうか、すっごく怖いんですけど。この車内・・・・・

僕はバックミラーを通して、こっそり後部座席を観察した。

目がでっかい女の子は、なんとなくココリコの田中に似ているような気がした。

もう一人は色白で、かなり髪の毛が長い。

二人とも押し黙って外を見ている。

幽霊か?

僕も押し黙る事にした。

触らぬ神に祟りなしっていうから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
車は宿につき、部屋割りをすませると、インストラクターが僕に言った。

「どうですか?」

「いや・・・・なんであの二人はまったく口をきかないんでしょう?」

「えっ?そうだったんですか?」

「初対面なのに嫌われているんでしょうか?」

「いや、そんなことはないかと。実は背の高い子のほうは久しぶりのダイビングで、目のおっきい子もOWとって初めてのダイビングだったんで、二人ともうまく潜れなかったからじゃないかと思うのですが。僕もいっときますが、きっかけがあったら、最初はみんなそんなもんだよといっといてあげてください」

「はあ・・・」

部屋に入ると、魔人ケンチがいた。

「おひさしぶりっす」

「うん。女の子チームうまく潜れなかったんだって?」

ケンチが、苦笑した。

「すごかったですね。10分くらい沈まないのがいたし。僕も一緒だったんですが、大変でしたよ。明日は円さんも一緒だから、アシスタントくらいの気持ちでいたほうがいいですよ」

まあ、伊豆でファンダイブ満喫する気はないけど。

僕は大物オンリーのリゾートダイバーだから。

水中では70cm以下の魚の名前は思い出せない脳みそもってるし。

食事中、インストラクターは、女の子チームに、最初はみんなそうなんだよ。中には30分くらい沈めないのもいる。明日はウエイトを少し多めにつけましょうなどと言っていた。

女の子達も元気を取り戻し、しゃべるようになってきた。

僕は車のなかで一緒だった二人にとりあえず接近してみることにした。

「ああ、XXさんのお友達の円さんですか。さっきは失礼しました。いきなり知らない人がのってきたので」

目のでかい、講習中、我が友とよく話していたといわれるほうがヤマナカ。

背の高い方がイデだった。

だが、お互いを名前ではよばず、「841」、「いでっち」と呼んでいる。

話しているうちに841は相当のヲタだと言うことがわかった。
いでっちもなかなかのものだ。

我が友も、都市銀行のシンクタンクにつとめている癖に、強度のゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーヲタなので、話がはずむ理由はよくわかった。

「なんで841なの?」
「フフフ。それは秘密ですね。簡単にはいえません」
「8933なら、オヤジが筋モノとかっていうのもアリかと思うけど」
「4126ならオヤジはハトヤにつとめているとでも?」
「いや・・・・そういう訳では・・・・」

僕はいでっちの方を見た
「ダメですよ。841が自分で言わない以上、私からは言えません」

841は異常に頭の回転が速い。ほんのささいなツッコミのタイミングも逃さずつっこんでくる。

そう、彼女こそが魔女系三姉妹の一人。「高速841」だったのだ!!

そして「ほえ~」っとした背の高い方。これもやはり三姉妹の一人。いでっちこと、イデ姫なのだが、イデ姫に関する話は追って。

トイレにいったとき、インストラクターが近寄ってきていった。

「どうです?大分調査は進んでいるようですが。841さんですかね?」

僕は考えるまでもなく言った。

「違いますね」

「違いますか?」

「はい。我が友はボケが下手っていうか、ボケられない性格です。プライドが高いのでツッコミ入れられるのは嫌いだし。それにヤツが好きなのは、ああいうハキハキしたタイプではありません。ボケで、なおかつちょっとだけ、ほのぼのとしたタイプのはずです。いでっちの方が可能性ありそうですが、ちょっと背が高すぎる気がします」

「ということは、かまやつ(当時何故かヘアスタイルがムッシュかまやつだったので)さんですかねえ?」

「小学校の友達とかいってましたね。怪しいかもしれません」

僕は841に、かまやつとは大学時代の同期だと言うこと。そして年齢は、二人とも僕より8つ下だということをきいていた。8つ下なら小学生の時、接点があるわけがない。我が友の「小学校の後輩」という説明には、何かありそうだ。

「じゃあ私と席をかえましょう。かまやつさんの隣です」

インストラクターに席をかわってもらった僕は、隣のかまやつに接近を開始した。

「XX(我が友の事)の小学校の後輩なんだって?」

僕はかまやつに話しかけた。

「はい。でも、話して見たら小学校が一緒だったってだけで、スポーツクラブのプールで、声かけられて知り合ったんですけど」


キターッ(>_<)


「ナンパされちゃったんだ」

「ええ、まあ、そういう言い方もできますかね」

かまやつは可愛いというよりも、愛くるしい顔で無邪気に笑った。

なるほど。

確かにかまやつは、その日一緒にいた女の子達のなかでも、一番可愛かった。

我が友がいかない訳がない。

でもさ、きいてないぞ。「俺がナンパした女だ」って話。


僕はその時、「我が友」に関して詳しくは聞かなかった。

すぐ近くに魔人ケンチがいたからだ。

魔人ケンチの前で、女の子と親密に話すのは危険だ。

僕に限らず、誰かが女の子といい雰囲気になったら、魔人は必ず割って入ってくる。

そうなったテーブルは「魔人テーブル」と呼ばれ、20分後には、間違いなく女の子と仲良くなる為の秘密の花園どころか、ペンペン草も生えない不毛の恋愛荒野と化してしまうのだ。

僕の目的が、かまやつから「我が友」の恥ずかしい話を聞き出す事であるとしても、その日一番かわいい女の子と仲良く話している限り、魔人がやってくることには変わりない。

僕はこちらの様子をチラチラとうかがっている魔人の視線を感じながら、かまやつとそつのない話を交わし、最後に魔人にわからないように、かまやつとメールアドレスを交換した。


そして後日。かまやつを築地の寿司屋に連れ出したのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カウンターに座り、お好みでいくつか注文してから、僕等は話はじめた。

僕は中学校を卒業するまで東中野に住んでいた。
かまやつは中野坂上だ。

地域ネタで盛り上がったあと、僕は次第に話を「我が友」の方へと振っていった。

「XX(我が友の事。しつこいけど)さんとは新宿のスポーツクラブのプールで知り合ったんです。同じクラスだったんですけど、XXさんから声かけてきて、終わった後二人で飲みに行くことにしたんです」

「それって、歌舞伎町の入り口にあるジャズバーじゃない?」

「え?なんで知ってるんですか?」

「それはね、新宿界隈で、ヤツが女の子を口説こうとするときには、必ずあそこのジャズバーに誘うからだよ」

かまやつが一瞬顔を伏せたが、髪の毛の影で、その口の両端がニヤリとつり上がるのを、僕は見逃さなかった。

「え~っ。じゃあ私、口説かれていたのかなあ~」

こいつはワルだ!!

僕は一瞬で見破った。

かまやつは文句なしに可愛い。


子供の頃、書道を習っていて、長い時間正座していたために、足こそ今はめったに見ない日本女性の伝統的な足(いわゆる大根足)だが、それを差し引いても、10人の男のうち、8人の男は、隙あらばかまやつを口説こうとするだろうというくらいは可愛い。

そんな女が、プールで声かけられて、ジャズバーに連れて行かれて「私口説かれていたのかなあ~」なんて絶対にありえない!!

しかも故意に頭を垂れて、ちょっと考えるように見せながら、実は髪で顔を隠して、ニヤリと笑う計算されつくした動き!!


世のすべての男をだませたとしても、我が友の弱みをつかむべく、こうして築地にまできて寿司をごちそうしている「悪魔系恋愛探偵 円海」を、だますことはできないぞ!!


こいつ、どの程度のワルなんだ?


To be continue.

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2004.05.19

ゆんたくアクマちゃん13

ドーン・オブ・ザ・デッドを見る日を楽しみにしている円海です。

劇場にはドーン・オブ・ザ・デットTシャツとか売ってるでしょうか?買っちゃいそうで怖いです。マトリックス1の時、我が友が「おい!!映画館で皮コートうってたぞ!!」と言うので、「なんで買ってきてくれなかった!!」と怒ったら、「だってサイズがあうわけないじゃん」

今ならきっと着れると思います。

でも、実は黒皮のダブルのロングトレンチコートはもってたりします。まあ、普通のトレンチで、マトリックスコートではないですが。

昔、ダークスーツで、このコート着て、東中野にある友人のお店にいきました。

その二週間後くらいに、やはり東中野の別の友人がやってるコンビニに行ったら、「おい、xxのとこにヤクザが来たらしいぜ。」と言うので、私も「ふ~ん。ヤクザと付き合うタイプじゃないのにねえ~」「なんかで借金でもできたのかな」とか言って、喜んでいたのですが、話が進んでいくうちに、そのヤクザが「ダークスーツに黒のロングトレンチコートで、ビッシッと決めためっちゃ怖いヤクザ」だったという話になり、「え?それもしかして、いや、もしかしなくても俺だよ!!」

東中野では皮のロングトレンチコートを着てると無条件でヤクザにされます。

それ以来、私の一番のお気に入りの黒皮ダブルのロングトレンチコートはクローゼットの中で眠りっぱなしです。眠らせる前、クリーニングに出したら8000円もとられました。鬼です。クリーニング屋。

さて、気づかれた方もいるかと思いますが、今週、ちょっとデザインを変更しました。単にかたっぽだけのサイドバーを、両側にしただけだったりもしますが。でもでも、「IT'S MY BLOG」と「リスペクト師匠 」それに「 MY FAVORITE BLOG」に関しては、カーソルをサイト名の所におくと紹介文が出たりします。

あと、魔女系三姉妹が終わる頃までに、カテゴリの所に、「B型悪魔系事件年表」と「主要キャラクター」という項目をつけて、本文にリンクはり、すでに書かれているネタと書かれる予定のネタ。それと主要キャラクターに関してはどんな人物かわかるようにしようと思ってます。

多分こっそりUPすると思います。カテゴリの所に見つけたらクリックしてみてください。

主要キャラクターは「グレート・オールド・ワンズ」」「チャイナドリームの時代」「プレ魔女の時代」「魔女の時代」「一族」
の五つに分類する予定です。これまでに読んで頂いてきた方も、そうでない方も、それなりに楽しめるかと。

ではでは。

追伸:私信で恐縮ですが、兄と慕う(一応言っておきますがモーホーな関係ではありません)ヘルニア友人。名前を何にするかメール下さい。くれないと、スズキ君にしちゃいますよ(-_-;)

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2004.05.17

華麗なる魔女系三姉妹?!ー序章ー

恐るべき三人の魔女系姉妹。彼女達の時代の幕を開けたのは、他ならぬ「我が友」だった

僕と掛け替え無き(?) 「我が友」との関係は20年を越える。

もちろんその間には、なんとなく不仲な期間もあった。


その頃、僕と「我が友」との間には不穏な空気が流れていた。

発端はこうだ。

「我が友」が一人で慶良間にダイビングにいったとき、京都の女の子と知り合った。

「それがさあ~、水着になるのも恥ずかしがって、ボートでもウエット(スーツ)脱がないような子なんだよ。」

とてつもなく幻想にキラキラした目で我が友は言った。

「何に対して、イヤ、誰に対して嫌がって恥ずかしがってるのかが、問題だと思うのだが・・・」と、僕は心のなかでつぶやいたが、口には出さなかった。

「我が友」が恋をしてるのは、そのキラキラした瞳でわかっていたからだ。

そして二年後。

中国にいる僕に「我が友」から手紙が来た

「ついに京都の女の子をクリスマス、パラオに呼び出す事に成功したぞ!!彼女、会社の後輩もつれてくるそうだから、おまえも来い!!パラオでクリスマスダブルデートだ!!」

海外駐在の僕に対して、なんともぞんざいなセリフ。

だが、「会社の後輩」にはひかれた。

後輩ということは20代前半を意味すると思われた。冬場は仕事もヒマだし、帰国休暇も今年は消化できてないしで、僕は行くよと返事をして、彼が手配を頼んだ旅行会社に電話をして、一日おくれの飛行機をとってもらうよう頼んだ。

その後で、「で、会社の後輩ってどんなこ?」と彼に尋ねた。

飛行機の予約は国際電話でするが、彼への連絡は手紙なのでそういう順序になるのだ。(Eメールなかったし。当時は)

「おまえ、めっちゃラッキー。すっごく良い子だぞ!!明るくて。しかも18!!18だぞ!!こっちの方はおまえに任せるから。まあ、小猿みたいな容姿だけどな。「ともかく明るいし、元気だし、18だ。きっと処女だと思うぞ!!小猿みたいだから

(--)

そういう事ですか。

だが、僕はパラオで頑張った。

なんといっても、「我が友」が真剣に恋をしてるのだ。クリスマスイブの夜、パラオで最高のホテルのオープンカフェを予約して、ドンペリまでオーダーしてやった。

(注:ワリカンではない。僕の金でだ)

さらにこっそり10ドルのチップを払って、3人組のギタリストに彼女をかこませ、ワム!!の「ラスト・クリスマス」を演奏させた。

翌日のクリスマスには、他の日本人ダイバーの冷たい視線を浴びながら、サンタクロースの帽子をかぶって船を待ち、そのままみんなで海に潜ってやった。

お昼休憩の島では、あえて道化を演じ、みんなを楽しませる為、
「巨大なワルニワトリ」にまでなってやった。

waruchikin

僕は自分の(彼女の)為にでも、ここまでしてやった事はない。

そこまで僕がパラオのクリスマスを盛り上げてやったのに、「我が友」は結果として、彼女を落とせなかった。

「おまえトロすぎ」(-_-;)

流石に僕はあきれて、グアムの空港でのトランジットの待ちの間に言った。

「クリスマスイブに、南の島のオープンカフェで、ドンペリ抜いて、生演奏まで演出してやったのに落とせないなんて」

すると彼は言った

「俺がトロいんじゃね~よっ!!彼女が堅すぎるんだよ!!」


「ワムの「ラストクリスマス」なんて嫌いだ!!もう一生キカネッ!!」

帰国後、そう言い残して彼は、恋に引きこもりな男になった。

************************************

そうして一年後。

すでに五年の駐在を終えて、日本に戻っていた僕が家に帰ると、留守電がピコピコ点滅していた。

僕は留守電のボタンを押した。

「てめ~、今度の講習に、後からおっかけで電車で来ようとしてるだろ!!絶対くるんじゃね~よっ!!」

喧嘩腰の我が友だった。

彼が、大学の後輩を中心に、3~4人の女の子を誘って、ダイビングのカードを取る為の講習を、知り合いのインストラクターに頼んだのは知っていた。

だが、僕がそこに追っかけで行く予定はない。

僕は凄く出不精だ。

伊豆の海に潜る為に電車でいくなんて、そんなめんどくさい事、する訳がない。

僕は知り合いのインストラクターに電話してみた。

「ウチにも留守電がはいってました。円さんが来るなら、もう二度と講習頼まないって。後からおっかけで来るのはサトシ君なんですけど。」

なんか激しく勘違いをしているらしい。我が友は。

「じゃあ、すいませんけど、そっちから、来るのはサトシ君だといっといてくれますか?なんか誤解してるだけみたいなんで。めんどっちいので、僕はスルーしときますから」

そうしてこの事件は終わった。

だが、彼は知らなかった。

自分が集めたこの、女子親衛隊の中に、この後彼の人生に、更なる辱めを与え、僕等を恐怖のどん底にたたき落とす事になる、恐ろしい三人の魔女たちデビルマン・レディこと、かまやつと、(頭の回転が)高速841、そして以後、我がうつくしモノ友達となるいでっちが、何気なく人間の振りをして混ざっていた事を!!

そう、「我が友」は、この時、僕等の間で今現在も続いている、恐るべき「魔女の時代」の幕を、自らを犠牲にして開けてしまった事に、気づいてはいなかったのだった。

(To be continue)


NEXT 「華麗なる魔女系三姉妹Ⅰ」

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2004.05.14

ゆんたく悪魔ちゃん12

予定より「エピローグ」の更新が一日おくれました。すみません
<(_ _)>

管さんのボロボロの姿を見て、百回の弁解より一回の土下座が男ランクをあげると学びましたので、土下座しておきます。「所詮顔文字だしねえ~」なんてことは思っていません。多分・・・

実は昨日、「B型悪魔系のキモチ」の方をUPしたときに、「我が友」の所に、「恐怖!!鶴の湯旧道!!」をリンクさせようと思ったのですが、アドレスがわかりませんでした。グーグルでググッて、自分が管理してるサイトのアドレスを知った私。正直情けないです。

ショックを受けたので、改めてB型悪魔系を見直して、最初の頃、この1サイトで全部やろうとおもって、カテゴリを「B型悪魔系」と「ゆんたくアクマちゃん」の二つにしたんですが、今はいくつでもココログが増やせるので、これは不要と気づきました。で、さっき、「エピローグ」をUPする前に過去記事を「心と体」(病院ネタ)「旅行地域」(恐怖鶴の湯旧道」)「ココログブログ関連」(みのちゃんのココログ妖怪ハンター)「ゆんたくアクマちゃん」に分別しなおしました。(なんかゴミ処理みたいですね。分別って)

これで、新しく見る人も、簡単に過去ログ見れるようになった!!と喜んだのですが。

普通にカテゴリ分けをしてあっても、結局どこを切っても、ぶらB。「旅行地域」も「心と体」も全部お馬鹿な役にたたない情報が充ち満ちていて、我ながら、恐ろしいサイトだなと。

お願いです。「この人の、ココログやブログに関する見識を知りたい」なんて目的で、「B型悪魔系」の「ココログブログ関連」のカテゴリを開かないでください。そういうことしたいときは「B型悪魔系のキモチ」の方にいってください。そっちではあなたの目的を果たすことができます。

My favorite blogにある「俺と文鳥と東京と」は、私が大好きなぬくもり系ブログなんですが、そこで岡本太郎に関したネタが出てたので、勇気を出してコメントしていました。コメントと同時に入れるサイトは「キモチ」にしてたのですが、最後間違って「B型悪魔系」にしちゃいました。速攻で俺ブンさんから「さすがB型悪魔系ですね」と言われてしまいました。

もしかしたら、この人は芸術に詳しい人かも・・・とか思われていたかもしれないのに・・・・・・今じゃただの変態予備軍です(-_-;)

それはともかく、「B型悪魔系」を読んでる方のなかで、ぬくい感じが欲しい方。是非「俺と文鳥と東京と」をのぞいて見て下さい。私的にはカテゴリ「切ない系」にある、金髪の青い少女のイラストがお気に入りです。

ところで、今日、テレビをつけたら、まだ「離婚弁護士」がはじまるにはいささか早く、「どっちの料理ショー」を見てました。そうしたらやってたのは、出雲の野焼きちくわ。出雲といえば、魔人ケンチが今月転勤したところ。メールしたら、気をきかせて、野焼きちくわおくってくれるかもとおもい、携帯に「今、出雲の野焼きちくわやってるけど、そっちは魚おいしいんだってね」とメールしました。それから20分後。ケンチから『今、円さんの大好きな「離婚弁護士」を見てます』と返事が・・・・

何故魔人がっ?私が天海祐希好きだということも知らないはずなのに!!まさかヤツはストーカーなのか?と真剣に悩みました。(今日の「離婚弁護士」はストーカーネタだったので)なんの事はない、私のココログ見てるってだけだったんですが、友人が、話した事がないはずの私の秘密(?)を知っているというのはどっきりします。

さて、来週からしばらくの間は「花の魔女系三姉妹」をお送りします。入院前に予告したネタに関しては後日やりますので。いや、スタンバイしてるネタをチェックしたら、この三姉妹がちょこちょこと出てくるネタが結構あるんで、ここらでキャラ紹介しとかないと、後のネタのおもしろさが多少減少するという理由なのですが。

「魔人ケンチ」それに「我が友」も再登場です。三姉妹のうちの一人に関して語るには、欠かせない人たちなので。

今週は巨大浣腸のフラッシュバックから、イジメ系に走ってる円海でした。被害に遭った方、申し訳ありませんが、三菱ふそうのトラックにぶつかったとでも思って、あきらめて下さい。

それでは、また月曜日に(^_^)/~

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2004.05.13

聖なる病院の悪魔系M調教(エピローグ)

股間むき出しの鼠蹊部採血。そびえたちそうな巨大浣腸。M調教とも思える入院生活で、最後に僕が学んだ事とは?

「ココログ早くかけよっ!!B型悪魔系早くかけよっ!!」

そう怒鳴る声が聞こえた。

やがてそれは「円さん!!円さん!!」という看護婦さんの声にかわった。

「手術無事すみましたよ~ 深呼吸してくださ~い」

深呼吸しながらも僕は、「パソコンどこだよ!!パソコンなきゃかけね~よ!!」とクリーム色の天井を見ながら焦っていた。

でも、PCなんてあるわけがない。ここは多分、手術後に麻酔がさめるまで収容される回復室だ。

酸素飽和度のチェックがはいる。

「はい、このまま病室の方に移動しますからねえ~」

うう。。。手術中にまで、ココログかけよ!!って言われる夢みるなんて。。。。。微妙に悲しい(-_-)

病室に運ばれた僕の右の腹には、ドレインがつきささり、未だ腹の中からの血がドレインを通して流れている。

尿道カテーテルもつながれており、共にタンクがベットの右側にある。

手術前に鼻から胃まで管を通したが、それはすでに外されていた。

でも鼻には酸素供給用の管が挿入されている。

特に痛いとかどうとかはないが、僕はベットに拘束されているようなものだった。なんたって腹の穴には内臓まで達するドレインが差し込まれ、股間にある「男の証」にもカテーテルが差し込まれている。

まあ、鼻の酸素はいつでも外せるが、ベットから抜けようとしたら、尿道を血まみれにして、腹からはドクドクと血(後に看護婦さんが言うには、手術のあとお腹の中を洗うので、その時の洗浄液がほとんどなのだそうだ)を流して移動する覚悟をせねばならない。こういう時、男はどうするべきか?

もちろん寝るのである。

目がさめると、看護婦さんが部屋にいた。ドレインとカテーテルのタンクを交換してたのだ。

僕が目を覚ませたのに気づくと、顔を寄せるようにして

「初日の日勤看護婦だった◎◎です。朝まで担当させていただきますからね」

と優しい声で言った。

おおっ!!マイ・ナイチンゲールではないかっ!!それにこの顔の寄せ具合!!なんかサイコー!!

すると、奇跡が起こった。

三年前、最初に尿道カテーテルをいれられたとき、僕は二ヶ月勃起しなかった。

一年前、二度目の尿道カテーテルをいれられたときは、一週間勃起しなかった。

だが今。

マイ・ナイチンゲールの優しい声を聴いて、何故か股間の「男の証」は自己主張をしようとしていた!!

なんという事だ!!尿道カテーテルが挿入されているのに、勃起しようとしているぞ!!オレの「男の証」!!


僕はあわててマイ・ナイチンゲールに尋ねた。

「今何時ですか?」

「11時です。また後できますね(^-^)」


「男の証」の自己主張は途中までだった。しかし手術終了後、まだ6時間程度だ。腹を四本の槍でつきさされ、自身もバーベキューグリルの上のフランクフルトのように串刺しにされながら、それでも立ち上がろうとする僕の「男の証」!!これこそ聖なる病院のナイチンゲールがおこす奇跡ではなかろうか?

腹からはまだドクドクと血がながれているのに。

自身はドラキュラの城の前で尻から串刺しにされた人のように尿道カテーテルで串刺しなのに・・・

それでも、自力で立ち上がろうとする我が「男の証」!!

まさに漢(おとこ)なりっ!!

二時間後、再び彼女がやってきた。
タンクを代える時に、カテーテルが引っ張られるので、なんか微妙にイヤな気分がする。タンクを交換すると彼女が言った。

「じゃあ、ドレインと、カテーテル確認させていただきますね」

ええっ!!

僕は手術着だし、下着は手術の前にはきかえた、手術用のTパンツだ。

このTパンツというのが癖もので、パンツというのは名前だけ。

実は「紙製のふんどし」なのだ。

ふんどしでも布製なら、キリッと締まるのだろうが、紙製なので、時間がたつと、緩んでしまい、ほとんど下着の意味がない。

どれくらい意味がないかは、男子の諸君なら、股間を剥き出しにして、その上に、トイレットペーパーを縦にふわりとのせてもらえればわかる。

結局ちょっとでも腰を動かせば、「男の証」はヨコチン状態になってしまうのだ。

マイ・ナイチンゲールが布団をめくり、手術着をめくった。

もうこの時点で、僕の股間は彼女に丸見えのはずだ。

恥ずかしい・・・・・・

それにさっきがさっきだし・・・・

尿道カテーテルを確認するときに、また僕の「男の証」が自己主張をはじめたら、どうすればいいのだ?

僕は頭のなかでコブラを数えはじめた。

コブラが一匹。コブラが二匹・・・・

マイ・ナイチンゲールはドレインを確認して、尿道カテーテルの確認へとうつってきた。

コブラが23匹。コブラが24匹・・・・

危険だ!!頭のなかのコブラが鎌首を持ち上げはじめた!!

って、よく考えたら、なんで僕はコブラなんかを数えているんだ!!

いかん!!これでは「男の証」の自己主張がはじまってしまう!!

僕は数える動物(?)を急遽変更した!!

なめくじが25匹。なめくじが26匹・・・・・

そして確認は無事終わった。

しかし、部屋を出て行くとき、マイ・ナイチンゲールは言った。

「明日の朝、尿道カテーテル抜去の指示がでているんで、円さんの尿道カテーテル。私が抜いてあげますね(^-^)」

ドアが閉まって、彼女が出て行ったあとも、僕がナメクジを数え続けたことはいうまでもない・・・

***********************

翌朝、彼女が検温と血圧を測り終わると言った。

『問題ないですね。一応先生に報告してから、カテーテルを抜去しますね。「よしっ!!」って気合いいれてがんばっちゃいますから(^-^)』

かわいい。。。。。

両手の握り拳を、頬の横くらいまであげて「よしっ!!」と下げる仕草がかわいい。。。。。

そしてその時が来た。彼女は一人だった。

よかった!!あの役にたたない新人看護婦はいなくて。

「抜くとき、ううっ!!とかいっちゃっても笑わないでくださいよ。本当に、思わず声がでちゃうんだから」

「笑いませんよ。そんな声が出る間もなく、私が抜いちゃいますからね(^-^)」

なんか、凄くいい気分なんですけど。

なんというか、看護婦さんに恥ずかしい処置をされてるというより、親密な女性とふざけっこしてるような・・・・

その時僕は、天啓のようにひらめいた。

患者は入院生活における、恥ずかしさや屈辱感を自分で抱え込んでは、いけないのだと。

「じゃあ、はじめますね(^-^)」彼女はTパンツをあげると、僕の「男の証」をもちあげた。

痛みは患者が自分で耐えなければいけない。耐えきれぬ痛みは医師が薬で抑えてくれるだろう。しかし、尿瓶や、挿入便器や、テイモウなどの恥ずかしさは、自分のなかに抱え込んではいけない。

看護してくれる人との間で、分かち合わなくては。

「うっ」

僕が小さくうめいたとき「もう終わりましたよ(^-^)」と彼女が言った。

恥ずかしさや、屈辱を、看護してくれる人と分かち合ったその時、患者の心には感謝の気持ちが芽生えるのではないだろうか?

「ありがとう」僕は言った。

「どういたしまして。もう、パンツに履き替えて結構ですよ。じゃあ、私はこれで。円さんが無事に手術を終えて本当によかったです。なんか、変な感じがしますけれど。」

そういうと彼女は部屋を出て行った。

聖なる病院は悪魔系の僕をM調教することは出来なかった。

ただ、一人の患者道を極めた患者(?)を生み出したのである。

ノックのあとガラリとドアが開いた。

病室とのカーテンをあけたのは、採血セットをもった、あの美人女医さんだ。

「円さん。ご気分はいかがですか?採血しますので下着をおろしてくださいね」

僕は「はい!!」と元気に凛ちゃん返事をして手術着をあげた。


The End

NEXT 「恐怖の魔女系三姉妹編」
Uploads on coming monday!!
see you (^_-)

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2004.05.10

聖なる病院の悪魔系M調教(その3)

そして手術当日。午前10時にでてきた「お浣腸」は、僕の想像を絶したものであり・・・・


夕方になって救命士を伴い、麻酔医がやってきた。

麻酔の説明をしたあと、「これはお断りになっていただいて、まったくかまわないのですが、法律の改正で救命士が挿管もできるようになりまして、もしよろしければ、円さんの手術前の挿管を、私立ち会いのもとに彼にやらせていただけませんでしょうか?」といった。

ドラマERファンの僕は、麻酔後の挿管であることを確認して同意した。

「あと、前回お使いになったので、ご存知と思いますが、手術前に眠くなるお薬を処方させていただく事があるのですが・・・」

麻酔医は僕の顔を見た。

「先生の判断にお任せ致しますが、個人的には処方しなくても問題ないかと」

「そうですよね。全然緊張しておられないし。執刀医とも検討いたしますが、こちらからは処方しない方針でいかせていただきます」

「はははは。僕はサムライですからね。全身麻酔そのものがなくても大丈夫ですよ。先生方を信頼してますし。」
「ははははは」
「ははははは」

患者だって積極的に医師との信頼感をはぐくまなければならないのだ。


10時を過ぎて看護婦が下剤と睡眠薬をくれた。
やっぱり手術前になると、寝られなくなる人がいるのだろうか?僕は両方飲むと寝床についた。

さあ、あとは明日の浣腸だ。浣腸は、子供の頃、熱だしたときにしたくらいだけど、自分でできるだろうか?そう思いながら僕は眠りについた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手術当日。午前十時。

20代後半の看護婦さんがやってきた。

落ち着いた感じの、なかなか信頼できそうな看護婦さんだ。

「予定通りでしたら2時頃手術室に移動となります。点滴をいれさせていただきますが、その前に、お浣腸をさせていただきますので」そういうと彼女は出て行った。

5分後。

彼女が再びやってきた。

アシスタントが、ガラガラとワゴンをおしてきている。その上には、ワインクーラーくらいの大きさのステンのピッチャーが。

そしてそのワゴンをもってきたのは・・・・・

「それではお浣腸をさせていただきますね」

「お浣腸させていただきます」

昨日の新人看護婦!!

僕は、気になった巨大ピッチャーの中をのぞいた。

(-_-)?

そこにはなんというか・・・

透明の液体がはいった、すっごく巨大な・・・・筒が・・・・

子供の頃夏に食べた、毒毒しいチューチューアイスを、三本か四本束ねたようなスケールの物体が、氷水につけられて鎮座していた。

「あの~これが浣腸ですか?」

僕は信頼できそうな看護婦さんにきいた。

「はい、そうですよ」

「あの、いちじく浣腸みたいなの想像してたんですが、でかくないですか?」


だって、AVとかで見る男性器型のバイブレーターくらいのおっきさなんだぜ!!(>_<)


「はははは。大丈夫ですよ」


「大丈夫って・・・でかすぎますよ」


僕は泣きそうになった


「大丈夫です。全部が入るわけじゃないんで。肛門に挿入されるのは、さきっぽ数センチですから」


あったりまえだろうがあ~っ!!


こんなでっかいもん、アナルに挿入されたら、肛門も直腸も裂けるわいっ!!

ベットの左側には、新人看護婦がすでに立っている。
年長の看護婦さんが巨大浣腸を、うやうやしく、ステンレスのウオーターピッチャーから取り出すとベットの右側に位置した。
包囲された・・・・・・


でかっ!!

いや、マジででかいっ!!

泣きそうだよん。オレ・・・・・

マジで・・・・・

「さ、お浣腸しますよ。パジャマのズボンおろして、おしりをこちらに突き出すようにしてください(^_^)」


「お浣腸させていただきまあ~す」


うるさいっ!!貴様!!この、新人看護婦!!貴様の前で、おしりを犯されるオレの気持がわかってるのかっ!!死ね!!死んでしまえ!!新人看護婦!!

「うっ!!」


心のなかで、新人看護婦に毒づく僕のおしりに、容赦なく巨大浣腸が突き立てられた


あ。。。凄く変な感じ。痛くはないけど凄く変。


(因みに純粋に変な感じであって、感じてきちゃったということはないので。念のため)


巨大浣腸のさきっぽ君のおしり突入が終わると、「ズビュビュ」っと音がして、中身がおしりのなかに注ぎこまれた。


(>_<)


もちろんそれだけでは終わらない。まだ半分が注ぎ込まれただけだ。


新人看護婦は無表情に人の顔を見ていた。

見るのは顔じゃねーだろ!!浣腸してる先輩の手元みやがれっ!!


「ずびゅびゅびゅびゅ」

ああ・・・・・・・・・

しゅぽっ・・・・

(-_-)


「はいおわりました。ズボンあげていいですよお~」

僕はすっごく情けない気分でずぼんをあげ、身をかくすように布団にくるまり、二人を見た。


「そのまま五分間我慢してくださいね」
右側に立つ年長の看護婦がいった。


「五分間我慢してください」


うるさい!!馬鹿っ!!いちいち復唱するなっ!!


「うおっ!!」(>_<)


いきなり経験したこともない、すっっごい便意が僕を襲った!!


「こ、これ、凄くないですか・・・・・」


「そうですねえ。あんなに小さい、いちじく浣腸でも結構きますから。でも、今すぐトイレいくと、お腹のなかに便がのこっちゃうので、もう少し我慢してくださいね」


「で、でも・・・・うっをおおおっ!!


僕はベットの上で、体をエビのように折り曲げた。


「まだですよ!!がんばってください」


「がんばってください」


いいよ!!もう復唱しなくていいよ!!頼むからやめてくれよお~


体はあっという間に吹き出してきた冷や汗で、ぐっちょりと、しはじめた。


本当に浣腸にたえると、冷や汗がでてくるよん・・・・


うっ!!


もう声もでない。あまり長く声を出すと出てしまいそうだからだ。


頼む!!誰かアナルストッパーをくれっ!!


くうう・・・・・


ダメだ!!たえられん!!ベットの上で、全部出してしまいそうだ!!


ダメですっ!!たえられません!!


「ん~っ。まだ三分だわ。仕方ない。トイレにはいって、あと2分我慢してください」


僕は部屋のトイレにかけこんだ。一応我慢する。


「がんばってください。あと、出たら流さないでください。確認しますから」


知るかっ!!


そうおもったとき、すっごいイヤな感じの腹痛と共に、お腹のなかのものの放出がはじまった(*_*)

僕は五分間、我慢できたのだろうか・・・・・・・・


****************

トイレを確認すると、僕の腕に点滴をして、看護婦は部屋から出ていった。

そして4時間後、手術ははじまった

(To be continue )

NEXT「聖なる病院の悪魔系M調教(エピローグ)」
Uploads in this week.


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ゆんたくアクマちゃん11-ぶらBロゴー

どっかのアルバムをアフェリエイトしたようにしか見えないと思いますが、B型悪魔系のロゴなんです。左上の(^_^;)

例の拉致騒動で、死ぬほど忙しかった(本人談)みゆちゃんに「あのさ、B型悪魔系の英文タイトル考えたけど、これで大丈夫かな?英語的に」と相談をもちかけたんですが、案の定、「はあ?あの三人のせいで、私がどれだけ今忙しいか、わかってないんじゃない?」と冷たく・・・・・

それをなんとかおだてて、何故みゆちゃんがこんなに忙しいか?を15分黙って聞いて、うなずきまくって「Blood type B,came from the hell」と直してもらい、「よかったわね。これでB型悪魔系も、縮めて“ぶらB”になって」と思いっきりイヤミっぽく言われ、なんとかカッコ良く意訳した(?)英文タイトルが完成(涙)

それをまた、来週からやるつもりの「魔女系三姉妹編」の一人、うつくしもの友達の通称姫様に超低姿勢で丸投げ。「あのさあ、姫様の卓越したデザイン能力を見込んでのお願いなんだけど“ぶらB”のロゴつくってくれない?この英文タイトル入れて」

結果「爆裂バージョン」と「ダーク&クール バージョン」の2バージョンの試作をつくってもらい、とりあえず「爆裂バージョン」試作をUPです。「D&Cバージョン」は秋くらいに公開しようかと。

今週は水曜日くらいに「エピローグ」を更新するです。

今後とも宜しくお願い致します<(_ _)>


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2004.05.06

ゆんたくアクマちゃん10ーウルトラ連休ー

ドレインを抜いた穴がまだ完全にふさがりません。

円です。

病棟管理の女医さんが、ドレイン抜くとき「明日にはふさがりますから」っていったのにさ。いまだに6割くらいしか、塞がらないよお。

そんな訳で、連休っていってもずっと家にいて、ケーブルテレビで「ウルトラマン全話放送」「スタートレックエンタープライズ一挙放送」「平成ガメラ三話連続放送」とか見てました。

風邪ひいたので、ちょこちょことしか、見てないんだけど。

長いので「B型悪魔系のキモチ」にUPしときました。

今年の日本オタク大賞、「CASSHERN」と「キューティハニー」と「デビルマン」のどれが取るんですかね?

これからお風呂はいって、「離婚弁護士」みます。

じゃあ。

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2004.05.02

聖なる病院の悪魔系M調教(その2)

外科病棟管理主任女医VS悪魔系!!果たして勝者は?

手術直前。豆乳ローションを使って一ヶ月。
確かに体毛が生える速度は遅くなってるようだが、生えなくなるとか、薄くなるところまではいかない。

チッ!!

でも気づいた事がある。肌がすっごくきれいになるのだ!!
まあ、男の僕が上半身の肌をきれいにしたところで、しょうがないのだけど、胸に、そこそこボリュームある女子のみんな!!

豆乳ローションつくって、毎晩お風呂の後に上半身に塗ろう!!

彼氏が感激すること間違いなし!!

自分で上半身触れてみると、そのスベスベぶりは恐ろしい程!!

凄いぜ俺肌!!

まあ、3~4日すると毛が生えてきて、ジョリジョリの胸板になってしまうんですけど(-_-)


そんなことはどうでもいい!!

入院当日。受付をすませた僕は、病室に案内された。

するとすぐ看護婦さんがやってきた。

「病棟婦長のXXでございます」
年の頃20代後半。若干おっとりした雰囲気の素敵な婦長さんだ。

ついてるぜオレ!!

「4月なので、新人の看護士が多くなっています。何かございましたら遠慮なく私の方におっしゃってくださいね」

前言撤回・・・・ついてなかった。

これはすっごく遠回しに「新人さんが多くて、不必要に注射が痛かったりするけど、耐えてくださいね。で、もし耐えられなかったら、私に文句いってくださいね」ってことだ。

「すぐに担当看護婦がきますから」そういうと婦長さんは出て行った。

20分後。担当看護婦さんがきてくれ、事前に記入していた書類をもとに、カウンセリングがおこなわれた。今飲んでる薬は?アレルギーはありますか?嫌いなものは?万が一の時、延命拒否はしますか?等々だ。

僕は一カ所だけ、明確に意志を示した

「尿道カテーテルいれると思いますが、できれば手術室で麻酔をかけてからに。意識あるとき入れられると痛いので。で、抜くときは病室になると思いますが、どうか、尿道カテーテル抜いてン年という、ベテラン看護師さんをお願いします。尿道カテーテル抜きのプロです。若い看護婦さんに「よし!!」とか決意表明されてから抜かれても恥ずかしいんで」

看護婦さんにウケた。

「恥ずかしい目にあったんですか?」と優しく尋ねる看護婦さん。
「いや、恥ずかしいってほどでは、一昨年耳下腺腫瘍の手術の後ですけど」
「こちらの病院ですか?」
「ええ、4階の外科病棟ですが」
「まあ、それは申し訳ありませんでした」

感動した。なんて素敵な看護婦さんなんだ!!言いたい!!君は僕のナイチンゲールだと!!

「これからの予定ですけど、まず、動脈からの採血をおこないます。食事は普通にしていただいて、夜寝る前に睡眠薬と下剤を処方します。下剤はスロータイプのものなので、いきなり激しい下痢がおこることはありませんから。翌日は朝から絶食していただきます。点滴をいれるので水分が不足するというような事はありません。手術は午後二時半から予定してますが、その前に別の手術がありますので、場合によっては遅れる事も。午前中に浣腸をお願いすることになります。また、手術前に少し眠くなるお薬を処方するかもしれませんが、それは後ほど来る麻酔医とご相談ください。手術の翌日にはカテーテルは抜けると思います。同時にもう一度採血させていただきますんで。何かおききになりたいことございますか?」

ないです。完璧です。あ、いや一つありました

「あの~ テイモウとか体毛の処理は必要ですか?」

「内視鏡なので必要ありませんよ(^-^)」

よかった!!自宅でテイモウしてなくって!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくすると、今度は白衣を着た女性がきた。

「病棟を管理している医師の00です。麻酔医と問診の担当医はきましたか?」

さっきまでの、ラッキーウキウキな気分が消えた。ちょっと肩肘はったタイプだ。まあ、女性で外科医ならしょうがないけど。

「いいえ、まだです」
「採血は?」
「いいえ。まだです」
「じゃあ、すましちゃいますので、ちょっとまってください」

数分後、女医は、これはあきらかに今月から勤務したと思える若い看護婦をつれて、戻ってきた。

「じゃあ採血しますからねえ」と女医。

僕は腕まくりをした。

それを見て、女医はいった。

「ズボンをおろしてください」

はあ?

ついてきた若い看護婦がいった。

「おズボンおろしましょうね」


(-_-) (-_-) (-_-) 


おいっ!!なんで採血するのに、ズボンおろすんだよっ!!


「鼠蹊部の動脈から採血しますので。ズボンおろしてください」


鼠蹊部か・・・・

僕はズボンをおろして病室のベットに横たわった。

再び女医さんがいった。

「パンツもおろして下さい」


なんでやねん(>_<)

僕のパンツはパタゴニアのシルクウエイトボクサーだぞ?

鼠蹊部なら、パンツおろさなくてもできるだろっ!!

っていうか、ここは外科だろ?なんで女医なんだよっ!!


いや、外科で女医でもかまわないけど、こういう場合病棟管理してる偉い女医さまではなくて、見習いのインターンの男性医師がいるだろ?


いや、それより何より、そこに立ってる、何もしない新人看護婦!!


俺の股間をじっとみてるんじゃねえ~よっ!!

「おパンツおろしましょうね」

てめ~!!いくら今月から看護婦になったからって、何でもかんでも「お」をつけりゃあいいってもんじゃ、ね~んだよ!!俺が常識教えてやる!!人におパンツ脱ぐこと頼む時には、まず、自分から先におパンツ脱ぐんだ!!わかったかこの新人看護婦め!!


「パンツおろしてください。採血しますから。痛いかもしれませんが」


僕は要求に素直に従うことにした。


医者が不必要なまでに採血において「痛い」を強調するとき。それは「オレサマを不愉快にさせると、必要以上に痛い思いさせるぞっ!!」って意味だ。


この場合、採血する場所が場所だけに、要求されたら「アラーエクバル!!」だろうが「NO!!KOIZUMI」だろうが言わなければならない。


もちろんパンツだっておろさねばならない。


僕は弱い立場なのだ。命は保証されていたが。


僕は女の子みたいに、ベットの上で腰をもちあげるとパンツをおろした。


大事なおいなりさんの付け根のすぐ近くにチクリと針のつきささる感触が・・・・


「痛いですか」と女医。

「(痛いですよココロが)いいえ。大丈夫です」と僕。


僕と女医はお互いに視線を合わせるとにっこりとほほえみあった。

ベットの上で股間をさらけ出す男と、その男の股間に採血用の注射器を突き刺し、血を抜き取る女


この一見、ほのぼのとした病室の風景の裏では、当然のごとく、殺伐とした双方の思いが、激しく飛び交っていた。

「この腐れ患者があ~ 言われたとおり、とっととパンツぬぎゃあいいものを~」

「この腐れ女医!!絶対殺す!!マジ殺す!!元気になったらいびり殺してやるからなあ~」

採血が三本目になっても、僕等はお互いほほえみあったままだ。


だが、殺意はすでに飛び交っていない

「この患者・・・できる!!下手に扱って病院にクレームかけられたらまずい!!」

「この女医・・・できる!!下手に逆らって入院中おかゆ地獄にされたらたまらん!!」

すべての採血が終わったとき、僕等の間には無言の紳士協定が結ばれていた。


「しばらくの間、おさえててくださいね。痛くありませんでした?」と女医。
「ええ、さすがは病棟管理の先生。とってもお上手ですね」と僕。

「それじゃあ失礼します。」女医は丁寧にお辞儀すると看護婦を引き連れ出て行った。
「どうもありがとうございます」僕も至極丁寧に返事をして送り出した。

それから10分後。またしても白衣を着た女医さんが部屋にやってきた。

だが、さっきとは違う!!かわいい!!すっごくかわいい!!外科医師であることが信じられないほどかわいい!!なんだこいつ?何者なんだ?!どっきり企画のアイドルタレントじゃねーだろうな?

「担当医師の△△です。はじめまして」

超ラッキーだぜオレ!!神田明神にお祓いってきておいて良かったぜオレ!!


だが彼女の手には採血セットが・・・・・


「それじゃあ、採血しましょうね。おズボンと下着をおろしてください」

もうすんでますよ。先生(-_-;)

「あ、そうでしたか、ごめんなさい。何人も医師がいるんで重複しちゃうことが・・」

いいですよ。別に。先生になら、いつでもおズボンも、おパンツもおろしますよ。

その手にもってる採血セットがなければの話ですが・・・


(To be continue)

NEXT そして想像を絶する浣腸の時が!!「聖なる病院の悪魔系M調教(その3)」

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